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滞独日記「ちいさな成功体験」

どうもこんばんは。今日はちいさな成功体験のお話です。

それもコロナ渦中で、自分自身も世界中も混乱し、あらゆることがストップして不安だった頃のこと。

救いは住居の存在でした。

ちょうどコロナがドイツでも猛威をふるいはじめた3月の初旬に引っ越したフリードリヒスハインの家は、間取りがよく、夫婦の関係で深まるほど心に残るいい住まいでした。

この住まいで引きこもりながら、できることはなんだろうと考えて思いついたのがルームツアーの撮影でした。

すると後日、意図せずして映像を観たカップルが次の入居者となったのです。

その結果オーナーも喜んでくれました。

(もちろん、お金等は頂いていません)

いま思うと、異国でコロナに遭遇しヒステリック気味になる(?)くらい不安な環境下において、入居者となった女性が「あなた達の映像を観てここに住みたいと思った。ありがとう」と言ってくれたこと、オーナーが喜んでいる姿を見た時も、純粋に嬉しかった。

あたらしい環境に飛び込んだとしても、人の役に立ち喜んでもらうことの嬉しさを、あらためて感じることができました。

このちいさな成功体験に再現性をもたせ、積み重ねていくために僕は何をすべきなのでしょうか。

コンテンツがどんな役割を担っていたかというと、映像によって家を見つけたい人と、入居してくれる人を見つけたいオーナーを繋いでいたということです。

携わるコンテンツはそのオーナーと利用したい人たちが嬉しいものかどうか?

あらゆることに問いかけながら、両者が嬉しくなるものを作っていきたいと思います。

それではまた!

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