「今日はちょっとダメな日かも」の処方箋
たまに、泣きたくなりませんか?
病んでいるとかそんなことじゃないんだけど、無性に悲しくなることないですか?
大抵寝たら元気になるし、美味しいものを食べたら美味しいと感じられるし、穏やかな毎日を過ごしているはずなのに。
生きているとたまに「なんか悲しい」「落ち込んでしまう」「今日はなんかダメな日かもしれない」なんて思う日、ありませんか?
仕事やプライベートの影響、なんなら気候が、なんならその日の気分とか、いろんな要素が組み合わさって、どうしようもないなあと思うことあるよね。そんなとき、みんなどうしているんだろうね。
私なりの処方箋を書いてみた。
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処方箋①心を無にする
「あ、今日はちょっとダメな日かもしれない」と思ったとき、私は心を無にすることが多い。
「心を無にするってどうなのよ」という感じかもしれないけれど、ダメな日にいろんなことを考えすぎると、余計にイライラして感情が高ぶってしまうから、なるべく冷静でいるように「無」にしている。
「無」といったって、無愛想にしろということじゃなくて。普通に接するだけ。無駄にテンションをあげなくていいし、お世辞も言わなくていいし、場を取り繕うためにペラペラ喋らなくてもいいよということ。余計なことを考えずに、目の前のことに集中するイメージ。
余計なことを言わずに済むと、心が復活したときに「あ〜なんてことをしてしまったんだ…」と後悔しなくていい。
この日は出社しただけで「優勝!」と思って過ごしちゃえ。
処方箋②まっすぐ帰る
ダメかもしれない日はまっすぐ帰る。予定は一切入れない。残業もしない。帰る。ただ、帰る。
帰宅途中に好きなお菓子を買ったり、欲しかった雑貨を買うのはいいけれど、誰かと一緒に過ごすのは避ける。自分だけの時間を過ごすこと。
処方箋③早めにお風呂に入る
お風呂に入ると1日の嫌なことやモヤモヤがざ〜っと洗い流される気持ちになる。
だからサッサとお風呂に入って、さっぱりすること。心がどんよりした日こそ、早くさっぱりして楽チンな格好に着替える。丁寧にスキンケアしていると自己肯定感も上がってくると思うんだ。
処方箋④好きなものを食べる、好きなことをする
好きなお菓子を食べたり、好きなことをしたりする。自分にご褒美をあげる感覚。
生きているだけで私たちはめちゃくちゃ頑張っているからさ、定期的にご褒美をあげないと頑張れない。
だから私は元気を出すために、お菓子を食べるし見たかった映画をチェックしたりする。自分を甘やかそう。
処方箋⑤信頼できる人に電話をする
基本的に私はサッサと寝てしまうことが多いけれど、もし誰かと話さないと無理…!って人は信頼できる人(家族や恋人など弱音をちゃんと吐ける相手がいいかも)に電話をする。
相手の声を聞く、話を聞いてもらえるだけで回復することも多いから、つらいときは電話しちゃおう。
処方箋⑥泣く
本当にダメな日って、とくに理由もなく涙が出てくるよね。そんなときは思いきって泣いていいと思う。
大人だって泣くんだよ。
翌日、目が腫れないようにケアが必要だけど「涙活」って言葉もあるくらいだから、たまには思いっきり泣いちゃおう。
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私なりの処方箋、どうだろう。
とくにごちゃごちゃ考えすぎずに、大人しく過ごす方法はおすすめで、理不尽に誰かを傷つけないための予防線にもなる。
「今日はもうダメな日だ」と思うのは、全然悪いことじゃない。私も頻繁にある。
でも、そんなときこそ「自分を大切にしてあげる日」と決めて、自分のために行動してあげている。
寝る頃には「今日はちょっとダメな日」がちょっとだけ良い日になるかもしれないからさ。
無理せず、のんびり、過ごそうね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!短編小説、エッセイを主に書いています。また遊びにきてください♪