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【スクワット】怪我をしないための教科書〜コンディショニング編〜

はじめに〜自己紹介と理念〜

初めまして。
「トレーニング強化書」というブログYou Tubeを運営している「タロー」と申します。

柔道整復師の資格を持つトレーニング指導者として活動しており、運営している「トレーニング強化書」では
・トレーニング情報、ケガをしないためのフォーム解説
・怪我に対するリハビリ、予防のストレッチ方法
など、健康にトレーニングするための情報を発信しています。

健康にトレーニングするには「ケガをしないこと」が必須になり、日々の「コンディショニング」が大切です。

ここで言う「コンディショニング」の定義は、
・ストレッチ(筋の柔軟性向上)
・モビリティーワーク(関節、筋の動きを付ける)
など「怪我をしないために体を動きやすくする方法」です。

「スクワットの怪我の原因は?」と聞かれると、
・フォームが良くなかった
・前から少し違和感があった
・重たい重量を扱いすぎた

この3つが「自覚している理由」として大半を占めていると感じますが、それらの原因になるのが、そもそもの「コンディショニング不足」の可能性が大いにあります。

特に「コンディショニング不足」で起こりやすいのが
・バーを担いだ際の「肩の痛み」
・しゃがんだ際の「股関節の痛み」
・慢性的な「腰の痛み」

など、スクワットの悩みのほとんどです。

これらの悩みに対して、コンディショニングを行うことで「痛みの根本改善」「ケガの予防」が期待できますが、皆さんはトレーニング前にストレッチ(コンディショニング)を行っているでしょうか?

普段からストレッチをしている人を除き、ストレッチを「やらない理由」としては、

「筋力が低下するからしない!」
「その時間を使うなら、トレーニングがしたい!」

などの理由や、

「なにをすれば良いのかわからない」
「ストレッチの効果ってなに?」

といった様々な「やらない(できない)理由」があると思います。

頭ごなしに「やったほうが良い!」は説得力が無いので
・ストレッチを必ずやるべき理由と理論
・40種類のストレッチのやり方(画像解説)
・21種類のモビリティーワークのやり方(画像解説)

をご用意しました。

これを読めばストレッチを「やらない理由」が「やりたい理由」に変わり、習慣化することを期待して書いています。
また、普段からストレッチをしている方は、より楽しめると思います。

そして、必ず覚えておいてほしいことが、
今回紹介するストレッチやモビリティワークは、やった分の「努力量に比例して体が変化」します。

つまり、この記事を「見ただけでは何も変化しない」ので、実際に一緒にやってみてください。

「目次」から自分の当てはまる項目だけでも良いので、選択的にコンディショニングをやってもらい、怪我をせずスクワットを楽しんでもらえると良いなと思います。

では、「トレーニング前にストレッチを必ずやるべき理由」から見ていきましょう。

トレーニング前の静的ストレッチを必ずやる理由


『トレーニング前の静的ストレッチは「筋力が低下」するからやらないほうが良い』
おそらく、筋トレ前にストレッチを避ける理由第一位が「この理由」だと思います。

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