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キャッチボールすらまともに出来なかった僕がストライク投げられるようになったアンダースローのフォームについて②手投げ脱却に必要な捻転差について

前回(https://note.com/tanabe_25/n/n2986d05378a8?from=notice)のあらすじ
・投げ方が良くなればコントロールと出力がついてくるよ。
・手投げをやめる努力が大事よ。

今回から完全なるノーコン初心者だった自分(アンダースロー)がやった手投げの改善についてを紹介します。


・手投げとは?手投げだとどうなる?

手投げ=肘から先でしかボールを加速させられない状態とここでは定義します。
手投げをする場合、肘および手首を主に使うことになります。

肘が前に出て後から手首がしなる形が多いです。

肘と手首でボールを運ぶ場合、ボールの向きが常に大きく変化し続けます。
上図だと手首は上を向いているので、そのまま放ると上に抜けますよね。
なので、手首をぐにゃぐにゃさせる必要があります。でないと真っ直ぐ行くわけありません。
当然その影響でコントロールは大幅に悪化します。いわゆる「再現性のなさ」です。

理想は「ボールの向きがなるべく常に捕手方向に一定であること」です。
そのためには肘・手首以外でボールを加速させる・前側へ運搬する技術の獲得が必要なのです。

・手投げを解消するために必要なことは?

先の章で述べた通り肘と手首以外でボールを前側へ運搬・加速させます。
ここからどうしても結構難しいことをいっぱい言葉で並べ立てることになってしまうと思うんで、まずは目的から整理しましょう。

リリース時ちゃんとボールが捕手方向へ向き続けること
再現性がある動きであること
なるべく大きな出力を発揮すること(最低限捕手には届くだけ)
この3点が手投げ解消の目的であることは確実だと思います。

これは未だにリリース間際になってもボールが捕手を向いていない下手くその図

①〜③がある程度出来ないと常人ではストライクは取れないんじゃないかと思います。これを満たす手段については様々あると思いますし、僕なんか専門家や一流の選手の方々と比べると語ることすらおこがましいレベルではありますが…一言でまとめると「捻転差(割れ)を体幹で作る」ことと僕は解釈しています。

・捻転差の定義

捻転差というものが何なのかよく分からない方向けの説明から入ります。
難しいと思われるのも嫌なんでなるべく簡単に説明します。

捻転動作の目的とは並進運動時に筋肉を捻って、回転運動時に捻られた筋肉に捻り戻しの作用を作る動きです。
骨や筋肉は「なるべく自然な状態」に戻ろうとするので、それを利用して動作の出力と再現性を上げるわけです。

例①:ゴム
引っ張られたゴムを離すと強く戻りますよね。
「元に戻ろうとする力」が働くためです。

ゴムゴムのライフル

例②:消しゴム
上と下を手で捻って離したらブルンッてなって正面を向きますよね。
下半身が前を向いていれば、いくら上半身を捻っても、ちぎれない限りは前を向こうとする力が発揮されます。
これも「元に戻ろうとする力」です。

松井?

大事なのは捻転差の目的を理解して、作り方を学んだり考え続けることだと思います。

・渡辺俊介から見る捻転差

僕如きがいくら言っても「ほんとにござるか〜?」ってなりそうなんで、最後に神である渡辺俊介様の動きと言葉を紹介しましょう。

まずは著書から何と言っているかを見てみます。(著作権侵害に当たるのは怖いけど…悪く言うわけでもないし、僅か2Pで全文紹介でもないし、親告罪でこんな雑魚に食いつくわけないし…許して)

「捻らないって言ってるやないかボケェ!」と聞こえてきそうですが、まあ落ち着いてください。
重要なのはそこではなく「開きに頼ってはいけない」という部分です。

そしてこうも言っています。「投げる瞬間に、パッと90度回転して投げる」と。
皆さんこれ、開きと捻転差なしで出来ますか?
コントロールに悩んでる選手の皆さん、これを文面通りにやって出来ますか?
恐らく普通の選手は開かずに踏み込んだだけで「90度も一気に鋭く体が回転する」なんて無理じゃないでしょうか。

さらにここも重要です。「上体が真横を向いたまま移動して」と。
さてここで選手の実際の動きを見てみましょう。

渡辺俊介の前足着地〜リリースにかけてです。
胸が横を向き、筋肉が大きく引き伸ばされた状態から腕が出てきます。

重要なのはここで前足まで横を向いて閉じていないことです。前足は開いています。(今回は述べませんが開こうとして開くわけではありません)
前足に強く体重移動を行なって支点を作るのですが、そこまでインステップもしていません。
骨盤だけしっかりと捕手方向を向いています。
(今後の記事で書きますがインステップ動作は基本的にコントロール悪化に繋がります)
上半身と下半身の向きに差があるわけです。

このように渡辺俊介のフォームをシンプルな言葉でまとめると、
①上体が横を向いたまま並進・前足接地し、
②前足股関節が先に捕手方向を向き、
③胴体・胸(体幹部)が前を向き、
④鋭く鞭のようにしなって腕が付いてくる
こういう動きになっていることが分かります。

運動連鎖そのものの理屈であり捻転差要素が多分に含まれるフォームです。
捻らなくても良いとは言ってもそれは神々の感覚であって、骨盤に対して胸を始めとして上半身が捻られた状態を作れなければ話になりません。
僕達アマチュア選手レベルで無意識にそれが実践出来るなら苦労しません。捻転差、頑張って身につけましょう。


ということで今回は、捻転差ってのが必要なんだよということを紹介しました。
なるべく専門用語を使わないように説明したつもりですがそれでもやっぱり難しかったかな…?

次からはその前提を踏まえた上で僕がこれまで学んできた動作を具体的に少しずつ紹介します。

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