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北国に住む 凸凹特性を持つ 30代の表現屋。 生まれつき身体が弱く、虚弱だけど。それ…

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北国に住む 凸凹特性を持つ 30代の表現屋。 生まれつき身体が弱く、虚弱だけど。それなりに生きてる。そんな日常で思ったことなどを描いていきたいです。

最近の記事

アイ・アム・ミー。

朝起きて、鼻先が冷たくない。まだまだ雪はあるけど地面が見えてきた北国。春の足音と、もう少しいるぞ!と今年はなかなか立ち去ってくれない冬が行ったり来たりしていて不安定な気候が続いている。 4月2日、自閉症啓発デーも近くなってきた。 自閉症啓発デー、札幌会場に初めて行ったのが2015年。もう9年前になる。 行き始めたばかりの当事者会の方に教えて貰い行った。 この頃は、ガリガリに痩せていて会場に行くのが精一杯。パートナー(今のオット)に支えてもらい、会場に行った。 発達障害を知る

    • ゆっくり漕ぎ出す。

      このまま沈んでしまえば 動けなくなるだろうな。ってぐらい 辛い状況を体感する日が時々ある この一線を下回ったら 今やっていることはできなくなるし動けなくなる そしたらこの3ヶ月が台無しになる。 そうならないために、足を踏ん張っている 心が弱ると 白か,黒か。の白黒思考が強くなる 良いか悪いか そんなことばかりじゃなくて 斜めも真ん中も上も下も探せば自分なりの答えなんてたくさんあるのに わかってるのにわかれない。 友人が、大きく自分のために動いてくれた それが背中を押してく

      • 今日も誰かが生まれた日。

        あんなに毎日毎日暑かったのに。涼しくなった北国。すっかり秋の初めです。 私の好きな野葡萄も、これから色味つくでしょう。 楽しみです。 昨年賞を頂いた関係で,東京のアートパラ深川にまとまった枚数の展示をさせてもらえることになり東京に7枚の絵を送りました。 アートパラ深川の期間が10月14日から10月22日までの9日間。 今年は、私の誕生日(と、結婚記念日)からのスタートでもはや誕生日プレゼントをもらった気分になっています。 作品たちが、私の代わり中いろんな人に会ってくれること

        • さよならブラジャー

          昨日、ふと思った。 体や心のバランスや捉え方が変わって 一年とちょっとなんだ。と 凄く濃い一年ちょっとで、オットーに話したら「一昨年じゃない?」と言われたぐらいだ 前から、体を締め付けるものは得意ではなかったが、なんとかはなっていた だけど、昨年、長年の無理が祟ったのか ブラをつけれなくなった。 自分が赤ちゃんの時に肺の病気になり、ちいさな体にドレーンをいれた。 当時の技術では、肋骨の間にドレーンが入らなかったら肋骨を切るかもしれないという案もあったようだけど、ギリギリ肋骨

        アイ・アム・ミー。

          あなたはファッションモンスター(褒め言葉)

          雲の流れが早く変わっていくのは早朝。前に読んだ小説に書いてあって、興味に任せて「雲の図鑑」なるものを買ったものの、雲の形と図鑑に乗ってる雲を照らし合わせる作業は上手く出来なかった。あの雲の図鑑どこにやったかしら。とぼんやりと、空を見る。 最近、人の老いを色濃く感じる時がある。 若い時に自分が支えてもらったり、甘やかしてもらったり、沢山の学びをくれた人生の先輩も歳をとっていく 自分の意思とは裏腹に、柔軟さが失われていく印象がある。その柔軟さに私は救われてきただけに、ああ、歳を

          あなたはファッションモンスター(褒め言葉)

          発芽の時。

          自分の表現が受け取ってもらえることっていいなぁ。と自転車に乗りながらふと思った。 育成歴がグレー(ブラック寄りのグレー)な私。 親との関係を切って、生きるようになってまだ数年。 自分の感覚を隠さず育てることをし始めてはまだ一年程だ。 自分がどれだけ動物的かよくわかる。 最近、部屋にいるときは目を閉じることが多くなった。簡単な動作,ストレッチ、お風呂で体を洗うなど,目を閉じて、感覚や呼吸に気を向けた方が心地よいなと気がついた。 無意識に疲れを癒してるのかもしれない。 ○●

          発芽の時。

          青いヒカリ

          4月2日は世界が定める自閉症啓発デーです。テーマカラーは青。 私はも何年か関わってきましたが、コロナ禍に入って関われなくなりました。 私が発達障害と診断されたのが16年前。 当時は情報がほんとに少なく、診断された時、自分が何者か分からなくて呆然としたものです。 それから何年かして 当事者会を通じて、自閉症啓発デーというイベントがあると知り、ダンさん(当時まだ彼氏)に付き添いを頼んで会場に行きました。 今でこそふっくらボディの私ですが、当時は不健康真っ只中で、39キロほどし

          青いヒカリ

          ねんどと私。

          この前、久しぶりにバスに乗って、随分長くお世話になってるコミニティカフェに行った。 新年、「ねんどでシマエナガを作る」ワークショップに誘っていただき その日にならないと体調がわからないこと込でokを貰って、その日は動けたので安心した。 講師の方がきて教えて下さるということで 大丈夫かな。ちゃんと「習う」ができるかな と、若干の不安があった。 ある程度コツを教えてくれてあとは自由に!みたいな指導ならそんなに不安もないが はい。1から、2です。次は3ですね。的なやつは、飽きちゃ

          ねんどと私。

          つらつらと。

          noteを書くのは随分久しぶりだ。 正確に言うと、投稿すること。かな。 時々書いては、やめてしまい保存して終わるを繰り返していた。 今年の初めに、ちょっと色々あってから、自分の想いを文字にして残すことに臆病になった。 言葉が足りなくて伝えたいことを伝えられないのは怖いな…と。 ○●○●○ 春先から、支援機関に定期的に話を聞いて頂き、自分の中の、自分でもなんだかわからないもつれた部分を解く作業をやり続け この半年ちょっとで、自分がかなり変わったのは自分でも自覚してる。 絵を

          つらつらと。

          うまうまうま煮

          料理が好きだ。 食べたことがありイメージができる物なら、レシピがあればなんとなく作れる。 よく、ダンさんに「身体が人並みに強かったら、絶対、料理屋さんでアルバイトしてた。」といってしまう するとダンさんは、「なんとも言えない表情」になる。 結婚してしばらくに実家と距離を置き、今年の5月に実家と縁を切る。を選択した 母も父も、料理が作れる人だったけど「あれが食べたい!」ってのは今のとこない なぜなら小さな頃から手伝いポジションだった私は、好きな料理の工程や使ってる調味料が大

          うまうまうま煮

          くるくるまわる。

          一年早いもので,もう数日で紅白なことにびっくりします。 今年も、我らが洋ちゃん!こと大泉洋が司会。道民はハラハラしながら見守るでしょう。 今年は「まわる。めぐる。」そんなことを意識して生活の中に取り入れてました。 今年の初め,年明けに寒波が来て、元々弱い肺が大ダメージをうけ、2ヶ月ほどうまく動けず、肺年齢が上がってしまったことも含め落ち込んでいた。 寝る前に,「良くなるといいなぁ。」と、唱えながらの日々 (▲2021.1月半ばのイラスト) そんなしんどさを、イタリアに

          くるくるまわる。

          睡眠のこと。

          睡眠障害がある。 と、いっても、今は入眠は昔よりは全然出来るし ムズムズ足(レストレスレッグス)の薬と、足が冷えすぎないよう、寒暖差で症状が出ないように気にかけてあげれば何とかはなるぐらいにはなった。 小さい時から睡眠が浅くそれは兄も一緒で、兄は私とはまたちょっと違うタイプの睡眠障害がある。 小さな兄と私は、寝言で会話していた。と母がよく言ってた。 2人とも眠りが浅かったのだ。 睡眠外来にかかるようになり「夢を見てる状態は、ほぼ起きてる状態に近い」と教えてもらった。 2

          睡眠のこと。

          聴覚過敏と選挙

          秋の寒い雨は堪える。雨音と風の音、低気圧なんかは弱い。 私は、発達障害から来る聴覚過敏がある。 鋭く大きな音は、体に刺さるように痛く感じる。人の怒鳴り声なんかは、自分が怒られていなくても、体の芯が固まってしまうい、恐怖心だけがぐるぐる頭の中でいっぱいになり辛くなってしまったりする 良い音楽を聴いたり、自分が好きな声質の人と話すと、すごく幸せになる。 そんなふうに日々、音と共生している感覚で生きている。 音が嫌いだし、音が大好き。 タイトルにもある通り、そんな私には選挙はな

          聴覚過敏と選挙

          星めぐりの歌

          宮沢賢治の、星めぐりの歌を知っていますか。 「双子の星」や、「銀河鉄道の夜」にも出てくる歌で、星空を幻想的に表現するこの歌は、とても魅力的です。 ある時、テレビでこの歌が流れてきた時 最初は知らない歌だと思ったんだけど、歌詞は知ってる。ということがあった 私が幼稚園で歌った星めぐりの歌は。すごく暗い曲だった。 調べると、似たように「暗い曲だった気がするんだけど」と思ってた方が書いてるブログなんかあって、記憶違いじゃないことがわかった ・宮沢賢治 作詞作曲 これ、私知ら

          星めぐりの歌

          2021自閉症啓発デー

          「一人きりでも世界は回る だけどさみしい」 私が好きなOAUの、travelerの歌詞。 コロナ禍で、この感覚をよく味わっている気がする。人と物理的距離をとって生活しても、世界は回るし、日々は流れる。 だけどさみしい。 そのさみしさも、仕方がないことさ。と自分に行ってあげなくてはならず、行きようのない感情は、気持ちを細くするんじゃなかろうか。 4月2日は、自閉症啓発デー。啓発カラーは青。 国連が定めた日で、世界単位のイベントだ。 札幌でも、毎年イベントが行われ、関わっ

          2021自閉症啓発デー

          あの日が消えないように。

          洗濯物を干してる時に、ハンバートハンバートの曲を流していた。最近好きでよく聴く。 ランダムでかけていたので、ユーミンの「飛行機雲」が流れてきて、これカバーしてるんだなと思いつつ 止めようか。と思った きっと泣いちゃうな。止めようか。 でも、悲しくて泣くことは弱いわけじゃないし、時折泣いた方が前に進める気がするから 止めるのはやめた。 案の定、泣いてしまった。干してる途中のシーツで顔を拭おうとしてしまったのでそれはとどまった。 友人の訃報が入ったのは今月だった。 思え

          あの日が消えないように。