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PCR検査ってなに?どんなことされるの?なんで検査件数が増えないの?

こんばんは!たくやです。

今日は予告していたPCR検査について説明したいと思います。

それでは、いってみよー!

PCR(Polymerase Chain Reaction)検査
ポリメラーゼ連鎖反応

検体(患者から採取するもの)は
・喀痰(エアロゾル発生のため危険)もしくは
鼻咽頭ぬぐい液(鼻に綿棒を突っ込んでのどをこする)←ほとんどはこれじゃないかな?

増やしたいDNA(今回はコロナ)を含む検体(上記)とプライマー(DNAにくっつくもの)を用意し、酵素の働きと温度の上げ下げにより目的DNAを増やす方法です。

その後、増えたDNAを染め出す特殊な装置に入れることで、増えたDNAを目で確認することができます。

DNAが増幅し検出される(陽性)
DNAが検出されない(陰性)

PCR検査の件数が増えない問題

検査件数があまり多くないという声が多く聞こえてくるので、答えていきます。ズバリ、検査問題の答えは「検査時間と検査する人と台数」です。

検査時間は通常の血液検査よりかなり長く、機械にかけてから約4~5時間程度(最近では1~2時間程度でできる機械が開発されている)

また、遺伝子検査は専門性の高い検査なのでそもそも遺伝子検査を行っている場所は大病院か専門の施設に限られている。(地方だと5台もないと思う)

検査できる機械を一般病院に配ったとしても、普段遺伝子検査をしていない病院がどの程度まで正確な検査ができるかというのが問題点として挙がってくると思われる。

しかも、1台当たり20検体(20人分)しか測定できないこと、1台当たり数100万円の機械であること、先に言った検査できる人が少ないということからPCRの検査数が増えないということが考えられる。

あと、知らない人も多いかもしれないが、病床数問題も大きくかかわってくる。コロナウイルスは感染力が高いため、菌を外部に排出しないよう陰圧室の病室が使用されていることが多く、中小規模の病院だと陰圧室の設備がないことや、あっても4,5部屋分しかなかったりしているため受け入れができないということも起こっている。他の病院では病棟を閉鎖してコロナ患者専用の病棟にしているところもあるらしい。検査問題・病室問題がある中で今後病院や政府がどのような対応をとっていくんでしょうか。

自宅で猫と戯れたり、紅茶を飲む首相がいていいじゃないか!STAY HOME!

以上!たくやでした(。-。)



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