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ドーパミン沼へ行こう

関心の止まらない事って何ですか?乗り物だったり、文学だったり、コナンだったり、可愛い小物かも知れませんね。

ずっと関心を寄せちゃうものって、貴方にとって何でしょうか?

僕が会ったことある人について、少しだけ考えてみます。ぱっと思いつくのは、アウトドア男と、アニメ男です。長くしたくないから超簡潔に紹介します。

アウトドア男は僕の同級生のことなのですが、彼曰く、シンプルに外にいたいらしいです。癒しだそうです。とにかく外で生きることを楽しんでいる。キャンプグッズも沢山持っているし、詳しい。彼から出る意欲というか、その欲求はとても真っ直ぐで、なんでそんなにシンプルに好きなのか分からないのです。僕も外は好きですが、外にこだわりは無いのです。

もう1人は、以前オフ会で会ったおじさんです。彼はべらぼうにアニメや漫画を読んでおり、驚くべきことに、作者の生い立ちや事情についてとても詳しいのでした。作品と作者の関係を知り、考察していました。作者の人生のどの部分が、作品のどの表現に関わっているかをよく見ていました。このように、作品や表現の意味を深堀りし作者について考えることで、コンテンツをより味わい深いものとして、楽しんでいました。評論家というものを知った気がしました。

彼ら2人には共通点がありました。それは親の趣味を引き継いだということです。小さい頃からその楽しみを享受し、小さい頃からその趣味で快楽物質であるドーパミンがブシャブシャだった訳です。もう、ドーパミン獲得のケーススタディを幼い頃から繰り返しており、そこにドーパミンサイクルを見出し確立したわけです!おそらく。

幼い頃にそういった習慣を獲得するのはつまり、それを頭にプログラムすることで、その方向性と手法で快楽を獲得する術を確立するということだと思います。

まあ、これらの趣味は彼らの1つの面でしかないですが、僕はこういう確固たるアイデンティティーを持つ人を見るととても憧れます。

あなたにはありますか?

んー、僕の場合、幼い頃からプログラムされたことは何だったんでしょうか。僕のドーパミン獲得法には「知らないことを知る」が1つあります。これは裏を返せば「何にも詳しくない」ってことだと、強く思います。

では、自分は何故そうなったのか。それはもしかしたら、1つの小ジャンルに長く留まったことが無いからかもしれません。色んなことが楽しく、それぞれ3年~6年という、1区切りつく程度の時間だけ体験して来たのです。これは長いのか短いのか何とも言えませんが、少なくとも、僕はマニアになりませんでした。僕はそういう性質なのかもしれません。

そんな環境で育った僕には、親から引き継いだことはジャンルとしては無いんだと思います。おそらく親としては、色んなことに興味を持って自分で探せという教育方針だったのでしょう。

他人と比較して自分について考察しましたが、おそらくどこかにそんなことが書いてある本があるんでしょうね。「幼少期の成長過程がもたらす将来への影響」的な本でも読んでみますか。

こんな感じで、1度自分で考えるとそこに興味が湧き、その興味を本で探すという流れが、最近の僕の中にあります。そして本で出た言葉から想像が掻き立てられ、違うジャンルの本へ派生する。

これが僕のドーパミン獲得法ですね。

ドーパミンは、達成感を得ることで脳で分泌されるようです。そのため、ドーパミンを出すためには目標を達成するのが良いらしいです。とても小さな目標を刻むのがコツです。そうすると快楽物質であるドーパミンが分泌し幸せ感が出ます。それを脳が学習して次なる達成感を求めます。そうしてまた小さな目標を立てたくなっちゃう。こんなサイクルに飲み込まれればずっと幸せです。

僕の場合、実は、目標という言葉がピンと来ません。「本当に達成したいのか俺は?」となるので、普段は「何かのためになるから意味がある!」という風に考えて、目標風にして達成しています。

また、普段は読書という趣味によって、ドーパミンなのか分かりませんが、発見による喜びを得ています。もしかしたら僕は、「目標」を「何が見つけること」という風に定めているのかもしれません。目標がピンと来ない人は、こんな感じでこじつけてみるといいかもしれませんね。ぜひ、ドーパミンサイクル沼に入りましょう!

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