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2年間お店を経営して気づいたASDの強みは継続力だと思う

ちわちわ!あすてんです!!

毎度のごとく伝えさせていただいてますが、ぼくのやっているデカフェでは、ほぼ毎週金・土・日に発達障害について語る会を開催しています!

イベント内で出てくる話題としては

・発達障害の特性をどうやって生かすんだろう
・発達障害は職場やパートナーに打ち明けるべきか?
・発達障害の人が自己肯定感を上げるためには?

みたいなことをよく話しているのですが、そんな中でASD(自閉症スペクトラム)のひとの強みについて考える機会がありました。

というのも、発達障害の強みを考えるときって、だいたいADHDの方の特性が優遇されているような気がするんですよね…。気のせいでしょうか。

ちなみにADHDの方の強みとして挙げられるものとしては、

・行動力があって何事にも果敢に挑戦する姿勢が強みだ!
・リスクに怯えずに突っ走っていく姿勢が経営者に向いている!

とかですね。

そんな話を聞くと

「おいおい、ASDについての強みが全然取り上げられてねーじゃん!」とムカムカしていた人もいると思います。

それではいかん。自分自身も生粋のASD(自閉症スペクトラム)として生かせる強みを発見して、少しでも同じASDの人が自信を持てないかなと考えて見つけ出した強みがこちらです。

結論、ASDの方は一度決めたルールにのっとって継続する力が非常に強いと思っています。

一種のこだわりなのか、ルーティン作業を好むか分からないですが「これだ!」と決めたものに対しては、永遠とコツコツ積み重ねることができるんですよね。

このnoteでは、表では言えないことや、発達障害の自分がカフェでリアルで経験したこと、今まで会ってきた発達障害当事者とのストーリーや、アスペの僕の仮説検証など、独自の経験や体験に基づいた内容を書いていこうかなと思っています。

それでは今回もれっつらごー!

時間はかかるけど結果が出るのはASD

先ほど、ADHDのひとはすぐさま行動に移せる部分があるので、確率的にどんどん行動に起こして成功に近づけるのが強みっていう話を書きました。

周りの発達障害の人の中にもADHDの強みを生かしている人はいませんか?

考えるよりも動いてしまうタイプの人。失敗の数が多くても、気にせずにグイグイと進んでいく人っていますよね。

側から見ると危なっかしくても、何度も倒れては立ち上がりまた挑戦する…。そんな能力があるので、みている側も「おお!頑張れー!」と応援しやすいです。

そう考えると、ぼくたちASDはすぐに行動して挑戦するという「誰からもみてもわかりやすい」強みは持っていません。

どちらかというと「これにしようかな」「あれにしようかな」「でもこうやると失敗するしな…。」と自分1人の世界で考えて考えて考え抜いてしまいます。

しまいには「結局小さなミスが目立つくらいなら辞めておこう」「怖いから挑戦するのはまた今度にしよう」と行動そのものを辞めてしまうケースもあります。

ここだけみると、ADHDと比べて爆発力も少なければ、挑戦や行動のハードルも高いので、なかなか強みを生かせず「ASDって何が強みなの?」と思ってしまう方も少なくありません。

しかし、反対にASDには一度決めたことやルールに従って行動する強さがあります。

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