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商品から「貧富の差」が見えてくる

こんにちは。みーきちです。

今日は「貧富の差」についてのお話です。

まず、現在の世界は、一体どうなっているのか見てみましょう。

記事引用

米国の億万長者660人の資産は合計で4兆1000億ドルに達し、米国の人口の下位50%が保有する資産合計の3分の2以上となっている。

ええっと、本日時点で、1ドル108.4円なので、4兆1,000億ドル ≒ 444兆4,400億円ですね・・・660人で単純に割ると、1人当たり約6,734億円です。

私はしがないサラリーマンですが、もし手元に6,734億円もあったら、本気で困ってしまいます。

多分、投資や資産運用などで色んな会社や人に声を掛けられた結果、多くの人々に騙されて多額の金を巻き上げられ、人間不信になってヤケ酒を始め、結局短命に終わり盛大なお葬式をあげることになるかもしれません。それでもお金が余り、今度は遺産を手にした息子が株式の配当などでどんどんお金を稼ぎ、お金目当ての女性や詐欺師に声を掛けられた結果、多くの人々に騙されて多額の金を巻き上げられ、人間不信になってヤケ酒を始め、結局短命に終わり盛大なお葬式をあげることになるかもしれません。それでもお金が余り、今度は遺産を手にした息子の息子が遺産を元手にお金を稼ぎ盛大なお葬式を・・・

ここまで書いてみて、やはり日本国は相続税をガッツリ取るべきかなと思い始めました。

すみません。話が脱線しました。

先ほどの記事には、こうも書いてあります。

米シカゴ大学などの推計によると、米国では2020年後半の半年の間に、800万人以上が貧困に陥った。

米国の人口は2019年時点で約3億2820万人とのことなので、単純計算で米国全体の約2.4%の人々が、2020年の後半、貧困に陥ったことになります。

もちろん、世界のほとんどが資本主義社会を採用しているため、貧富の差が生じるのは仕方のないことなのですが、個人的な感想としては「ちょっと格差が酷すぎやしませんか?」と思います。

日本では、企業に就職して地道にお金を稼ぐことが美徳とされる風潮がありますが、冒頭の例で挙げた6,734億円は、どう頑張っても企業に勤めながら稼ぐことが難しい額です。

そもそも、しがないサラリーマンの一僻みですが、個人が6,734億円(あるいはそれ以上)もの資産を保有することができる今の社会の仕組みに、何か大きな欠点があるような気がします。

今、かの有名な前澤さんがお金配りをしていますが、富の再分配という観点からみると、とてもいいことをしているなぁと思う反面、何かこう、このような動きが個人の動きではなく、社会全体の仕組みとして取り入れられたらいいのになぁと、個人的に思う次第です。

ちなみに、世界一の大富豪は、先月2021年2月の時点で、かのAmazon.comの創設者、ジェフ・ベゾスさんです。

その総額たるや、約1,912億ドルです!(本日時点の日本円で約20兆7,260億円!)

もし私の手元に約20兆7,260億円があったら、多分、個人で最高級の寿司やステーキなどの美味しいモノを食べたり、高い車や腕時計を買ったりなどの贅沢をしたいという欲望を通り越して、人類全体の幸福のために、どうやって資産を有効活用し世界全体に還元するか、何日も考え込んでしまうと思います(考えすぎてベゾスさんのように頭が禿げ散らかるかもしれません。冗談です。ベゾスさん、スミマセン)。

まーた話が脱線しました。

ここらでタイトル回収します。

新型コロナウイルスの関係で、米国では貧富の差が勢いよく広がっています。このコロナ禍に国境はありません。恐らく、日本も貧富の差が勢いよく広がっていると思います。

私たちの身の回りの商品を見ると、貧富の差が見えてきます。

★1粒5,000円のいちご VS 1パック398円のスーパーのいちご

★1食約4万円のお寿司 VS 1食約1500円のスシロー

★35万円(1泊2日)~197万円(4泊5日)の豪華列車 VS 青春18きっぷ

★1本約525万円のワイン VS 1本約800円の近所の酒屋のワイン

★1本約6218万円の時計 VS カシオスタンダード(チープカシオ)

★1台約20億円の車 VS 本体価格1万円の中古車

色々調べてみましたが、最高級の商品を揃えても、約21億円を超えないようです。

なんだか、数字の感覚がおかしくなってきたので、今日はこの辺で。

ちなみに、色々書きましたが、自分は1個約20円の生卵を使った、たまごかけご飯を食べる時が一番幸せです。

安上がりな人間で良かったです。

換気扇にこびりついた油汚れのような私の記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。サポートして頂けると、妻がニッコリします。