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ひとまず、相手の立場になって考えることができるかどうか。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は他者の視点を持つことをテーマに綴っていきます。

結論としては、対話の中で他者視点を持つことで円滑なコミュニケーションが図られ、チームワークを育てられるのではということです。

レベルの差はあれども、人は誰しもここのどこかでは自分の意見を通したい、自分の考えで物事を進めたいと思うものではないでしょうか。

個人の中であったり、家庭の中であったり、属している組織の中であったり様々なシチュエーションがあるでしょう。

人が多くなればなるほど、多様な意見や考え方が出てくるもの。これもまた当然のことだと思います。

自治体であれば、行政が予算や条例を提案し、議会が承認・可決することで物事が進んでいきます。

そして、行政を預かる首長や議員は市民から選挙という仕組みを通じて、正に付託を受けることになります。

今回私は、組織の中での物事の決定にあたってのプロセスについて考えてみました。

自分の部署内での意思決定、組織全体にまたがってに意思決定だとだいぶ難易度も違うでしょう。

範囲が大きければ大きいほど、関わる人も多くなり考え方もより多様になってきます。

例えば、私の職場だとだいたい部署内で係レベルでの意思決定であれば4名程度、課レベルだと10数名といったところ。組織全体となると100名を悠に超える規模になってきます。

自治体の意思決定は基本的に書類を通じてなされていきます。

大体の自治体では、総合計画というまちづくりのグランデデザインを描き、基本構想・基本計画・実施計画などで構成しています。

これを中枢に、各施策ごとの計画もたくさんあって、各々の計画の目標や指標を達成するために、個別の施策や取組みを企画・実行していくわけです。

所属の係や課単位では日頃のコミュニケーションも常に行われているので、比較的意思統一を図りやすいとこれまでの経験でも感じています。

これは、皆様の一緒でしょう。

枠が大きくなればなるほど、コミニュケーション量が減少することから、双方の利害関係が目立ってしまい、意思決定に難航する印象を持っています。

理想としては、大きな枠組みになっても小さな枠組みと同じ様なコミュニケーションを図ること。わかっていても、難しいからこそ課題と感じているのだと思います。

この課題と感じている点を良くしていこうとすると、他の立場になって考えることになるでしょう。

自らの視点を中心に考えると、自分や自分の属するチームの利益になるような結果を期待するもの。

誰しも、自らのチームの仕事量を増やしたいとは思わないでしょうし、逆に自分たちの意見や考え方を通したいと思います。

ですが、皆が自己主張だけを貫けばどうなるでしょうか。あまり良くない絵が浮かんできますね。

主張するのが悪いわけではないです。

どうすれば最も効率的かつ効果的に物事を進めていけるのか、構想や計画で掲げている目標や指標の達成に近づけていけるものか。

この視点で、対話を重ねることが最も大切なことだんだろうと考えます。

頭では理想を描けど行動は難しいものです。自分自身、できているわけでもありません。

ただ、対話する際の大事な他者視点というものを頭の片隅に置いておきたいと思っているのも事実。

チームワークを育てるためにも大事にしていきたいことです。

冒頭でも記しましたが、あらゆる場面の対話の中で他者視点を持つことで円滑なコミュニケーションを図り、チームワークを育てていきたいものです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。

わたくし新家は、地元猿払村のプロモーションに加えて、ガジェット、革製品、コーヒー、写真、カメラの事などについて記事を書いています。他にも、各種SNS運用しています。Twitter、Instagram、Voicyと取り組んでいますので、併せてチェックしてくださると嬉しいです。

新家拓朗 プロフィール


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