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【116区】撮影者ダイエット日記#39ケニア•イテンで感じた事

ケニア、イテンで感じた事

ランナーの聖地イテンに田中希実選手の合宿の取材と帯同で行ってきました。

とにかく、一言で言うと今までの人生経験の中でトップクラスにエキサイティングな経験をする事ができました。

イテンでの練習や生活については、これからアップロードされる動画を是非見て頂きたいので、あえてその点については今回のnoteで記載しません。
今後上がる動画を通じて全てを皆さんに表現したいと思います。是非楽しみにしていてください。

さて、今回のnoteで私が伝えたいのはイテンの人の優しさと現状です。

前回のnoteでアフリカというのは自分にとって未知の領域で、卒業旅行でもアフリカに行こうとは思わなかったと記載しましたが、今回の合宿を通してその価値観が180度変わりました。

というのも、どうしてもアフリカは犯罪や病気が怖いとか、行く前にはそういう事を考えてしまって中々踏み出す事ができない領域だと思います。
自分も同じでした。

まず、前提として日本もそうですが危ない場所に行くと危険な目に遭うのは当たり前です。

もちろん、アフリカでも犯罪が多発している都市や箇所は多々あります。

最初からアフリカの人は何か危険。
貧困だから、窃盗などがある。
もちろん日本より気をつけるには越した事はないです。

しかし、そのアフリカ=危ないというステレオタイプが邪魔をして今回であればイテンに住んでいる人まで先入観で危ないと思ってしまっている方ももしかしたらいるかもしれません。

結論から言うと、僕が滞在した5日間は、イテンの人々はみんな良い人でした。

特にそれを象徴する出来事として、田中選手の朝練習の追走で自転車で砂利道を漕いでいたのですが、道がキツすぎるのと標高が高すぎて集団からはぐれてしまい何も目印がない田舎道でWi-Fiもなく完全に道に迷ってしまいました。
更にひたすら間違った方向にチャリを漕いでしまっていた。

正直、その時終わったと思ったと同時に、何か今まで感じたことの無い生命力が働き、パニックになっていましたがめちゃくちゃワクワクしていました。

1日目のナイロビにて空港スタッフに賄賂を要求されて荷物を取られていたのでイテンの人は大丈夫かな?と思っていましたが、そんな事も考える暇もなく、手当たり次第会った人に生きる為にイテンはどこですか?イテンまではどれくらいかかりますか?と聞いていました。
(詳しくは撮影者のTwitterの投稿参照)

そしたら全員が、親切に道を教えてくれました。
中には、farmerで働いている途中なのにも関わらず、ここの道は難しいからエスコートするよって言ってくれた女性の方もいます。
流石に申し訳ないので大丈夫と言いましたが。

ここで、自分のアフリカ=危ないというステレオタイプが180度変わりました。

まさに、百聞は一見に如かず。
確かにナイロビでは賄賂を要求してきたり危ない人もいましたが、全員がそうでないことを認識する事ができました。

横を通って、こちらから「ハバリヤコ!」(調子どう?こんにちは!」の意味を言うと全員が笑顔で返してくれるし、「アサンテ!」(ありがとう)と言うと、笑顔で「カリブ!」(どういたしまして)と言ってくれます。

そのようなイテンの人の優しさを感じる事ができたのがとても嬉しく思います。

イテンの現状の話は、自分が現地の子供達と1000mを走る動画が今後上がるのでその動画をご覧ください!

以上です!


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