見出し画像

手抜き料理といえば

 手抜き料理をつめて弁当を作った。

 手抜き料理としてあがるものの一つにカレーがあるが、あれは子供がいるご家庭で献立を考えるのが面倒な時に利用するメニューなのでは?と思う。

 カレーは、炒める手間もあるし、油っぽくて洗い物とかも面倒だし、ルーを使っても玉ねぎとかニンニクの皮剥きとか、地味に面倒な工程が多い。

 私の中で、手抜き料理といえば煮物だ。

 が、しかし、思えば地味な料理である。弁当に入れれば彩りが……、などとケチをつけられるし、日本人に馴染みすぎてるからか、なんだかラーメンとかカレーに押されて国民食にしても和食にしても存在感が薄い。

 我が家の作り方は、いたって普通なのだが……、昆布を浸しておいた水に根菜やしいたけ、芋などそのときある材料を適当に切って入れる→出汁パック、醤油、みりん、酒で煮る。以上。

 ただでさえ手抜きできる料理だと思うけど、さらに労力を減らすため、里芋とか以外は皮は剥かずにそのまま使っている。なるべく有機野菜使ってるのもあるけど、そうじゃなくても皮は剥かない。ゴボウとかレンコンとかもあくぬきなんで絶対しない(笑)

 煮物は、野菜もたくさん摂れるし、作り置きしておけば数日食べられるし、弁当にも入れられるし(にんじんさえ入れておけば彩りは何とかなる)、食べ終わった後の洗い物もラクだし、鶏肉や油揚げも一緒に煮れば、おかずなんて煮物だけでもいい。本当に便利だと思う。

 特に若者には煮物が手抜きというイメージは、ないかもしれないけど、カレーやパスタより簡単だ。なぜみんなもっと煮物を作らないのだろう? 存在が当たり前すぎてSNSとかに出てないだけか?

 週一カレーの日があるご家庭もあるらしいが、我が家は週一ペースで煮物を作る。飽きないのか? と思う人もいるかもしれないけど、具を変えれば意外と飽きないよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?