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10分トーク!3月度 テーマ:昭和のアレが大好き!!

今月の10分トーク!のテーマは、「昭和のアレが大好き!!」である。

10分トーク!が気になる方は、ご連絡願います。

昭和のオイルショックの年に生まれたわたしは、昭和世代と言ってイイだろう。
いまはテレビドラマで昭和の時代を懐かしんでいる。
というか、昭和の時代は結構無茶苦茶な時代だったようだ。
努力と根性論が当たり前で、根性でなんとかなると思い込んでいる時代である。

部活中は真夏の炎天下であっても、勝手に水を飲むことは許されない。勝手に飲むと先輩方から鉄拳制裁を喰らう、コンプラのカケラも無い時代であった。
正直、今考えればよく死ななかったなと思う。
これ以上のこともあったが、放送はできないので、残念ながら自粛する。

昭和の末期。わたしは中学生であった。
中学生と言えば、思春期真っ只中。

頭の中はスケベなことばかり考えていた。
まぁ、いまではその思春期を拗らせていて、いまでも隙あらば、スケベなことばかり考えている変なおじさんである。

家族が寝静まった夜中にコッソリテレビのある茶の間に行き、当時、深夜のエロ番組「11PM」を、コタツの布団に体を覆い被せて楽しんでいたものである。
ドラマ「不適切にも程がある」でも言っていたが、昭和の当時は、地上波で女性の胸が露わになっていたのである。
こんなにしてまで当時は見たいと思っていたのだった。
努力というか、力の入れる方向を完全に間違えていた。
勉強もこれほどやる気を出していれば、もっと違った人生になっただろう。

小中学校時代、全国的に爆発的にブームになったのが、「ファミコン」である。

当初は親父に、「そんなもん、いらね」とか言われて、「友達の〇〇くんは買ってもらったのに…」と泣きながら寝た日もあった。
そんな日々を過ごしていたが、小学4年の時に、親父に無理を言って誕生日に買ってもらった。
案の定、どハマりして勉強そっちのけでゲームばかりになって、親に怒られた。
高校に入ると、もう昭和は終わって平成に入っていた時期で恐縮だが、中学までは2.0あった視力が0.7くらいまで落ちてしまった。以来、メガネをかけている。
進学校に入ったから、勉強のしすぎで視力が落ちたことにしたが、9割方、ファミコンのやりすぎが原因だったのだろうと思っている。
寝ても覚めてもファミコンばかりやっていたという自覚がある。
今現在、もう令和も6年だが、80歳の母親から、今年50歳になる息子にいまだに
「あんたは両方の親から良い目をもらったのに、ダメにした」と言ってくる。
今ではわたしも老眼にもなってきて、どんどん見えなくなってきており、年を取ることを実感している。

小学生の頃は、ご多分に漏れず「スーパーマリオ」にハマった。
当時はスーパーマリオのソフトは、自分では持っていなくて、スーパーマリオを持っている友達の家に毎日のように遊びに行き、順番待ちでプレイさせてもらった。
うまいやつは最後の方の面まで行ったり、ミスしないのでず〜っと長くプレイできるのに対し、わたしはあっという間にミスって、すぐ交代となってしまっていた。
うまいやつを妬んだりしていた。

中学生になると、いろんなゲームがあったが、代表的なのはやはりドラクエだろう。
RPG(ロールプレイングゲーム)ブームの到来である。
まずは他の誰よりもクリアする(ラスボスを倒す)ことが目標で、クリアした後は全キャラを最強レベルに上げることをやっていた。
終わったゲームのレベル上げなんかをやっていた。
これも「そんな無駄なことやってんじゃないよ」と当時のわたしに言ってやりたい。
ちなみにドラクエのキャラクターデザインは、先日亡くなった巨匠、鳥山明大先生であった。
今から40年近く前から、鳥山明大先生が描くキャラに魅了されていた。


鳥山明先生といえば、わたしはどちらかというと、ドラゴンボールよりもDr.スランプの方が好きだった。
ドラゴンボールが始まった当初は、冒険マンガだったのだが、途中から路線変更し戦闘モノになった。
ベジータやフリーザが出てくる頃から自分的にはついてイケなくなっていた。
その点、Dr.スランプは、ドラゴンボールと同じようにあり得ない設定なのだが、ギャグマンガアニメだったので、素直に笑えたマンガだった。
惜しい人を亡くしたものだ。

さてさて話を戻して、昭和の時代に大好きだったモノの最後は、「機動戦士ガンダム」である。

ロボットアニメということもあって、当時の男子は一度はハマったのではないか。
ガンダムに出てくるロボットキャラのプラモ、いわゆるガンプラをたくさん作った。
当時は小さいもので一個300円で買えたが、今ではその約10倍くらいの値段になっていて腰を抜かすほど驚いた。
今でもじっくりとプラモを作りたいなと思うのだが、時間がない。
そう考えると大人になりたくなかったと思ってしまう。

こうしてみると、昭和という時代はめちゃくちゃなこともあったが、子供だったわたしにとっては、今の自分の基礎となるものができた時代であり、ひょっとしたら今よりも明るい夢と希望を持てたイイ時代だったのかもしれない。

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