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今月読んだ本…1月

あなたは、どんな本を読みますか?
小説?ビジネス書?自己啓発書?漫画?

…わたしの本棚、見てみませんか。
検索履歴を見られるくらい恥ずかしいけど公開してみます。やー


見えないものを見る力|谷川祐基

図書館ぷらぷらしてて発見。
「数学」から抽象化について考えるきっかけをもらいました。
ここの投稿では触れなかったけど、

論理性は最後の止めに使うものなんや」

がじわじわ響いています。

ピタゴラスの定理という仮説を証明するために、論理性を用いる
出てくるのは最後なんですって。似たような話がアート思考の文脈にもありましたね。論理性は使いどころが大切。

で、論理性はあくまで証明するための手段なんですね。

使いどころと使い方をミスると「正論」と揶揄されるんですわ。。まじで気を付けよ…

新入社員研修とかでは散々ロジカルシンキングとかクリティカルシンキングとかを一丁目一番地のようにやったけど、、、使いどころまでは習ってなかったよ。気を付けよう。


賢さをつくる

予約してて届いた本。何がきっかけで予約したかはすっかり忘れた。(そんなんばっかり)こちらも、具体と抽象を行きする系でした。先に↑の「見えないものを見る力」を読んでいたので併せて読むと理解が深まりました。

あ、同じ著者だわ!どおりで主張が似ているわけだ~!←


スマホ時代の哲学|谷川嘉浩

たしか、荒木マスターのvoicyで知った本。「孤独」というキーワードにひっかかってね。

というのも、新規事業提案のテーマとして「母親たちの孤独感解消」をかかげているからなんです。課題の構造を整理するヒントになりそうな気がして購入しましたとさ。

著者と対話してるような感覚で書かれているので取っつきやすいです。とはいえ、哲学的部分に入ったとたん自分の理解力の浅さに絶望します。気を抜くと置いていかれるので何度も同じところを読み返し…😂

最初こそ「この人、成人発達理論でいう自己変容段階だ(ほぼ仙人)」とかいう薄っぺらい感想しか抱けなかったものの、期中は著者に何度もはしごを外され、読了後はボロボロになりました。(被害妄想)

刺さった論点↓

  • 自力思考が生み出すのは平凡なアウトプット

  • 自分の中に多様な他者を住まわせる

  • スマホが寂しさを加速させる

  • 寂しいとき、関心のスポットライトは自分

本題の「孤独」に入る前の考える力のところでも響きました。グラレコチャレンジ!↓

セクハラおじさんをどう描けばいいのか‥‥


せっかく時間をかけて考えたのに、平凡なアウトプットになってしまう理由。それは…自分の頭で考えたものだから。…グサっ🔪


流行りの「自分の頭で考える」は自分の頭で何も考えない人に向けた警句であって、自分の頭で考えられるようになったらばまた別の注意点があるってことのようです。

一生懸命に考えれば本質に近づく・・・はウソ。じゃあどうしたら本質に近づくのかというと…専門家から知識と想像力を学んで、その専門家の頭を借りて考えるといいらしい。

著者は「自分の中に他人を住ませる」と表現してたこれ、やはり、自己変容段階じゃない?自分の一つのフィルターだけで考えるんじゃなくて、いろんなフィルターを使い分けて(時には併用して)考える。

「あの人だったらどう考えるんだろう?」と想像力を膨らませて考えたいですよね。そのためにも、読書は続けたいなと思いました。

筆者がスキしてくれた奇跡の記事はこちら↓


新時代の話す力|緒方憲太郎

voicyヘビーユーザーなら誰しも知っているだであろう、社長が出した本ですよ。しょうがないもん、読みますよ。(何様)

まんまと影響を受けて、一週間自分の話を録音してみました。
めちゃくちゃ良かったので、話し方に課題を感じてる人は、騙されたと思って自分の話を録音してみてほしいです。


夫の言い分、妻の言い分


新規事業提案の社内審査が近いので、パートナーシップものを選書してました。

…まずは、パジャマをかわいいものに買い替え←
ダルダルのスウェットは即ゴミ箱に。こういうところからですかね、まずは。とはいえ、なんか「恋人同士でい続けよう」論調が強くてなんだかしっくりこない⤵

もう一冊パートナーシップモノを読んだのですが、こちらも同じような感じ。(コメント雑w)
そもそもさ、パートナーシップ系の本て翻訳本ばっかりじゃないですか?日本人が日本人のために書いた夫婦パートナーシップ本ってめちゃくちゃ少ないような気がする。タブーな話題なのだろうか?


女帝 小池百合子

我らが東京都のリーダー、ゆりこ。
第二子の保育料を無償化してくれるとあって、子育て世代には興味を持たずにはいられない存在だよね。たとえ統一地方選に向けた票集めだろうが何だろうが、別にいいです。子育て世代にとって良いニュースならば。現金よ~

著者曰く、幼少期から自分の物語を作るのに長けていた小池氏。基本的には彼女への批判。学歴詐称問題をメインに彼女の過去を暴いています。が、残念ながら別の本に興味が移ってしまい途中でグッバイ。

ただ、「あとがき」には刺さるものがありました。

ノンフィクション作家には、常に二つの罪を背負うという。ひとつは書くことの罪である。もうひとつは書かぬことの罪である。


だったら哲学があるじゃない!

哲学ブームということで図書館で入手。
お悩み別に12人の哲学者がコメント返ししてくれてる本でした。ゆえ、さらりと読める。んですが、新聞のお悩み相談的な感じで全く記憶に残らない。。さらりと読めちゃう本って、その分大切な何かを失ってる気がしませんか。きっと、大切な何かとは、知識と想像力。(「スマホ時代の哲学」に影響されすぎ←)



以上、1月に読んだ本でしたー!

おしまい

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