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10分でわかる海外ニュース 2023年12月18日

オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュースを翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia


【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
何かとストレスを感じやすい年の瀬。
28%もの人がお金でストレスを感じていると統計で出ている。
そうでなくてもお金というのはストレスの要因になりやすいのにも関わらず、この忙しい年末に限って言えば4分の1以上の人がストレスを感じている。

それを解決するにはまず、パーソナリティ、つまり個性や人柄を理解することが大切。
個性とは時間の使い方だったり、仕事や人との向き合い方、それこそお金との付き合い方に現れる。
なぜ、自分はこう考えるのか、こうするのか。また、それをしないのか。
お金を使うときに考えるのは相手の顔?それとも費用対効果?未来を思い描く?

そしてそれは親による影響が大きいことがわかっている。
親は、保護者はお金とどんな向き合い方をしていた?どんな使い方をしていただろうか。
その思考のパターンがわかると、なぜお金で困っているのかがわかる。
さらにもしあなたがお酒や食事、人間関係でストレスを感じているのであれば、同じように自分の思考、個性を理解することから始めてみよう。
何も親に責任転換をすることを推奨しているわけではない。
そこにヒントがあることを示唆している。親にならったのか、それとも反面教師としたのか。まずは足掛かりとしてそんなふうに考えてみると意外とすんなりと見つかるだろう。

【金融ニュース】

ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに転換する用意があると明言したことで、ウォール街は今週、株式と債券に全面高となった。

米中央銀行は、政策立案者たちがさらなる利上げを見送り、代わりに来年3回の利下げを織り込んだため、基準金利を据え置いた。ナスダック100種株価指数は史上最高値で取引を終えた。S&P500種株価指数とハイテク株指数も、FRBの方針転換を受けて7週連続の上昇を記録した。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が金曜のCNBCで、3月の利下げを考えるのは「時期尚早」だと語ったことでさえ、上昇を抑えることはできなかった。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■中国のiPhone禁止、政府・国営企業で加速

・世界最大のモバイル市場の一部からアップル社やサムスン電子を締め出すことになりそうな前例のない禁止令が動き出した。

この件に詳しい関係者によると、少なくとも8つの省にまたがる複数の国営企業や政府部門(繁栄している沿岸部を含む)が、ここ1、2ヶ月の間に従業員に対し、地元ブランドの製品を持ち始めるよう指示を出したという。これは、北京と天津の少数の機関が職員に外国のデバイスを家に置いておくように指示し始めた9月頃からの大きなステップアップである、と機密命令について特定されないように求めた関係者は述べた。

■2024年、LVMHとラグジュアリーの運命が逆転する年

・LVMHをはじめとする高級品株にとって、2024年は2023年を逆にしたような年になりそうだ。

中国の再開によって高価なハンドバッグや宝飾品への買占めが活発化し、その後息切れした今年とは異なり、投資家は2024年は弱い足取りで始まり、後半に復活すると予想している。BNPパリバのアナリストが言うように、リシュモンやグッチ傘下のケリングSAなどの高級品株にとって、来年は「二分の一のゲーム」になりそうだ。

LVMHの時価総額を一時5000億ドルにまで押し上げた2023年の好スタートは、今や遠い記憶となった。中国の消費者は現在、推定3620億ユーロ(3970億ドル)の世界高級品市場の約4分の1を占め、2030年には40%を占める可能性がある。

■ロングリース、シェアハウスが賃貸危機を緩和する鍵になるかもしれない

・余っている寝室を貸し出すよう住宅所有者に奨励することや、長期賃貸を促進することは、ビクトリア州の賃貸危機を緩和するための様々な斬新なアイデアの一つであることが、新しい報告書で明らかになった。

首都の中でもメルボルンは、この1年で最も賃貸物件が激減し、テナントに大きなプレッシャーを与えている。

PropTrackの最新データによると、メルボルンの賃貸空室率は過去12ヶ月で0.44ポイント低下した後、11月には1.16%に達した。

【最後に】

投資物件をいまだに見ている。
ずっと、見ている。
いつかその時がくるまで、いやその時がきてもずっと見ていく。
いろんなサーチの種類を変えながら、家やユニット、土地を見て値動きや反応を確かめて次はこの辺りだろうかとあたりをつける。

ほぼ趣味の領域だ。
筋トレや自転車、朝のインスタライブに並ぶ一つの趣味と言っていい。
唯一違うのは実利を伴うということ。
そしてそれがまた楽しい。
今のテナントさんとの関係性は良好で、一度も家賃の遅れもなく過去6年過ごしてきている。平穏無事だからこそ、次はこうしたいという野望、願望がムクムクと育っているのかもしれない。チャレンジしたいという欲望。

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