太郎

平成元年生まれ。在京メディアで近畿→北関東→東京で記者。転職して現在は別業界。休日はカ…

太郎

平成元年生まれ。在京メディアで近畿→北関東→東京で記者。転職して現在は別業界。休日はカメラを携えて旅に出ます。海外は20カ国以上。最近ペンを握っていないのでボケ防止に書きます。所属は関係ないです。細々と旅ブログしてます→ https://gugugunma.theblog.me/

最近の記事

あるどうでもいい趣味

あるどうでもいい趣味を、社会人の先輩から伝授されたのは、大学3年の春だった サークル活動先の岩手に向かうため、社会人の先輩と、都内から東北自動車道を北上していたのだが、サービスエリアで休憩するたびに、その先輩はご当地ジャンクフードを屋台で買っていたのだ 「そんなのよくある光景だろ」と思うかもしれない。いや、違うのだ。あるどうでもいい、こだわりがあったのだ まず、人の並んでいない、いかにも人気のなさそうな屋台を狙う。この時点では、待つのが嫌なんだろうか?ぐらいにしか思って

    • この世には再現できない味がある

      この世には再現できない味があるように思う 中学に入学して、水泳部に入った。当時、校内にはプールの隣に体育館と部室棟があり、下校時刻の間際、練習が終わって暑さから解放された運動部員が、叫びながらフルチンでプールに飛び込むのが日常風景になっていた いま振り返れば本当に些細なことなのだが、中高生にはそれなりの縄張り意識がある。何も断らずに裸でプールに飛び込む輩がいると、水泳部員は急いで次亜塩素酸の固形タブレットを投入し始めるのだった 塩素を入れるのは、合理的な理由があった。屋

      • 白米だけで大学生は生きていけるのか

        大学2年のとき、家賃3万円の物件に縁があり、1人暮らしを始めた 収入はもっぱら、長期休みの塾講師と、大学近くの酒屋での配達バイト。塾講師の収入はもっぱら家賃とサークル活動に消えた。生活費は配達バイトで1回あたり5000円。現金でもらえるシフトに週1、2回入ってしのいだ 5000円÷7日=1日715円。これでどうやって生計を立てたのか、今ではまったく分からない。昼に大学近くで500円ランチを食べると、残るのは215円。ほとんど炭水化物に頼っていたように思う。コメ5キロで20

        • 男子高の生徒会室

          「君のルーツは生徒会室でしょう」 なるほど…と思ってしまったのだ。先日、キャリアの悩みを中高同期に打ち明けた際、返された言葉だった。自分は中高6年間を神奈川の男子校で過ごし、そのうち3年間は生徒会に属して、高校棟にある「生徒会室」が昼休みと放課後の居場所になっていた 生徒会室には、顧問は最低限しか顔を出さなかった。思春期の中高生には、大人の監視が行き届かない「居場所」が要る、という配慮があった(らしい)ことを最近知った。当時は8割ぐらい意味をはき違えて、無法地帯を作ってい

        あるどうでもいい趣味

          自分はどのように中二病と闘病したのか

           僕が中高時代を過ごした2000年代は、インターネット上で「中二病」という言葉が流行り始めていた頃だった。中二病は、思春期に特徴的な、過剰な自意識やそれに基づく痛々しい振る舞いを揶揄するインターネット上の俗語だ。医療機関を受診しなければならないような疾患とは異なるものの、在学当時、僕の症状は、深刻なステージにあった。  自分は特別な存在のはずだ。どうにかしてそれを確かめたい。そんなことを考えていた中学2年の冬、格好のイベントがやってきた。生徒会役員の選挙だった。中高一貫男子

          自分はどのように中二病と闘病したのか

          記者の名刺整理術

          「記者時代の名刺の整理方法を教えて」と、会社の同期に頼まれて先日小一時間話した。名刺管理ソフトを使っているわけでもなく、極めてアナログな方法だけど、意外と驚かれることも多かった。話したことを思い出してみる。 【1】日付やエピソードを記す これはどの業種でも基本かもしれない。大きなイベントで沢山の人に会うと誰が誰だか分からなくなるので、何の話をしたか連想で思い出せるように記しておくといい。「●●の発表日」「●●さんの部下」「●●に興味あり」など。その場で書くと怪しいので、覚

          記者の名刺整理術