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子どものやることに成功/失敗の観点から口出ししない

子どもたちのやることに口出ししてしまう親は多いと思います。かくいう私もそうです。自分の子どもたちのことですから当たり前ですよね。

最近、「データの時代 失敗する勇気」という喜連川優さん(国立情報学研究所所長)の記事を読みました。この記事にはデータの重要性、ITやデジタルの領域で出遅れてしまった日本の背景とその解決策について書かれています。

ITやデジタルの領域で出遅れてしまった日本の背景の一つとして、失敗を許さず、失敗から学ぼうともしない風潮について触れられています。

ここで子どもたちのやることに口出ししてしまうという話に戻ります。

口出しをする時に成功/失敗の観点から口出しばかりしていたら注意が必要だなと思っています。成功/失敗の観点から口出しした時、たいていは失敗するほうはやらないで終わることが多いと思います。これでは失敗するほうの機会を損失していることになります。喜連川優さんが言うように「失敗のデータはすごい価値がある」ので、失敗の機会の損失は学びの機会の損失でもあると言えます。

子どもの身に危険が及ぶとか、周りの人に危害を加えるなどの心配がある場合は別ですが、そのようなことがない場合は余計な口出しをせずに子どもたちのやることを見守ることも大切。やったあとに子どもたちと一緒になって、成功、失敗の両方から学べば知識は深まると思います。

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