特上たん

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最近の記事

美しい日本を守る

少し政治的な話をしようと思う。 現在の日本は、かつてのような経済大国ではなくなりつつある。 かつて世界第2位であったGDPは中国に大差をつけられ第3位になっており、インドに抜かれる日もそう遠くはないであろう。 こんな自体になってしまった背景は至極単純で日本の人口の増加が止まってしまったからである。 日本がかつて経済大国であったのは日本の抱える人口というものの影響が大きい。 日本は世界的に見れば決して国民一人一人の生産性は高くなく、低すぎない生産性と人口によって経済を

    • 結局、正直物がバカを見るんだ

      僕は責任を負いたくない。 世の中には責任感を持つ人が一定数いる。サークルで幹事を務める人だったり、アルバイトでバイトリーダーになる人だったり。 そういった人たちには尊敬の念しか感じ得ないのだが、一方で僕自身はそういった役回りを避けがちである。 勿論、責任を負うことで高いリターンを得ることができる場合もある。企業で役職に就くと昇給するだとかそういったことである。 しかし、サークルやバイトリーダー如きではそれらのプラスなことよりも責任を負うことによるマイナスな面が大きいと

      • 10代の成長痛

        沢山の失敗をしてきた。数えきれないほど傷ついたし、数えきれないほど傷付けてきた。 もし、もう一度人生をやり直せるのなら、もっと幸せな日々を送れるのだろう。 20年という長そうであまりにも一瞬な時間は、あまりにも人を痛めつける。 後悔先に立たずという言葉は極めて的確で、この言葉の意味するところを学ぶために人生はあるのではなかろうかという思考に陥る時さえある。 部活も受験も人間関係も恋愛も、全て後悔の積み重ねと言ったって良い。沢山の後悔を積み重ねてきた上に僕は立っている。

        • 僕達は世界のヒーローにはなれない

          ヒーローってかっこいい。 自身の危険を顧みず、社会のため、人のために行動する。人生をかけて人類のため、世界のために働く。自分ではなく他人のために生きる。 ヒーローは脚光を浴びる。ナポレオンはフランス革命のヒーローであり、後世に名を残すほどの人物である。シャア・アズナブルだってジオンの人々から絶大な人気を誇っていた。 現代のヒーローだってそうだ。人類に革命をもたらしたスティーブ・ジョブズは死後の今でも崇拝されているし、リオネル・メッシもアルゼンチンのみならず世界中のサッカ

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          私と依存と私と

          依存するのは幸せなことだと思う。 アルコールや煙草、異性など、私たちは様々なものに依存して生きている。 依存は常に悪いことであると指摘される。体に悪いだとか、心が傷つくだとか、人生を狂わせるだとか。 確かにそれは間違いではない。 けれど、やっぱり依存は心地良いのだと思う。 チェンソーマンの姫野先輩が言っていたように、何かに寄りかかるのはとても楽なことなのだろう。 自分という最も身近でありながら最も掴めない存在と共に生きて行く上で、自ら以外の何者かに心を委ねるという

          私と依存と私と

          好きと嫌いとその間

          情熱というものはあまりにも一瞬で消えてしまうものである。 あれだけ好きだった本も、映画も、人も。いつのまにか愛せなくなっている。 好きを続けることは本当に難しくて、常に一瞬の感情や悩みと戦わなければならない。 情熱を無くしてしまった、好きで無くなってしまった自分が嫌いで、苦しくて、まるで自分自身の一部を無くしてしまったような痛みを抱える。 情熱は間違いなく自分の一部で、それは自分の何よりも重い。 結局これは一過性の思いなのだろうけど、 きっと心から消えることはなく

          好きと嫌いとその間

          つとめてを香る

          朝の匂いが好きだ。 鼻腔にツンと香るような匂いは私の思考を整頓してくれるし、あらゆる悩みを消し去ってくれる。夏が明けて秋口になってきた最近では、朝に冬の香りも漂っている。冬の朝の匂いというと私の好みに共感してくれる人も多いのではなかろうか。 枕草子の「冬はつとめて」という言葉は素晴らしく共感を誘う。枕草子のように朝火を起こしたいを思わなくもない。1000年も前の人々が今の私達と同じような感性を持っていたことには非常に驚嘆するものがある。 実のところ私は朝が苦手だ。そもそ

          つとめてを香る

          人と嫉妬と感情

          気に入られる人とはどのような人だろうか。 性格が良いだとか面白いだとか。人に気に入られる要因は沢山ある。人に気に入られればその人に良くしてもらうことだってできるだろうし、日々に有利に働くことは間違いないだろう。 人は弱い。自分が一番でありたいと願ってやまない。他人が自分より優れている時、自分よりも良い暮らしをしている時、人はその人に嫉妬してしまうものだ。そして自分よりも優れた人を遠ざけてしまう。 承認欲求という言葉は極めて的確で、人は自分を認めてくれる人、つまりは(往々

          人と嫉妬と感情

          刹那を生きる

          「将来のために今努力する」と言う言葉はいささか聞き飽きたものだ。将来良い生活をするために今大学受験を頑張る、就活を頑張る、仕事を頑張る。私たちはこのような考え方を徹底的に教え込まれてきた。 この言葉はつまり「今」努力をすることへの理由付けなのだと私は思う。無論、例えば親からしたら子供には勉強をしてほしいだろうし、就活にも力を入れてほしいだろう。それは子供が独り立ちした時に物質的、経済的に恵まれてほしいという親の切なる願いによるものである。けれども彼ら(親とか学校の先生、子供に

          刹那を生きる

          真面目さと面白さ

          真面目な人が嫌いだ。つまりは勉強のできる人が嫌いだ。 ずっとこう考えて生きてきた。真面目な人を忌避し、面白い人になろうと努力してきた。今でもその考え方は変わっていないし、面白い生き方がしたいと日々模索している。しかしある時、一体真面目とはどのようなことなのか、面白いとはどのようなことなのかとても気になった。 僕の嫌いな真面目な人と言って真っ先に思いつくのは大学受験の勉強を必死こいて行なっていた人たちである。このような人たちの中には部活もやめ友達とも遊ばずずっと勉強ばかりし

          真面目さと面白さ

          ガクチカってなんなんだよ

          インターンに申し込もうとESを書く機会が増えた。 その中でも必ず聞かれるのが学生時代に打ち込んだこと、すなわちガクチカである。優秀な学生たちは体育会系の部活やビジネスコンテスト、留学など書けることは山ほどあるだろう。それに対して僕が大学で学んだことなど飲み会をいかに盛り上げるかということと申し訳程度の焼肉の知識である。大学の学外活動などの意識の高いことは勿論、大学の授業さえも真面目に受けてこなかった人間には居場所なんてないのだ。 そりゃあ僕にだって打ち込んだものくらいはあ

          ガクチカってなんなんだよ