日本人の平均寿命は毎年伸びている！というニュースを喜ばしく思いつつ、でも実はちょっぴり憂鬱な気分で観ている人っているのではないでしょうか？実は僕もその一人です。なぜかって？

「日本の平均寿命＝健康に楽しく人生を過ごせる年齢」ではない実態があるからです。男女ともに健康寿命と平均寿命にはなんと１０年近い開きがあると言われています。つまり「生きてはいるけれど寝たきりや、自分の意志で動くことができない、重篤な病気を抱えている」という状態が１０年近く続いている、ということです。いくら長生きできてもこれでは何のために生きているのかわからない、と思えるような老後を想像すると憂鬱になります。

ただ日本にお住まいの６万人を超える１００歳以上の皆さんのうち、かなりの割合の方が心も体もお元気でいらっしゃるという事実も。これは本当に素晴らしいことだと思います。近年の医療技術や栄養状況の改善により日本人の寿命は伸びているのは事実ですが、１００歳を超えても「元気で長生きしたい」「人生を楽しみたい」と前向きに感じられる高齢の皆様にお会いすると僕もパワーを貰えます。

そこで今日は幸福感たっぷりで健康、かつしっかりとした脳の回転を保持しているご長寿の皆さんに共通することを中医学だけではなく化学的な見地からも紐解いていきたいと思います。特に３０〜４０代の働き盛りで「まだ大丈夫」「元気だから平気」と考えている皆さんには必ず読んでほしい内容です。

健康長寿のための知識をぜひ手に入れて下さい！

※このnoteは2018年12月8日にアップされた同タイトルのnoteに加筆、修正を加え内容を更に充実させた完全版です。