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コーヒーを飲まない「牛乳」を飲まない的な話

健康の為には死ねる

という話は笑い話,よく聞く。

健康に配慮した生活がストレスフルで,かえって不健康になるという笑い話。あり得る話である。


しかしながら,かく言うわたしも,そういう思想に割と共感できるタイプである。


アセスルファム,アスパルテームやスクラロースなんかの人工甘味料は避けるし,基本的には砂糖も採らないようにしている。買い物のときは食材を手に取ってくるっと後ろを向けて成分表を見る。保存料,Ph調整剤は避ける対象だし,アミノ酸やらの化学調味料が入っていたら原則買わない。あと,小麦は控えようという意味で,原則パンも食べない。

自分ルールで塩だけのポテトチップス,トルティーヤは食べてよいことにしている。アミノ酸的なものが入ってたらダメ。

アルミの調理器具はつかわないし,テフロン加工のフライパンではなくて鉄の鍋をつかう。ちなみにリバーライトの鉄鍋「極」である。

家に電子レンジはない。電磁波を避けた方が良さそうという理由と,電子レンジにかけると栄養価が下がりそうだという理由からだ。


偏屈な人

そういう生活をしている人を偏屈だと思う人が多くいることは知っているし,なんならもっと偏屈に輪をかけている人も多くいる。野菜しか食べないとか。

ライフスタイルは趣向性のひとつで良し悪しだから,それを他者がとやかく言う必要はないと思う。

にもかかわらず,健康に関する習慣を妄信している人って,それに反する行動をとる人に攻撃的だったりするんですよね。


コーヒーを飲んでいてやめてお茶や水を飲むようにした人とか。


牛乳をやめて豆乳にした人とか。


そういう人の一部は,コーヒーや牛乳を悪の権化のように取り扱うし,それを飲む人を畜生の類かのように見下すし,人によっては「そんなの飲んだらからだに毒だよ豆乳にしなよ」って丁寧に自分の思想を説明しだす。


「牛乳って牛の赤ちゃんが飲むためのたんぱくしつだから,人間は上手く消化できないらしいよ。あとタモリも牛乳飲まないんだって」

らしいです。


わたしも牛乳飲んでなかったんです

15年程。そして,牛乳飲まなくなった最初の1,2年は上のようなことを人に言っちゃうようなタイプだったんです。若かったし。なんか,牛乳を飲まないこと,それ自体が特別でかっこいいって思ってたんでしょうね。新たな知識を得た高揚感と,自分は他と違うんだと言う愉悦とで。自分の思想を他人に強要するのはちがうし,幸いにも攻撃的な助言がカッコ悪いと気付けてそういうこと他人に言うのは早々にやめました。「テレビ見ないんだよね」という発言はもはや中高年しかしないというダサさが嫌なのと似てます。


で,何を言いたいかというと

「牛乳を飲んでなかった」と過去形にしたことなんですよ。

先週くらいから牛乳を飲み始めたんです。筋トレを効果的にするために。


プロテイン飲むのもなんだか手間がかかるし,牛乳でいいかなって。たんぱくしつ。15年くらい経過すると2周くらい回ってまぁいいかってなってたことに自分でびっくりしましてね。書きました。

コーヒーは,昔からばかすか飲みます。


いたって健康です。

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