本を選ぶ

ここんとこ読んでいない本が、どんどん積まれている。だけど新しく買ってしまう。電子書籍も加えると、すごい数になる。

しかし「もう持っているし、足りているのに追加してしまう」ってあるなぁ、と思うのだ。

そもそも僕はギターや機材、モノをそんなに買わない。 服とかもたまにしか買わない。何ていうか、物欲があまり無い。

だけど本はよく買う。知識欲はやたらあるのだ。

読んでいない本がまだたくさんあるのに買ってしまう。読まれていない「未読本」が山のようになっている。 「積ん読」というやつだ。そして「積ん読」は増えていいく一方だ。とにかく買ってしまう。

何でだろう。

たぶん僕にとっては「いつでも読めるようにしておく」ということが重要なことなのだ。

「いつでも読める」は、読めるようにしておいて、それを読むか読まないかは自分の裁量に委ねられるという状態だ。

この贅沢に対価を払っているんだと思う。本を買っているのだけど、それはあくまで本というアイテムを通しての話だ。

選択ができる、という環境にお金を払っている。選べないと嫌だからそのシステムにお金を払っている。

「辞められない」とか「止まれない」、「言えない」という状態が好きではない。「選べない」も同様だ。行動が制限されてしまうからだ。

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