ロシアでの銃乱射テロについて
ざっと、現時点でのロシアのモスクワ郊外で発生したコンサート会場での銃乱射事件についての情報をまとめます。
事件概要
背景情報
クロッカス・シティ・ホール
ロシアのモスクワ州クラスノゴルスキー地区に位置するコンサートホールです。このホールはクロッカス・シティ・コンプレックスの一部であり、世界最大の収容人数を持つコンサートホールとして知られています。
ロシアがウクライナ関与を発表する理由(推測)
ロシア側
・ウクライナの関与を主張することで、国内での支持を高め戦争を正当化する
・国民の愛国心を煽り、プーチン政権への支持を確保する
・テロ事件を口実に、ウクライナへの更なる軍事行動を正当化する
ウクライナ側(仮にロシアの主張が事実でない場合)
・ロシアによる偽旗作戦の可能性があり、ウクライナ側は関与を否定すべき
・ロシアの戦争継続の口実づくりに反対
国際社会
・テロ行為は断固として非難すべき
・客観的で慎重な捜査が必要で、単なる相手への非難に終始すべきではない停戦と平和的解決を求める
・政治的には、双方が自国の主張を有利に展開しようと画策する可能性が高いといえる。
イスラム国とは
イスラム国(IS)は、イスラム教スンニ派の過激派組織で、一時期、シリアやイラクにまたがる地域を支配し、2014年6月にイスラム法に基づいた「国家」の樹立を一方的に宣言しました。
この組織は、元々2003年のイラク戦争によって台頭したイラクのアルカイダ(AQI)を前身組織とし、それ以降、イラク国内の宗派対立や米軍の撤退、アラブの春に伴うシリア内戦などを通して強大化することに成功しました。
テロの動機
テロの背景には、宗教や民族、政治的対立による紛争、克服されない貧困、脆弱な統治機構など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
テロは、大勢の無実の人々を巻き添えに恐怖を拡散し、敵対勢力(敵対国)に心理的打撃と企業活動の停滞などの経済的打撃を与えることによって、闘争を有利に導き、組織の主張を認めさせ、理想の社会を実現したりする目的で実行されると言われています。
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