見出し画像

加圧トレーニング

こんにちは!

たまるやでも取り入れている加圧トレーニングについて説明します。
当院ではトレーニングはもちろん怪我の治癒治療にも使用しています。

加圧と聞くと、血を止めるんじゃないの?ムキムキになるんじゃないの?など疑問が浮かぶと思います、そのことにもしっかり説明していきます!

加圧トレーニングとは?

加圧トレーニングとは腕や足に専用のベルトを巻き
適切に血流を制限した状態で行うトレーニングです。
血を止めるわけではありません。

適切に血流を制限することで、ベルトを閉めた先に血液が滞留していきます。
溜まった血液は行き場をなくし、今まで使われていなかった血管にも流れるようになります。
この作用はベルトを外した後も持続し、老廃物を流し代謝を上げます。

高負荷で行うトレーニングと同じ作用

末端にまで血流が溜まった状態を「プーリング」といい、
これによって軽い負荷で行ったトレーニングが高負荷で行ったトレーニングと同様の効果をもたらすようになるのです!

なので、高強度の負荷をかけるリスクはありませんし、関節への負荷もなし、トレーニング時間の短縮にもなります!
基礎疾患のある方や高齢者の方でも筋力をつけることができます。

成長ホルモンの分泌

低酸素状態になった血液内では乳酸が発生します。
それによって脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌されます。
トレーニング15分後くらいに分泌がピークとなります。

成長ホルモンの作用

・骨の成長・発達を促す、骨量を維持する
・筋肉を成長させる
・血糖値を正常に保つ
・脂肪燃焼を促進させる
・記憶力を高める
・アンチエイジング

などの効果があるため、怪我の治療でも使用しています。
骨折や捻挫、肉離れの際にも成長ホルモンによって組織の修復が早まります。
高齢者のリハビリにも使用できます!


遅筋速筋どちらも鍛えられる

人の体には、「遅筋」と「速筋」があります。

【遅筋】
 鍛えても太くならない
 持久力を発揮するために働く筋肉
 歩行などの小さな負荷で動き出す
 鍛えるには長時間のトレーニングが必要
 体内の酸素をエネルギー源とする
【速筋】
 鍛えると太くなる
 瞬発力を発揮するために働く筋肉 
 とても大きな負荷がかからなければ、動かない
 すぐに疲労するので、長時間のトレーニングが難しい
 体内の糖をエネルギー源とする

通常、トレーニングでどちらも同時に鍛えることはできません。

加圧トレーニングにより乳酸が溜まることによって、脳が重い負荷だと錯覚し「速筋」が鍛えられます。
しかし、実際には軽い負荷で行っているので繰り返しの運動が可能となり「遅筋」も鍛えられます。

加圧トレーニングは一石二鳥といえます!


たまるやでは国家資格を有したスタッフが指導を行いますので、
安心安全にトレーニングを行うことができます

気になった方はぜひ一度お問い合わせください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?