ガラパゴス化した仕事を見直そう
長らく浸透した日本企業の終身雇用の問題。
それは、会社固有の仕事のスキルが高まることです。
組織で仕事する中ではそつなさも重要です。
組織内での評価獲得のため、所属企業の常識や所属業界の常識に対するそつなさが求められます。
その結果起こるのが、その会社、その業界でしか生きることができないガラパゴス化したスキルです。
ただ、今は縦の壁が崩壊して、転職も当たり前。
キャリアを形成したいメンバーからすれば、何が今自分のミッションなのか?どの領域が成長できているのか?が見えにくく、且つ、顔を合わせることのないリモートワークの中ではパフォーマンスが上がっていかないことに直結する課題です。
では、どうすべきか?
そのことについて考えていきましょう。
ミッションを紐解いていく
私は営業マネージャーをしていますが、営業と一言で表現しても色々あります。
顧客の要望を引き出すニーズ対応。業界時代の変化に対応するための変革対応。まだ誰も思いついていないシーズの検討。商談管理。ステイクホルダーとの調整。予算管理。などなど。
会社それぞれ違いますが日々でこなさなければならないミッションが大量にある中でミスをしないように心掛けて、尚且つ、より大きな成果を作り出すことが降りてきます。
そうすると、受けた担当は一生懸命に全てのことをやり切ろうと頑張りますが、リソースが限られている中では突き抜ける領域を作り出すことができません。
そこで、考えなければならないことは、何を捨てて良いと判断してあげることです。
これが出来ないマネジメント層が正直多すぎるのが課題だと思います。
そして、ミッション自体をシンプルなものへとカタチを整えていく。やることが明確になったメンバーは、必死になってそれだけをやり切ってくれます。
どれもこれもと情報伝達している人に限ってマネジメントができていないのです。
誰に対して、どのミッションをどれだけ完了して欲しいか?その明瞭化こそミッション達成の可能性をあげ、それぞれが突き抜けたスキルの獲得の実感と所属による幸福度あげるのです。
新時代の組織は、ミッションの明確と信頼がキーワードだと以下のTEAL組織の中で紹介されています。
時代遅れのマネジメントになってしまっていないか?
どこにも通用しないガラパゴスなスキルを磨いてしまっていないか?
新たな組織論であるTeal組織を読んで軌道修正してみてはどうでしょうか?分厚い本ですがきっと役に立つと思いますよ!!
それでは!
マネジメントを学ぶのにオススメの一冊
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