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No.340|鉱物の祭典

2023年12月10日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.340
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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本日は東京滞在最終日。
昨日の飲み会でOさんから私が宿泊していた池袋駅の話をお伺いしました。
池袋駅東口は今や秋葉原よりも有力なオタクの街になっていると。

そこで、食べログ上位のラーメン店でラーメンを食べたのち、街をぶらぶら。
街の大きさと雑多な感じにミナミに似た印象を持ちつつ、今まで行ったことがなかったサンシャインシティの中を散策していました。

すると、昨日の勉強会でFさんがちょうどお話されていた「第32回東京ミネラルショー2023」に奇跡的に遭遇。
せっかくですので、覗いてきました。


このミネラルショーというのは、簡単に言うと、鉱物や石の販売イベント。
3フロアに分かれていて、500社が出展している日本でも有数の規模。

様々なイベントがあるものですが、何がすごいって、全体的に胡散臭い感じが半端ない。
販売している人は、携帯触っている海外の人や売り物を見ているお客に接客せずにぼーっとしている爺さんなど。
何より、段ボールの切れ端に値段が書かれていたり、値付けの根拠が怪しいものが販売されていたり、かなりカオス感満載でした。

しかも、業界特有のことなんでしょう。
石(商品力)に対してフューチャーしているため、売り方(販売力)に対してはお粗末な店舗が多かったんです。


農産物で例えると、わかりやすいかもしれません。

・野菜の種(何もしていない素材のままの石)を販売している店舗:5割
・野菜(素材を加工した石や宝石)を販売している店舗:4割
・野菜のピクルス(指輪やネックレス)を販売している店舗:1割未満
・芋ほり体験(石を専門の機械で砕く体験)をしている店舗:数店舗
・その他:1割未満

のような感じです。
したがって、種を販売している店舗が多いので、「ピクルス専門店を出しつつ最終的に6次産業化しようぜ」という戦略で少なくともこのイベントでは勝ちきれそうな気がしました。


Fさんが勉強会でおっしゃっていたことですが、他業種のやり方を取り入れる(模倣する)だけで大きく成功できそうな領域だと感じます。

仕入れの目利きは確かに必要のようです。
偽物も多いため。

しかし、仕入れさえクリアすれば、何とかなりそうな気も。

上述したように石を値付けしておいているだけの店舗が多く、さながら海外の露店のような感じなんですよね。


おそらく、Fさんからこのイベントをお伺いしていなければ、単なる石のイベントくらいにしか思わなかったでしょうし、補助線を引いてみるだけで見方が大きく変わるんだなというのを体感しました。

見る人が見れば至るところにビジネスチャンスが潜んでいるといわれますが、今回その一端を感じることができました。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「完璧主義より完了主義」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

・わかる人にしかわからないという視点が存在する。自分だけの視点ではなく、そうしたわかる人の視点で見た場合の世界観を追体験することでそうした視点で物事を見れるようになる。

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