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現役時代涙を流した夏合宿

どうもこんにちは!たむじょーと申します!
本日は、僕が現役時代の時の夏合宿の記事を書いていきたいと思います。

大学生と言えば、夏休みですよね!!
旅行、ライブ観戦、祭りなどたくさん楽しい事がありますよね!
しかし大学駅伝部の夏休みはやはり一味違います笑
なんと、夏休みに僕の大学は超過酷な夏合宿が3回あるんです!笑
どれくらい過酷かと言うと、この明るい僕が走ってる時に辛すぎて泣いてしまうほどです笑
※でも、この合宿は自分が強くなる最高の期間なので全力で練習します。
前置きはさておき、本日は僕が4年生の時の夏休み計3回の合宿について伝えられる範囲で皆さんに共有したいと思います。

      一次合宿

最初は帰省期間が終わった直後に群馬県の万座という地で行われます!
万座は温泉でも有名な観光スポットで観光客も温泉巡りで訪れる人が多いです。
夏の暑さを凌ぐために夏合宿は基本的に涼しい場所で行われます。万座の標高は約1800mあるので朝は8月にもかかわらず、ウインドブレーカーを羽織ります。
人数は選抜なので約20名程で行います。

そこでの練習は脚作りのためひたすら距離を踏む練習になります。具体的な練習メニューは言えませんが、30キロ走などを行い標高が高く低酸素なのでかなりのトレーニングになります。
しかし、そこで悲劇が起こります!!
どんな悲劇かと言うと帰省期間でそこまで追い込んだ練習はしていなかったせいか、ほとんどメニューがこなせませんでした。。
標高が高くただでさえ辛いのに練習もこなす事ができず、次の日を迎えるのが恐怖でした。。
その時の心境は「明日はどうなるんだろう、来て欲しくない。」と不安で仕方なかったです。

その思いを抱いていたのは僕だけではなく、同期の仲間も同じく辛い思いをしていました。それだけ練習が辛かったのですが4年目ということもあり、この万座が1番辛いということは理解していました。
これを乗り越えれば強くなれる!!と仲間達と励まし合ったり、唯一の楽しみである食事や、温泉で疲労回復に努め乗り越えることができました。
※最後は笑顔で同期と撮った写真

      二次合宿

2回目は新潟県の妙高高原という地で行われます。この地は多くの大学生や高校生が練習していてかなり有名な合宿スポットです。
標高は800〜1000mくらいで万座よりは低くなります。
この合宿は部員全員で行われるのでかなりの大人数になります。高校生も同じ宿舎に宿泊していたので温泉が激混みで大変でした!笑

そこでの練習はもう一度脚作りのためかなり距離を踏みます。
全員ということでペースはそれほど上げることはなくみんなで練習をこなそうという趣旨ですがポイント練習は分けて行われます。

そこでもまた悲劇が起こります!!
一次合宿で苦しい思いはしたものの疲れが全く抜けずに二次合宿を迎えたので、かなり苦しみました。前までこなせていた練習を自分だけが離れたり、4年生なのに引っ張ることもできずチームにも迷惑をかけてしまいました。
それが本当に辛くて帰り道を1人でジョグで帰っている時は悔しくて涙が出るくらいでした。
ジョグで宿舎に帰りみんなと合流すると最後にトマト🍅を食べて戻るのですが、そのトマトの味は今でも忘れません。
ここのトマトはフルーツのように甘くて、辛い練習の後に喉も乾いていて食べるトマトは今までにないくらいの絶品でした!!
仲間達と「今日も乗り切ったな〜!明日も頑張るか!!」と会話を交わしながら、自分も笑顔になり、なんとか乗り越えられました!!

そこでは実は妙高駅伝という大会にも参加しました。もちろん練習の一環として出場したのですが久々の駅伝ということで緊張しました!笑確か僕の大学は5チームほど出場したのですが仲間に恵まれて、全体で優勝する事が出来ました!!
区間は2番で負けてしまい、悔しい思いはありましたが同期や後輩に助けてもらい本当に感謝です!!
※後輩と5区6区で襷リレー

※同じチームのメンバーと記念撮影

      三次合宿

3回目は北海道の士別という地で行われます。この地は高校生、大学生、実業団選手まで訪れる有名な合宿地です!
標高は高くないですが北海道の空気はさらっと爽やかでとても涼しい環境でした!
この合宿は選抜なので約20名程で行われ、最後の合宿ということで距離を踏むことよりも"質"にこだわって練習します。

この合宿ではなんと!!
一次合宿、二次合宿で辛い思いをしたおかげで全て練習をこなす事ができました!!
もちろん質にこだわっているので甘い練習ではありませんが、練習を引っ張る事もできました。ここで初めて4年生の仕事をする事ができたと感じた瞬間でした!!
※先頭を同期と引っ張るたむじょー

士別のご飯はとても美味しくて練習終わりに仲間と「今日は〜でしょ!いや〜じゃね?」とか予想してました!笑
やはり全ての合宿で感じましたが、練習後みんなで食べるご飯の時間が1番楽しいと感じました!!

そこで最後に悲劇が!?!?
帰りのバスが僕だけ別のバスで帰ることになりました!笑
しかもそのバスが中央学院大学さんのバスに乗って帰りました!笑笑
前代未聞じゃないでしょうか?笑
やらかして怒られてその事態になった訳ではないのでご心配なく。。笑
そこには知り合いや高校の後輩がいたので楽しく帰宅する事ができました!川崎監督にもお世話になりました。ありがとう〜ありが…
ではなく本当にありがとうございました。

余談ですが僕が小学校の時に箱根駅伝ランナーが実際に来るということで中央学院大学さんの選手が訪れました。
その時にリレー対決したのを今でも覚えております!憧れの箱根ランナーは本当にカッコ良かったです!!
後輩とともに中央学院大学さん応援しています!
※中央学院大学さんと写真撮影
僕が踏んでくれと頼みました。寝過ぎじゃね?

※少し生意気な後輩のピン写真

       最後に

一次から三次まで様々な出来事がありました。
文では伝えられない面も多くありますが自分が成長できた夏合宿でした!
こんな辛い夏合宿を超えたからこそ、自信がつき秋シーズンに5000m、10000mの自己ベストを出す事ができました!

最近よく言われることがあります。
「たむじょーは才能あって凄い選手なんだ」
これを聞いた時全然違うと思うとともに、苦しい思いもたくさんしてきました。
長距離は才能よりも努力だと思っているので、最後に結果を残すのは苦しんで努力した人なのかなと思います。
何度も言いますが本当に辛かった夏合宿。
しかしこれを乗り越えたから結果もついて来ました。全ての人がそうなるかと言われたらYESとは言えませんが、いつか結果が出る日が来るはずです!
それを僕自身が体験できたので、この記事を書いて少しでも多くの人に自分の思いを伝えたいと思いました!!

なかなか赤裸々に語る事ができない夏合宿いかがでしたか?
皆さんも日常生活において辛い事、大変な事たくさんあると思いますが、それを良いベクトルに考えていければ少しばかり良い変化があると思います。
僕もこれからこの夏合宿のように一生懸命頑張るのでこの記事を最後まで読んでくださった皆様も一緒に頑張りましょう!!

という訳で読んでくれて
ありがとう〜!ありがとう〜!
次回もよろしくー!

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