タモツの日記

社会人タモツの物語。格差社会をぶっ飛ばせ! 不得意に負けるな! フィクションと思ってく…

タモツの日記

社会人タモツの物語。格差社会をぶっ飛ばせ! 不得意に負けるな! フィクションと思ってくれると楽です フォロバ100

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僕がnoteを書く理由はそこにnoteがあるからだ

どうも、タモツです。 1週間ほどnoteを毎日書いてみた。おかげで楽しい日々を過ごさしてもらった。そろそろ固定記事も欲しくなったので、自己紹介というものを書いてみようと思う。 とはいえこのアカウントの文章はフィクションを謳っている。その意図は楽しく書くためだ。ノンフィクションに拘って表現を狭めてしまうくらいなら、部分的にはフィクションでも構わないと考えている。 もちろん文章のコアな部分は実体験に伴うものだが、そことフィクションの境界にもあえて線を引かないでおこうと思って

    • 会社の伏魔殿に凸った

      お掃除系の会社で働いている。仕事場の人数は8人。僕は最年少だ。無口で詰まらない奴で通っている。だがその実態はスパイだ。 リーダーの直接の指示で動いている。縦割り組織を破壊するために、すべてのエリアへ潜入しているというわけだ。 これまでに3つのエリアに潜入し、そこでの仕事をマスターしてきた。残りは最後、4階エリア。最後にして最難関なのである。 現担当者は、なにかと逆三角形が似合うばあさん。この仕事場で一番の古株。その三角ばあさんと僕の二人三脚での仕事が始まったわけだ。

      • そろそろ選挙ハックは止めないか?

        お掃除系の会社で働いている。与えられた職務はブルーワークなお仕事だ。単純作業を毎日。今日も明日も明後日も。とても安定した生活を送らせてもらっている。 給料は良くはないが、悪くもない。平々凡々を求める僕にとっては最高な仕事だと思っている。けれども人気はない。いつも人材不足。この話を聞くたびに給料の大幅アップに期待してしまうが、一向にその気配はやってこない。 本社のデスクワーク組はこう言う。「この仕事は誰にでもできるものではない。頭も使うしやり甲斐のある仕事だ。その魅力をアピ

        • 先輩を怒らせた

          お掃除系の会社で働いている。勤務態度は真面目だ。私語を慎み、単純作業を永遠とこなしていく。休憩時間でも喋らない。それが僕という人間だ。 最近は適応能力も手に入れた。多少のトラブルなら何事もなかったようにリカバリーしていく。大きめのトラブルでも解決策に困ることは少なくなった。 おそらくプライベートで草野球の幹事をしているからだろう。草野球チームの運営はトラブルだらけだ。予定通りに事が運ぶことの方が少ない。 試合に遅刻してくる選手。忘れ物だって多い。試合にグローブを忘れてど

        • 固定された記事

        僕がnoteを書く理由はそこにnoteがあるからだ

          あした使いたくなるプロの台車運転テクニック3選!

          お掃除系の会社で働いている。職場でのキャラは"喋らない奴"だ。それでも周りからは年下ということもあって良くしてもらっている。 だがその実態はスパイなのである。縦割り組織の改革のために動いている工作員としての一面もあるわけだ。まずは僕がすべてのエリアの仕事をマスターする。そこで得た情報を元に改革の手順を決める手はずだ。 縦割り組織のエリアは4つ。すでに2つのエリアはマスター済み。次はエリートしか踏み込めないGエリアだ。そこへの潜入が始まって1ヶ月が経った。仕事もだいぶ慣れた

          あした使いたくなるプロの台車運転テクニック3選!

          ナメック星の最長老に学ぶ「地方創生」で押さえておきたいポイント

          お掃除系の会社で働いている。給料は低いがマイカー通勤族だ。つまり田舎で暮らしている。とはいえ人口減少問題はまだまだ対岸の火事。それでも使われていなさそうな箱物を見ると不安にはなる。 僕は納税者だ。選挙にも参加している。言いたいことは言いたい。きっとハイレベルな戦略があるのだろう。高度な政治判断もあったと思う。それでも過去の遺物を見ると不安になるのだ。 釈迦に説法だとは思うが一言いわせてほしい。「勉強してください」と。いい書籍を知っている。漫画だから頭にも入りやすいだろう。

          ナメック星の最長老に学ぶ「地方創生」で押さえておきたいポイント

          勧誘されたから理詰めした

          お掃除系の会社で働いている。職場に友達はいない。僕は無口で黙々と動くロボットだ。 しかし、いい働きっぷりと評判である。仕事場で喋らないのは、なにも嫌いな人がいるからではない。むしろ、こんな僕を気にかけてくれるいい人ばかりなので、どちらかと言えば皆好きだ。 僕は喋らないのではない。喋れないのだ。そもそも僕は他人への興味が薄い。無意識では疑問も生まれてこない。これはなにも僕や他の喋らない奴に限ったことではないが、些細な話でも努力が必要なのだ。 それに加えてプライドの問題もあ

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          市街の中心で「ぱ行」を叫ぶ

          お掃除系の会社で働いている。仕事はブルーワーク。会社から期待されてるのは体力的なマンパワーだ。 チームを組んでいるのは、おばちゃん2人。20代の僕はその圧倒的なアドバンテージで”優秀”の称号を手にしている。だが、その実態は「無口なお掃除マシーン」だ。都合のいい作業比率を受け入れてくれるロボットなのだ。 でもそれでいいと思っている。僕は仕事場で喋るのは苦手だ。変に時間が余っても困ってしまう。とはいえ職場の人々が嫌いなのではない。むしろ良くしてくれているので好きだ。 けれど

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          ブレーキとクラッチを踏み間違えた

          お掃除系の会社で働いている。給料は低い。それでも実家から通っているので、お金にはそんなに困ってはいない。 通勤はチャリからの電車、からのバス、と乗り継ぐため不便だ。職場でもそんな通勤形態の者はいない。車が基本的な通勤手段となっている。そのため僕も車を買ったというわけだ。 なにを思ったのかマニュアル車を買った。とはいえマニュアル車に特段の想いれは無く、たまたま気に入った車がそうだっただけだ。後は興味本位で。 正直、乗りはじめは苦労した。交差点でのエンストは日常茶飯事。ちょ

          ブレーキとクラッチを踏み間違えた

          いたずら心が止まらない

          お掃除系の会社で働いている。役職は平社員。若いがゆえに溢れるマンパワーのおかげで、仕事場ではエースの座に君臨している。 だがその実態は無口なお掃除ロボットだ。文句や愚痴を漏らさず、疲れ知らずにひたすら働くのが僕という男。 Sエリアに続いて、次に任された仕事場は、ここCエリア。比較的体力勝負な場所。チームメイトはおばちゃん2人。もっとも僕が活躍できる場所だった。 いたずら心が止まらない。それが最近の悩みとなっている。たとえばチームメイトのおばちゃん達を助ける口実で、片っ端

          いたずら心が止まらない

          いま『宮迫ですッ!』chがおもしろい

          お掃除系の会社で働いている。役職は平社員。給料はあまり良くない。基本的には節約の日々。スマホだって格安のもの。月末にはギガが足りなくなる。そのためyoutubeはもっぱら家での楽しみだ。 game実況や芸人さんのchが僕のストライクゾーンとなっている。コアな視聴者ではないので、登録先は有名どころが多い。『宮迫ですッ!』chもそのひとつだ。 初回のご報告動画から見ている。もちろんchは登録済みだ。その流れで闇系と呼ばれているyoutuberさんの動画も見るようになった。

          いま『宮迫ですッ!』chがおもしろい

          彼女は滑って転んで気を失った

          お掃除系の会社で働いている。役職は下っ端。マンパワーが売りのモブ社員。それが僕だ。先月から新しい仕事場で働いている。異動というものをはじめて経験してみたが、特に問題なく順風な社会人生活を送れている。 新たな職場は縦割り組織だった。4つのセクションでは固定された担当者がそれぞれ配置されている。配置換えは基本的に行われない。セクションごとに作業内容も変わってくるので、同じ職場に属しながらも全ての仕事をこなせる者はいなかった。 「ここだけのはなし、タモツ君には全ての仕事場をまわ

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          ミッション、係長の意図を探れ

          お掃除系の会社に就職した。新卒入社。歳は20。いろいろと人並み以上にやらかすも、順風な社会人生活を送っている。ルーチンワークが基本の僕の仕事だが、ちょいちょいイレギュラーは起こるので落ち着かせてはくれない。 ようこそ非日常。詰まらない毎日に刺激的なエッセンスをおすそわけ。トラブルよろしく解決の過程を楽しんでくださいと。そんなイレギュラーだが、先日も発生した。 その日、大関先輩は不在となった。会社は委託業者だ。忙しい現場があれば助っ人として招集もされる。大関先輩は古巣の現場

          ミッション、係長の意図を探れ

          社員旅行で遅刻した

          お掃除系の会社就職した。通勤はチャリと電車。雨の日はバスも利用する。片道1時間30分の孤独な旅。満員電車に揺られるも独りを感じるあたり、周りの人間を人間として認識していないのだろう。人混みの中で急に知人と出くわすと驚くのも、そのためな気がする。 いつも職場には一番乗りだ。それが一番下っ端の努め。というよりも、やはり通勤時間が長い者から出社するのが世の常。職場の5人の中で断トツに通勤時間が長いのが僕だった。 そのときは徐々に迫っていた。年に一度の社員旅行。正直、行きたくない

          社員旅行で遅刻した

          まずは私と酒を呑め

          お掃除系の会社に就職した。いろいろやらかしてはいるが、順風な生活を送っている。 時間が経てば「喋らない奴」というキャラを隠すこともできなくなったが、その事実がバレたところで何も変わらないのである。むしろバレてしまった方が居心地もいい。素に近い自分でいられるのだから。 久しぶりに同期と会うことになった。会社が主催する新歓だ。委託会社だから仕事場は多数ある。そこへ散らばった同期が一同に再会するわけだ。 なにも集まるのは同期だけではない。社員のほとんどが集結するのだ。ちょっと

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          ボーリングでやらかした

          お掃除系の会社に就職した。けれども任される仕事は多岐にわたる。とある日にオーナーから上司を経由して新たな依頼が舞い込んだ。 「ちょっとタモツ君を借りてもいいかな」。ふたつ返事で了承するノッポの姉さん。僕に選択肢は無かった。なんでもオーナー会社側で懇親目的のボウリング大会が開催されるらしい。頭数を揃えるための人材も必要だったというわけだ。 「◯◯さんもいいかな」。なんですと? オーナーに聞かれたノッポの姉さんは、僕より4つ上のかわいい先輩に了承を求めた。こんなところで発露さ

          ボーリングでやらかした