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台湾ひとり研究室:翻訳編「#27翻訳者兼ライターの人生に影響のあった本3選。」

台湾書籍《大港的女兒》 の翻訳者が、日本版の刊行前後の進捗をリポートしていく有料マガジンです。公開から1週間は無料でお読みいただけます。第27回は、人生に影響のあった本3選。折々で本に助けられてきた、そんな話をご紹介します。

以前「#16歴史時代小説を翻訳するまでの個人的な歴史遍歴の話。」として子どもの頃から歴史物が好きだった、なんて話を書きましたが、具体的に「人生に影響のあった本」というと、ちょっと角度が変わります。

ワタクシ、団塊ジュニアと呼ばれる世代で、今50歳ですが、過去に本によって何度も助けられてきました。それも妙なところで「あの本を読んでいたからだ」と実感する事態に出くわすのです。そこで今回は、私の人生のターニングポイントでダイレクトに影響を受けた3冊と、そのリアルな関係を晒してみます。

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勝手口から見た台湾の姿を、さまざまにお届けすべく活動しています。2023〜24年にかけては日本で刊行予定の翻訳作業が中心ですが、24年には同書の関連イベントを開催したいと考えています。応援団、サポーターとしてご協力いただけたらうれしいです。2023.8.15