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冬の引きこもり生活を豊かにしてみよう

みなさんこんにちは。
この時期は外が寒すぎて動きたくないので布団の民になっているKです。
今回はそんな状況を打開すべく新しい仲間をお迎えした話を書きます。
お時間あればお付き合いください。

普段自転車関連でお世話になっているKEIMASAですが、現在休暇にて日本へ帰国しており「暴飲暴食時差ボケで疲れている」と素晴らしい程本末転倒の連絡を受けました。
きっと再会時にはボロボロになっていることでしょう。
それと今回はおつかいをお願いしています。
それを持って来てもらった際にはその話を書きます。


新しい仲間

もったいぶらずにパパッと書きましょう。

スマートローラー(ローラー台)をお迎えしました🤗

感想は後半に書くのでそこだけ読みたい方は思いっきり下にスライドしてください。

まず、ローラー台って大きく分けて3種類くらいあります(多分)

固定ローラー(クラシックトレーナー)
後輪を固定するだけだから簡単
しかしタイヤは削れていく
(値段が)高いやつはまぁ高い
3本ローラー
ある程度の身体バランスがないと慣れるまでには苦労する
3万円台から購入する事ができる
地味にうるさい
スマートトレーナー
音は静か
本体に自動負荷調整装置が備わっている
近年はアプリとの連動でバーチャルな世界を走る事ができるようになった優れもの
メーカーによっては5万円台から購入可能
物によって値段がとんでもない事になっている

今回購入したのはWahoo社(ワフー)のKickr Smart Trainer(キッカー スマートトレーナー)です。
正式名称はWahoo Smart Trainer V6だそうです(ここからはV6と書きます)

約1,250€
購入したのはV6シリーズ
前作と何が違うのかはよく分かっていない
取手が付いているから多少は持ちやすいが超重い
持ち方を工夫すれば上腕三頭筋のトレーニングになる

お値段たったの18万円。
高いですねぇ🤤

この子が再現及び認識できる最大パワー出力(ペダルを踏む強さ)は2200ワット、そして再現可能勾配は20%だそうです。

どう考えてもそんなにパワー出しません(普通の人は頑張っても1000ワットくらい)

Wahoo
チップ・ホーキンスさんが2009年に創業
2013年から同シリーズの販売を開始
Wahooかライバル企業のTacxかで世界シェアの半分以上を占める
追加で購入することができるパーツが豊富でより素晴らしいサイクルライフを送ることができる
自転車に興味がないパートナーがいる場合、熱くなる身体と比例して家庭が極寒になっていくやばい機材でもある

自転車仲間談

事の経緯

ドイツでは10月のサマータイムが終わってから再びサマータイムが始まる3月末まではほぼ走る事ができません。
運が良くても月に1回程度です。
3月に入れば少しづつ晴れる日が増えて来るので外を走行することが可能になりますが、それでも寒いので装備が整っていない場合は一切走行することができません。

基本的には夏は自転車を楽しみ、冬はサッカーボールを追いかけていました。
しかし1月はサッカーのシーズンも冬休みに入るためこの期間は本当に何もすることがありません
休みの日は当然何もする事がなく自宅でゴロゴロしています。

その結果、仕事以外で全く動かなくなるので身体が丸くなるます。

待っている未来はドラえ○ん体型です。

Wahooにした理由

自転車仲間のKEIMASAがかなり前に同社のKickr Core(キッカーコア)を購入していました。

『じゃあうちは他のメーカーにしてみるか』ということで当初はTacx社のNeo 2T Smart(タックス ネオ 2T スマート)にする予定でした。

  約1,300€
実物は超でかい
あまりの大きさにビビる
そして超重い
体調が悪い日に持ち上げるとあまりの重さに腰が砕ける

私が普段利用しているBike–Discountではこの本体だけではなく本体を前後に動かしてより走っているリアルさを追求してくれるアタッチメント(約4万円)防音と振動防止のマット(約1万円)心拍計(約2万円)それとトレーニング用アプリ半年分の無料券(価格不明)が付いて1,100€(17万円)でした。

高額なのは変わりませんがお得感があったので『これでええやん』とかなり前向きに購入を検討していました。

ここで問題

本来なら長年共に走ってきたリムブレーキ(ママチャリの様に挟むタイプのブレーキ)のオルベアを使用する予定でしたが昨年の4月(パリルーベ)にて走行不可能になってしまったために愛車であるローズを使用する事になりました。
この子はディスクブレーキモデルです。

購入直前まで行き『後は買うだけ』の状態になった際、Tacx社のスマートローラーはブレーキ部分が本体と接触するという事を耳に挟みました。
調べてみたところ、Tacx社もそれを認知しているらしくディスク車用に隙間を作るアタッチメントを付属しているそうです。
しかし実際にディスク車で使用している人から話を聴いたところやっぱりわずかながら接触があるとのこと。
何かあった場合、自転車のメンテナンス等が全くできない私にとってはこれは大問題です。

と言うことでTacx社のスマートローラーをお迎えするのは早々に諦めました(諦めるのは早い)

購入直前の話

昨年、会社からボーナスが出た際に『じゃあ買うか』と覚悟は決めましたがやっぱり高額過ぎて決心がつきませんでした(前述しましたが諦めるのは早いです)

更に同時期にWahoo社から新型のスマートローラーWahoo Kickr Move(ワフー キッカー ムーブ)が発売されました。

前後に動くやばいやつです。

前後に動くのそんなに重要?って思う方いるでしょう。

私も同じこと思っていました🤗

後々知りますが結構重要だったそうです。

そして価格も今回お迎えしたV6より5万円程高額です。
(V6は18万円、Moveは23万円。しかしV6は旧式という事もあり値引きがされていたので購入価格は16万円)

買うなら新しいの欲しい…けど高い…

そんな事を考えている時でしょうか。
とある機会でKEIMASAと電話する機会がありその話になりました。

KEIMASA「俺からしたら全部たけぇわ。どうせ夏は外走りまくるんだしV6でええやん」

と言う事で経験者の意見を盛大に取り入れてV6を購入する事にしました。

「しました」とか簡単に書いていますが、やっぱり高額なので購入するボタンを押すのは躊躇してしまいました。
12月26日(この日は祝日)、ボケーと椅子に座りながら外の景色を眺めていた時です。
ふと携帯を見てスマートローラーを調べます。

K「あっ、いつも使っているサイトよりこのサイトの方がちょっと安い…じゃあこれでいっか」

今までの躊躇いはどこへ行ったのでしょう。

「これでいっか」と考えを放棄して購入しました。

全く利用した事がないサイトでの購入だったので購入後に不安になり(順序が逆)先日本帰国した自転車仲間の万能もやし…じゃなかった、小野くんに話をした所、「あぁ(そのサイト)使ったことありますよ。大丈夫、届くと思う」と言ってくれたので少しだけ安心しました。

今回利用したサイトはマンテルというオランダのサイトです(多分オランダ)

その後、29日に配達予定でしたが仕事のため不在。
仕方がなく隣のキオスク(コンビニ)に預けて欲しいと書き置きをしましたが文字が読めない配達員がきてしまったらしく、年が明けた1月2日に再配達と伝票がポストに入っていました。
文字が読めない配達員が来てしまったか…(人のこと言えませんが)

と言うことでお出迎え

1月2日(この日は仕事日だがシフト上の休みだった)1日のんびり待った昼過ぎ頃でしょうか。
ようやく来てくれました。
配達員はたまに仕事中に会う人でした(互いに「いやお前かい(笑)」って笑い合っていた)

雨の中頑張って来てくれたので荷物を受け取って自分で部屋へ運ぶ事にしました。

重過ぎて腰が砕けるかと思いました。

重過ぎて新年早々腰をぶっ壊すかと思った

じゃあ早速組み立てるか

箱を明けてみて…

よくぞ来てくれた🤗

おぉ、いいですねぇ。

では早速組み立ててみましょう。

実は

恥ずかしながら、私は昔から何かを組み立てると言うのがとても苦手で…
10分で終わる作業に30分くらいかかりました。
普通の人なら10分で終わりますが思った以上に重いので組み立ては複数人で行った方が良いです。

V6シリーズはシマノ社対応のスプロケットが最初から付属されている

とりあえず完成

説明書ではイマイチ理解できなかったので自転車仲間の赤カメラとビデオ通話をしながら組み立てました。
組み立ては秒で終わりますが自転車とローラー台をくっつける作業に手こずりました。
それとTacx社と同じ様にディスク車用のアタッチメントが付属しています。
装着して組み立てましたがローラー台とブレーキ機材の接触は全くないので安心です。

ローラー台にフレームを装着後、スルーアクスル(本体とローラー台を繋ぐ棒)が中々入らずかなり苦戦した

本来なら下に防音、振動防止マットを敷きますが今回は買っていないので次の給料が出た際に買うとします。

じゃあ早速やってみよう

スマートトレーナーの醍醐味はバーチャルな世界で世界中の人達と一緒に走行できる事。
近年はその為のアプリが多彩に用意されています。
私はKEIMASAや赤カメラ、Naoくんが利用しているZwift(ズイフト)のアプリをダウンロードしました。
(ズイフトの解説は省きます)

Zwift(ズイフト)

バーチャル世界で走行する事ができるアプリ、サイクリングだけではなくランニングもある
コロナでプロレースが行えない際にはこのズイフト内でレースをしていた
一昨年参加したパリルーベチャレンジではこのアプリの作成を担当している人と一緒に石畳をあんぎゃーした

スマートトレーナーで走行した感想

YouTubeの機材解説では「静粛性がとても高い」と言われています。
確かにペダルを回すだけなら超静かです。
動画等で見ると結構グォングォン聞こえますがマイクで音をピンポイントに拾ってしまっているだけなので、実際は本当に静かです。

あと、最初の一漕ぎはめちゃくちゃペダルが重いですが仕様なので気にしないでください。

しかしちょっとでもペダルを強く踏み込むと本体とクランク(ペダルの根本)がゴリゴリ鳴ります。
気にし過ぎかもしれませんが結構うるさいです。
更に振動マットを利用していないからかかなり下に響きます
幸いにも下の階の人からは何も言われていませんが、今後言われる可能性を考えて早急にマットを購入します。

専用マット
80€(12000円)
高額過ぎるから安い物があったら他のもので代用するつもり
ヨガマットだと横幅が若干足りない。

それとKickr Moveを試してみた人の動画で言われるまで気づきませんでしたがかなり膝にきます
理由は車体が前後に動かないため、ペダルを踏み込んだ際の負担が全て膝に集中しているからです。
これが外を走っている時にはその負担が車体の前後の動きにより吸収されます。
どうやらやり過ぎると簡単に膝をぶっ壊す事になりそうです。

あと車体が動かないので立ち漕ぎには適していませんね。

自転車仲間の赤カメラはこれ(膝の痛み)について「その対策としてスマートトレーナ用のペダリングをする必要があるが、それをし過ぎると本来の走行に支障が出る」との事。
思わぬ落とし穴です。

あとやっぱり景色が変わらないので長時間は飽きます。
これはKEIMASA、Naoくん共に言っていました。

まずは1週間、それと必要な物

お迎えしてから1週間毎日乗ってみました。
1時間だけなら飽きないので毎日走りたい人にはとてもおすすめです。
ここで気づいた事が幾つか。

超汗かきます

フレームに汗がかかり続けると老朽化を加速する要因にもなるのでそれ専用のカバーを購入するかバスタオルを用意する必要があります。

毎日ペダルを回す人には複数購入するか毎日洗う必要がある

なので扇風機が必要になりますね。
無いと暑いです。
やばいくらい暑いです。
外が1度の中、窓を全開にして行いましたがそれでも暑かったです。
Wahoo社からは専用の扇風機も販売していますが超高額なので普通の扇風機で十分です。

仕事が終わった後に天気が良くても外に出る元気が無い日が多々あったので今回スマートトレーナーをお迎えしたのはとても賢明な判断だと思っています。
アプリを起動したら靴を履いて自転車に跨るだけですからね。

しかし1つだけ超重大な欠点を忘れていました。

部屋の圧迫感が凄まじいです。

私の部屋は1人で住むには十分な広さですが、さすがにローラー台を置くスペースまではありません。
ローラー台だけなら置けますが、追加で自転車の長さも加わるのでかなりの長さのスペースが必要になります。
どう考えても置く場所がなかったので布団の横に置いています。
今まで洗濯物を干していた場所を占領する事になってしまったので今後部屋の模様替えを余儀なくされそうです。

とりあえず乗り続けてみるとしましょう。


最後に

何年か前からローラー台はお迎えしたいと思っていました。
しかし価格の問題や隣人への騒音問題、保管場所の問題等で中々購入を決心する事ができずにいました。
ですが今年の目標達成のため、そして自分の身体が満足して動く期限までにいかに弱くならないようにするかを考えた時に『うだうだ言い訳して悩んでいる時間はない』と思い購入するに至りました。

現状を維持し続けるために手っ取り早くお金で解決する事にしたのです。
環境は揃えました。
そこからの効果は完全に自分の努力次第です。
まずは2ヶ月間、しっかりこれで身体を動かし続けて来たるべき日のために頑張っていきます。

ここまで読んでくださりいつもながら誠にありがとうございました。
また次回の機会。

ではでは🥱

部屋の半分を布団と洗濯物、そしてローラー台で埋めてしまう日が来るとは思わなかった

ちなみに、カーテンがない部屋なので夜にズイズイ(ズイフトをすること)すると高確率で対面の部屋のお姉さんと目が合います。
あちらも自宅でミラーボールを使用して毎日クラブ状態なのでおあいこという事にしてもらいましょう。

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