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ブランドがブランド感をなくす理由

こんにちは、(ほぼ)無職のタナカさんです。

無職じゃまずいだろっ!!ってことで
今はセルフベーシックインカム(早い話が貯金の切り崩し)と
フリーで動画編集をしています。

そして実労働以外で収入を得ようと考え始めています。

今回は、ロゴマークって意外と考えられている、っていうお話です。

この記事を読んでほしい人
✅ロゴデザインが好きな人
✅ブランディングが気になる人

▼久々にバーバーリーを見て驚いた

何のきっかけか忘れましたが、
バーバリーのサイトに行ったときに
驚きました。

ロゴ 変わったんスね。

昔はこんな
「どや!バーバーリーやで!」と言わんばかりの
ロゴした。

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「バーバリー」をごり押ししていたあのロゴから
スッキリ…というかシンプルというか…になりました。

画像2

▼他のブランドも変えてる

私はデザイン学校に通っていたので

「ロゴ」に労力と時間がかかるのかは
「普通の人」より理解はしています。

にしても、このシンプルさ。

と思ったのは私だけなんですかね?

「あえての差別化?」ということで
他のブランドも見てみました。

すると他のブランドも
ロゴが変わっていました。


結構皆さん「ハイブランド」なのに、
このシンプルさ。

ちょこっと説明すると。

高級なイメージって
「筆記体」とか「明朝体」で表現できるんですね。

こんな感じね。

名称未設定 1

いわゆるハイブランドのロゴって
日本語でいうと「明朝体」を使われることが
多かったんです。

高級感に見せるためには
明朝体(セリフ体とも)

▼なぜあえてシンプルなロゴになったのか?

なぜハイブランドがシンプルなロゴにしたのか。

私には分かりません。
おわり。

ではなくてねw

理由は2つあると考えました。

1つは「それっぽい理由」
もう1つは「私が個人的に感じた理由」

をご紹介します。

▼①広告が「小さく」なったから

1つ目の「それっぽい」理由
「これまでのエリアとは別になったから」

昔は、広告といえば

◆雑誌
◆ポスター
◆TVCM

これがメインでした。

でも今は

◆動画
◆SNS

といった

【画面】という新たなエリアが追加されました。

しかもこの新たなエリアの特徴は
「小さい」という事です。

これまでは
画面であっても「スクリーン」や
「家のテレビ」と言った
「大型」のものでした。

でも、今の「画面」というのは
【スマホ】と言った
今までの画面より明らかに「小さく」なりました。

それを裏付けるように
このグラフです。

これは電通が出した2019年が出した
媒体別広告費の伸び率のグラフなんですけど。
インターネット広告費が凄いです。

媒体別広告費の伸び率

6年連続で増加しているそうです。

こんな感じで広告の面積が「小さく」なると…

どうなるでしょうか?

「これまで通り見れねぇ」ということですね。

YouTubeであれば解像度の関係で
SNSは画面の小ささで

「ボケて」or「つぶれて」見えてしまうんです。

しかもここ最近のコロナの影響で
店自体の来店が難しいというのもあり
各ショップのサイへのアクセスが増えています。

2020年のオンラインショッピングの利用状況(年代別/n=493 出典:三井住友カード)

ロゴが「ボケない」「つぶれない」を
どう解決したか。

太く、読みやすいフォント

ゴシック体サンセリフ体

▼ブランドの「俺の!」感が必要ではなくなったから

今の
ブランドの立ち位置って
「特に必要のないもの」
という認識の人が多くありませんか?


20代・30代の感覚として
「ブランドを身に着けている自分」
に全くメリットを感じなんです。

これは実際の統計でも出ています。

20代・30代は「ミレニアル世代」と呼ばれています。

ミレニアル世代の特徴
・モノを消費するより体験に対して消費する傾向
・シェアすることに抵抗がない

これらの傾向から
ブランドを身に着けることで
自分アピールできる

といういわゆる「バブリー世代」の感覚
とはズレが出始めて来ています。


ミレニアル世代には、
ブランド”そのもの”には価値を
感じることが難しい。

ミレニアル世代の特徴に

モノを消費するより体験に対して消費する傾向


というものがありました。


例えば

好きなインスタグラマーが使っている

それを身に着けることで自分もその人になれた様な体験が出来る

ここに価値を感じやすいんですね。


つまり、○○がそのブランドを
使っていたから私も使うという消費の形に
なりつつあります。

そこで重要になるのが
ブランドのイメージ
です。

せっかく、憧れの人と同じ商品を身に着けようと、
サイトやショップに行った時に
ブランドのイメージを
押し出してしまうとちょっと気が引けてしまいます。


お店まで来たのに、
入り口で断念されると意味がないですよね。


そこで、ブランドのイメージを
あえて「フラット」にしたんじゃないかなと
考えています。


つまり、今までの
ブランドが持っていた「俺やでっ!」感が
必要なくなったんじゃないかな?と。

画像7

(好きです「俺やで!」)
それを視覚的に一番分かりやすいのが
「目につきやすいロゴ」だったんじゃないかなぁ
と。

▼さいごに

長々とお付き合いありがとうございます。

これからは「音声の時代」でもありますので、
「視覚的なロゴ」の動きが気になるところです。

いつも、好き放題書いているので、
読んでくれた方の意見も聞いてみたいのが
本音です。

よろしければ、
コメント頂ければすごくうれしいです。

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