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どっちも追いかける!仕事と育児で悩んだときの考え方

4月になると、部下が増えて責任あるポジションに就く異動もあるでしょう。家庭では入園や入学、進級によって生活のリズムが変化するかもしれません。

変化が多い春。

仕事も子育ても忙しい。自分の時間が全然取れない〜。そんな気持ちになりますよね。

以前の私はずっと仕事だけをしていたので、子育ては妻にお任せ。しかし、3人目が産まれてからはさすがにツラい状態に。

1対3はずるい。勝ち目がない。

それが原因で妻が体調を壊し、同じ時期に私も仕事でつまづいていて、お互いがメンタルまで病んでしまいました。

一度リセットをする

環境が変化した時に、そのまま突き進むのではなく、立ち止まってみるのが良いかもしれません。

どういう家族でありたいか。どういう役割分担が良いのか。子供にとって、どんな親でありたいか。

答えがないのは承知の上で、納得解を紡ぎ出すイメージ。

作り出したイメージに対して、どうやって現実を合わせていくか。ここに向けてお互いが努力をしていく。

我が家の場合、私が仕事のやり方を変えて育児に時間を使うことに。子供をお風呂に入れて、寝かしつけまでを行う仕事が私の日課になりました。それをやるために、仕事のやり方やスタンスを変えました。

もちろん、残業も厭わず、休日もかまわず仕事に没頭する時期があってもいい。かつての私もそうでした。
決して強制力でやっていたのではなく、責任感や辛さの中にも楽しさがあって、自己成長や会社が大きくなっていくことにやりがいを感じていたから。

ここはシンプルに楽しいこと=仕事だったからそうなっただけ。

しかし、家族が増えたら時期によってはやり方を変えないといけない。決して抑制させられるものではなく、やり方を変えるだけ。

ワークライフバランスというけれど、これって時期によって変わるもの。

ワーク100%でフルコミットしないと生活できない時(新卒の頃とか)もあったし、出産したばかりは育児休暇をとってもいい。

そして、均衡を取るのではなく、どっちも伸ばせばいいんだと思う。シーソーでどちらかが沈んでいる状態や、平行になっている状態ではなくって、土台ごと持ち上がった感じ。

妻が出産したばかりの時。朝は子供を学校に行かせて、夕方に帰ってくるまでに仕事から帰ってくる生活でした。

9-15時の勤務。

コロナ前だったのでリモート対応をしていませんでしたが、正社員で管理職が時短勤務をしたのは私が初めてだった。

これまでは朝早くきて、残業が当たり前だったのに、9-15時。時間の概念に縛られずにとにかく仕事をしていた身としては、完全なパラダイムシフト。

そうなった時に、何が起こったか。

周囲に助けてもらう

物理的に16時にオフィスに居続けることができない状態。でもアポが16時から入ったら、代わりのスタッフに出てもらうしかない。しかも、応対品質を落とさずに。となれば、準備することも、コミュニケーションも変わってくる。

仕事のやり方が、自分がいなくてもできるようにしていく。短時間で成果を出す方法を編み出す。ここに思考が向くわけです。だから生産性が上がり、結果的に仕事も育児もできている状態に近づけました。

仕事も育児もどっちも欲張る

子供が生まれ、環境が変化することで突きつけられる現実。

仕事をするの?育児をするの?

答えは、

時期によって比重を変える。
そして両方とも底上げする。

欲張りです。うまくいかない時もあります。

仕事でちょっと遅くなり、お迎え時間を過ぎ、追加料金を取られるとなんともやるせない気持ちに。追加料金もそうなのですが、子供が1人で待っているところを見ると、なんだかなぁという感じになります。(意外に子供は先生と楽しく遊んでいたりもするが)

なんのために仕事をやっているのか。なんのために育児をやっているのか。

結局、誰が悪い、何が良いではなく、自分選ぶ。自分で決める。

夫婦で考えて進んでいく。

良いと思ったことが良い。良いと思ったことを、良かったねと言えるようにしていく。

こうやって考えながら、欲張りに突き進むこと。そのために、今ちょっと辛かったら、一旦休憩。止まることも大事すよ。



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