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「自傷行為」との向き合い方

「自傷行為なんてかまってちゃんのパフォーマンスだろ」

先日、出先でこんな声を耳にしました。僕は自傷行為を行ったことはありませんがその人達に言いたいと思いました「貴方に何がわかる」と。

実は僕のご相談者には自傷行為を行ったことのある方が多くおられます。訴えは自傷行為そのものを治して欲しい、というものは多くありませんが、お悩みの中に自傷行為の経験があり、僕はそれに対して一緒に向き合ってきました。

今回のテーマは「自傷行為に対しての向き合い方」です。近年自傷行為を行う年齢は年々低年齢化してきており、中学生や高校生のみならず小学生でも自傷行為を行うお子さんは増加傾向にあります。二人の子供を持つ父親としてもこの事実にはいつも心を傷めています。

一体なぜ自傷を行うのか?どうすればその行為を止めることはできるのか?

今回のテーマは万人に読んで下さい、とは言いません。ただこれを読んでいただければ少なくとも「かまってちゃんのパフォーマンス」などという心のない言葉を吐く人はいなくなると思っています。実際に自傷行為に悩める方、ご家族やご友人に自傷行為を行う方がいるという方、少しでもそういう気持ちになったことがあるという方は是非読んでいただきたいと思います。僕が今まで向き合ってきた自傷行為に悩む相談者さんと、その改善への経験を交えてお話させていただきます。

また、今回の記事も僕のnoteですから読み終わった後に希望をお届けできるように書いたつもりです!

それでは早速お話を始めていきたいと思います。

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