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たまたまを導く行動

「たまたま上場できたんだよ」と語るファウンダーの御方のお話を伺うことに。そんな彼の口癖は「たまたま」だった。

 たまたま仲間が見つかった。たまたまお客様が見つかった。たまたま製品が出来上がった。たまたま資金をいただけた。たまたまメディアで取り上げてくれた。全てが「たまたま」のおかげで奇跡的にも事業を前に進めてこれたという。けれどもお話を深掘りしていくと、「たまたま」は尋常ならざる行動から生み出されていた。

 例えば彼は、人に会う度に夢を語っていたとのこと。「こんなプロダクトが出来上がったら、もっと未来は面白くなる!」「こんな課題があるから、ソリューションを届ければ誰もが喜んでくれる!」といった具合に。

 そしてまた彼は、人にお願いをすることも日常茶飯事に行っていたとのこと。「プロダクトのデザインがどうしても前に進まないので、こんなスキルを持った人を知りませんか?」「もっともっと多くのチャンスを掴みたいから、自分が出場できるピッチの機会があれば伝えてください!」といった具合に。

 彼は砂漠に埋まった一粒のダイヤを「たまたま」発掘したのではなく、夜空に輝く星以上の行動を起こしたからこそ、「たまたま」が必然的に舞い降り手にすることができたと感じずにはいられない。

 そんな彼の言葉を聞いて、自分自身の至らなさを改めて気付く。本当に死力の限りを尽くして行動を起こせているだろうかと。心躍る未来を人に伝え続けられているだろうか。恥を捨て人にお願いすることができているだろうかと。

 自分自身の今の姿に満足しないこと。自分自身の今の在り方が正解だと思い込まないこと。間違っても自分自身に慢心しないこと。立ち止まらずに動き続けた果てに「たまたま」は訪れる。No Talk, All Action!!!

 ちなみにイメージはAIが「たまたま」出力したもの。何故にこうなった。

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