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些細な落ち込みをしない選択をすると、すこし楽に生きられるようになった話【1】30代OL

おはようございます。

10代20代30代ときて昔とんでもなく悩んでいたことや落ち込んでいたことを今30代半ばになって思い出すと、今でも当時の自分の辛さに共感はするけどなぜ辛くなる方の選択をしていたのかなと思いました。

隣の芝生は青く見えがち

今は人と比べてどうのと思うことがないくらいある程度マイペースに生きているのですが、以前の私はいろんな人と比べていました。

例えば、どんどん楽しそうな仕事が舞い込む先輩デザイナー。
こどもを出産して、専業主婦になった学生時代の同級生。
社内結婚がきまった旧友。
大手代理店に転職して、有名な企業の担当者になった知人。
など。

今は気さくな気持ちで「おめでとう」を言えますが、以前はその「おめでとう」という言葉とその言葉自体をしっかり受け止める(例えばおめでとうなら100%祝福の気持ちを持ってないといけないとか)がマストだと重く感じていました。
そのことで気軽に「おめでとう」なんて言えない自分がいました。

でもある時からそんな自分もしんどくなって、重く受け止めることを辞めました。
良くも悪くも、他人と自分は違うから「その人の選択したこと、おめでとう、幸せになってね」くらいに受け止める。

不幸も幸せもいろんな感情をもらいやすい性格なので、それがしんどいことに気付いてからは少し生きづらさを感じなくなりました。

なぜ青く見えているのかを俯瞰で考えてみる

前段でお話ししたように、下記の人々の芝が青く写っている時がありました。

  • どんどん楽しそうな仕事が舞い込む先輩デザイナー。

  • こどもを出産して、専業主婦になった学生時代の同級生。

  • 大手銀行に勤めて、社内結婚がきまった旧友。

  • 大手代理店に転職して、有名な企業の担当者になった知人。

なんで私は羨ましかったのだろうか。

自分も同じような案件がしたかったから。
こども産まないと女性的に権限ないような社会の雰囲気があるから。
恋人とは違う、圧倒的な理解者がいるから。
著名なところをやってSNSにアップしていてマウントを取られている気がするから。

など。
なんだか今見ると…。

たとえば、子どもについて深ぼってみます。

子どもがいない選択でも「私は意外と幸せ」

今でも「なぜ子ども産まないの?産んだ人にしか分からない素晴らしさがるのよ」なんて直接的に言われたりもするのですが、
産まないと知れないこともありますし、感動があることもあることは重々承知しています。
けど、いなくても今私は幸せだと思って生きていて、それを自分でも実感できてきたからそこの芝生は特に青く感じなくなりました。
「逃げ恥」のゆりちゃんのセリフがしっくりきていて「ありがとう!みんな私の代わりに産んでくれて!」って感じで気軽に生きています。
「だってその分働いているもの。税金納めてるもの。」とゆりちゃんの気持ちになって私は産まないけど、その分たくさんの税金とかを収めて貢献しているって、
そう感じないと「そうでない、子ども作ってこそ」みたいに思っている人もいるので、やってられないというところもありますけど。

拗らせてないか考える

私は拗らせ系で、自分も知らず知らずのうちに深く考えすぎて落ち込むなんてことが多くありました。
そこからの脱却をどうしたか?

  1. まず一呼吸おいて深呼吸

  2. 自分から俯瞰の自分を頭の上に出すイメージで、その私に「本当に落ち込んでるの?それ死ぬほど泣くことなの?」と言わせてみる

  3. そこでピタッと落ち込む気持ちがなくなると拗らせているだけだったということになります。

意外と「あれ、自分大丈夫やん、意外と落ち込んでへんやん」ってなることの方が多いし、深く傷ついていてもそこから自分でまた傷を深めるような自傷的感情は薄れるので気持ちが軽くなると思います。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。


さいごに伝えたいこと

先ほど例に出したので、お子さんいるいないの部分でどうしても思うところがあり、綴ります。

これはお子さんがいる人いない人に関わらず伝えたいのですが、ほしくてももてない人もいるし、持たない選択をする人もいることを理解できる社会になってほしいと切に願います。

私は子どもがいませんし、今後は分かりませんが今のところは考えていません。
でも産んで大変な思いしている友人や、私は10以上年の離れた兄弟もいましたから出産までの大変な母の姿を見て育っているので(もちろん本人にしか分からない大変さはわからないかもしれませんが)
母は偉大だと思っていますし、私には到底できない命に関わる大変なことをしていると感じていて、お母さんたちを尊敬しています。
だから私ができる範囲で世の中のお母さんたちが社会復帰しやすい会社に、まずは今の会社からと動いていたりします。

なんでも世の中「リスペクト」だと思います。
子どもがいる人の幸せや苦しみ、子どもがいない人の幸せや苦しみ。
世の中が互いの違いの感覚を認めたり容認し合って、強制したり侵食しないようになれたら
もっと生きやすい世界になるのかもしれないですね。


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