見出し画像

『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』:1997、日本

 珠黄泉(たまよみ)族の子孫であるヘクソンは、飛行機で日本へやって来た。彼が新東京国際空港に降り立つと、珠黄泉族の副頭領であるチーママ・マホがホステス軍団を引き連れて出迎えに来ていた。
 ヘクソンはマホに伝説のジャークのタマを差し出し、「これで世界は我々、珠黄泉族の物」と告げる。そこにオカマの三兄弟であるローズ&ラベンダー&レモンが現れ、タマを奪って「このタマは元々、私たち珠由良族の物。返して頂くわよ」と口にした。

 ヘクソンは「ほっておけ。騒ぎを起こすな」と告げるが、マホはホステス軍団に「取り戻せ」と命じた。逃げ出した三兄弟はすぐに追い付かれ、激しい格闘になった。
 千葉県警・成田東西署の資料室に回されている東松山よねは、空港の事件を捜査するよう命じられた。彼女は署内で厄介者扱いされており、変な事件ばかり担当させられていた。野原一家はテレビのニュースで、発掘されたばかりの赤い埴輪が北春日部大学の考古学室から盗まれたことを知った。オカマ三兄弟はバイクに乗り、春日部へと逃げ込んだ。

 朝、シロを散歩させていたしんのすけは、河原の芝生で眠っているローズを見つけた。しんのすけが近くに落ちていたタマを拾うと、ローズが目を覚ました。ローズは自己紹介し、疲れて眠り込んだことを話す。だが、気味悪がったしんのすけは、その場から逃げ出した。
 しんのすけがタマを持ち去ったことに気付いたローズは、血相を変えた。帰宅したしんのすけは、落としたタマをひまわりに取られた。しんのすけがプリンを食べている間に、ひまわりはタマを飲み込んでしまった。

 その夜、オカマ三兄弟は野原家に忍び込み、寝ている一家を起こした。三兄弟からタマのありかを問われたしんのすけは、ひまわりに取られたこと、探しても見つからなかったことを告げる。
 霊感の強いレモンはひまわりに触れ、彼女がタマを飲み込んでいることを知った。三兄弟は野原一家をワゴン車に乗せ、珠由良族東京支部へ行くことを教える。そんな一行を、ホステス軍団の車が尾行していた。

 三兄弟が野原一家を案内した先は、新宿の雑居ビルにあるオカマバー『スイングボール』だった。三兄弟はしんのすけたちに、珠由良一族のことを語る。その昔、霊感に優れた一族は悪霊を退治しては人々に感謝されていた。珠黄泉族も同じような力を持っており、協力関係にあった。
 だが、ある時、珠黄泉族に強力な霊能力者が現れた。彼は力を悪用し、禁じられた法具“魔ン棒”を使って凄まじい悪の霊力を持った魔人ジャークと手を結び、世界を支配しようと考えた。

 だが、珠由良と珠黄泉の両氏族は協力して戦い、多くの犠牲を出しながらも霊能力者を倒し、ジャークを埴輪に封じ込めた。魔人の霊力は埴輪の下腹部に2つのタマとして結晶化し、その2つのタマを珠由良族が、魔ン棒を珠黄泉族が管理することになった。
 ジャークが二度と蘇ることの無いよう、埴輪は地中深く埋められた。その埴輪が北春日部大学から盗まれた物であり、ひまわりが飲み込んだタマが霊力を結晶化させた内の1つだったのだ。

 銀座の雑居ビルにあるクラブ『玉王』では、珠黄泉族の頭領である玉王ナカムレがヘクソンと話していた。その近くには、彼女の用心棒であるサタケが立っている。既にナカムレは埴輪を手に入れており、後は2つのタマがあればジャークを復活させることが出来る。
 もう1つのタマのありかについてヘクソンが訊くと、ナカムレは分からないと答える。ジャークを操るために必要な魔ン棒について彼が尋ねると、ナカムレは用事を理由にして、マホと共に店を出て行った。

 オカマ三兄弟は世界の危機を訴えるが、野原一家は全く理解しようとしなかった。みさえは帰らせてほしいと頼むが、三兄弟は「珠黄泉族がタマを狙ってるの。私たちと一緒にいなさい」と告げる。
 三兄弟は一家に、自分たちの曽祖父が金に困ってタマの1つを骨董屋に売ったこと、それが外国に渡ったこと、ヘクソンが日本に持ち込んだことを語った。レモンは珠黄泉族の襲撃を察知し、ラベンダーと共に入口を封鎖する。しかしサタケがドアを破壊し、店内に乗り込んで来た。

 サタケに続いてナカムレ、マホ、ホステス軍団も店内に入り、タマのありかを三兄弟に尋ねる。しんのすけが不用意に口を滑らせたため、ひまわりがタマを飲み込んだことがバレてしまった。野原一家と三兄弟は隙を見て店から脱出し、ワゴン車に乗り込んだ。
 三兄弟は身を隠すため、ローズが割引券を持っているニコニコ健康ランドに一家を連れて行く。宴会場で今後の行動について相談した一行は、珠由良族の本部である青森県の“あ、それ山”へ行くことにした。もう1つのタマがそこにあり、戦士たちが守っているという。

 よねは偶然にも健康ランドへ来ており、しんのすけたちの話を耳にした。よねに話し掛けられた三兄弟は相手が刑事だと知り、事情を説明した。よねは「やっと銃が撃てるような事件に巡り合えた」と喜びに震え、「安心しなさい。私が付いている限り、その赤ちゃんは安全だ。そして世界の平和も」と自信たっぷりに告げた。
 そこへ珠黄泉族の連中が現れると、よねは拳銃を構えた。サタケが警告を無視したので、よねは発砲するが、一発も当たらなかった。

 しんのすけたちは車で逃亡し、マホとホステス軍団が追い掛ける。ヘクソンは超能力でしんのすけたちが北へ向かったことを察知するが、それを聞いたナカムレは本気にしなかった。ひろしが立ち小便をしていると、マホたちの車が迫って来た。
 レモンがワゴン車を発進させ、よねは追い掛けるひろしに手を伸ばす。だが、ひろしに引っ張られたよねは車から落ち、畑に落ちた2人は置き去りにされた。ワゴン車に撒かれたマホは、追跡の続きは明日に回すことにした。ひろしとよねは徒歩で浜前田駅に辿り着き、待合室で就寝した。

 翌朝、ひろしとよねは電車に乗り、青森へ向かった。みさえはひまわりのオツムを買うため、スーパーマーケットに立ち寄った。三兄弟も店に入り、商品を物色する。
 みさえが買い物に夢中になっている間に、ベビーカーに乗っていたしんのすけとひまわりはマホに拉致される。それに気付いた三兄弟は、カートで後を追う。マホはしんのすけに気付くと、「お前は要らないんだよ」と放り投げた。しんのすけは三兄弟のカートに飛び込んだ。

 ラベンダーがマホに飛び掛かり、投げ出されたひまわりをしんのすけがキャッチした。レモンはローズに「先に行って。すぐに追うから」と告げ、ホステス軍団の足止め役を買って出た。ラベンダーはマホと戦い、ひまわりを追い掛けようとする彼女を必死で妨害する。
 ローズはラベンダーとレモンが捕まったのを目にするが、しんのすけたちをワゴン車に乗せて逃走した。ヘクソンは超能力でローズたちの居場所を調べ、ナカムレに「チーママたちは引き上げさせていい。私は出掛けて来る」と告げた。

 ひろしとよねは電車の窓からローズたちのワゴン車を見つけ、次の駅で降りて合流した。一行はローズの実家が経営する“あ、それ山パラダイスランド”に到着するが、全く客の姿は無い。ローズは野原一家に、裏の世界の人間だから山を売り物に出来ないのだと説明した。
 ローズは一行を実家に案内し、珠由良族の頭領である母と会わせた。珠由良の母は、もう1つのタマを一向に見せた。彼女は「珠由良七人衆がお前たちを守る」と言うが、年寄りの七人衆が刀を持って鎧を着用しているので、みさえとひろしは不安になった。

 夕方、ひろしはしんのすけを連れて丘へ行き、「父ちゃんに何かあったら、ひまわりのことを守ってやってくれよ」と告げる。その夜、食事をしている最中に、珠由良の母はヘクソンが来ることを察知した。珠由良七人衆が出動してヘクソンに立ち向かうが、次々に倒されていく。
 ヘクソンは家に辿り着き、よねを圧倒して気絶させた。ヘクソンは珠由良の母とローズを締め落とし、タマを奪い取る。野原一家は奮闘するが歯が立たず、ヘクソンにひまわりを連れ去られてしまった…。

 脚本・監督は原恵一、原作は臼井儀人、プロデューサーは茂木仁史&太田賢司&堀内孝、キャラクターデザインは原勝徳、作画監督は原勝徳&堤のりゆき、美術監督は野村可南子&古賀徹、設定デザインは湯浅政明、撮影監督は梅田俊之、ねんどアニメは石田卓也、録音監督は大熊昭、編集は岡安肇、絵コンテは原恵一、演出は水島努、色彩設計は野中幸子、音楽は荒川敏行&宮崎慎二。

 声の出演は矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、青森伸、郷里大輔、塩沢兼人、大滝進矢、臼井儀人、山本百合子、水原リン(現・真山亜子)、中嶋聡彦、岩永哲哉、中田雅之、太田勝、山本圭子、筈見純、島津冴子、立木文彦、雪乃五月、佐藤ゆうこ、嶋村薫、納谷六朗、高田由美、富沢美智恵、林玉緒、鈴木みえ(現・一龍斎貞友)、佐藤智恵ら。

―――――――――

 臼井儀人の漫画『クレヨンしんちゃん』を基にした人気TVアニメの劇場版シリーズ第5作。監督は前作までの本郷みつるに代わり、これまで演出を担当してきた原恵一が務めている。脚本は2作目から3作連続で本郷みつると原恵一の共同だったが、今回は原恵一が単独で執筆している。
 しんのすけ役の矢島晶子、みさえ役のならはしみき、ひろし役の藤原啓治、ひまわり役のこおろぎさとみ、シロ&風間くん役の真柴摩利といったTVシリーズの声優陣の他に、ジャークの声を青森伸、ローズを郷里大輔、ラベンダーを塩沢兼人、レモンを大滝進矢、ナカムレを山本圭子、ヘクソンを筈見純、よねを山本百合子が担当している。

 アニメ版『クレヨンしんちゃん』の初期は、オカマのキャラクターが付き物だった。前作『ヘンダーランドの大冒険』では敵のボスがオカマ魔女のコンビだったが、今回は野原一家と一緒に行動する珠由良ブラザーズがオカマだ。
 オカマと言ってもバリバリの女装をしているわけではないし、スキンヘッドだ。実は前作に出て来たオカマ魔女のマカオも、第2作『ブリブリ王国の秘宝』に登場したオカマのニーナもスキンヘッドだった。どうやら臼井先生、スキンヘッドのオカマというキャラが好きらしい。

 これまで登場したオカマさんたちの中でも、今回の珠由良ブラザーズ、特にローズは、最も魅力的なキャラクターではないだろうか。それは「野原一家の味方である」とか「出番が多い」とか、そういう事情も関係している。
 ただ、それだけじゃなくて、「強面だけど心は優しい」「普段はオネエだけど脅す時は凄みのある男になる」「歌って踊れるオカマ」といったキャラ設定が充分に表現されていることも大きい。っていうか、そもそもオカマってアニメやコメディーに限らず、実は使い勝手のいいキャラなんだよな。

 それと、今回はオカマだけでなく、悪役のキャラクターも魅力的。それは「コメディーの悪役キャラクター」として魅力的という意味だ。珠黄泉族は単純に野原一家を攻撃するのではなく、宴会場では舞台に登場してレビュー的なモノを披露する。
 珠黄泉族が珠由良族を追い掛けようとした時、ナカムレは「こんなとこで暴れたら他のお客さんに迷惑どす」と注意し、着替えて表へ出てから続きをやるよう双方に促す。ひろしが逃げようとする途中で取引先の面々と遭遇して名刺交換していると、ナカムレはマホたちに「名刺交換はサラリーマンの神聖な儀式、誰も手ぇ出したらあきまへんで」と命じる。

 健康ランドの外に出て両族が対峙すると、マホはホステス軍団に新体操のリボンを武器として使わせる。ホステス軍団は新体操格闘術の使い手で、それが単なるリボンではないことを示すため、マホは大根を切り刻ませる。
 「輪切りしか出来まへんの?」とナカムレが訊くと、マホはイチョウや短冊、サイの目、千六本など様々な切り方が出来ることを実際に見せる。野原一家たちが拍手し、通販番組のような状態になってしまったのでマホは思わず「さて、気になるお値段ですが」と言ってしまうが、ナカムレが「ナンボ?ワテもほしおすわ」と言うと「じゃなくて」とツッコミを入れる。

 単純に悪事を働く奴、凄みのある奴ということではなく、そういうキャラ造形にしたことで、喜劇としての面白さが増している。
 元悪役プロレスラーで、その前はベビーシッターという設定のサタケは、ひまわりを可愛がり、その扱いが酷いマホたちに腹を立てて寝返るが、こいつも魅力的だ。前半は単なる屈強な用心棒キャラだったけど、ひまわりを可愛がる描写が出て来てから、一気に良くなった。

 珠黄泉族と珠由良族がスーパーマーケットでゴボウやバナナ、カニやカツオといった食料品を武器にして戦うのも、みさえ&しんのすけの絡みを覗けば「ここは笑うトコですよ」というアピールがそれほど強いわけではないが、なかなか愉快なシーンになっている。そんな風に、せっかくコミカルな戦いが面白いので、ヘクソンが乗り出してマジなモードに入ってしまうと、残念な気分にさせられる。
 でも終盤、頭を空っぽにするためにみさえとひろしが朗々と『愛は傷つきやすく』を歌い上げ、その中でヘクソンが情けなく倒される様子を描くのは、また愉快なシーンになっている。実は、かすかべ防衛隊の面々がラストシーンで初めて登場するのだが、そんなことが気にならないほど面白かった。子供向けアニメ映画ということを考えると、『オトナ帝国の逆襲』よりも上と言ってもいいんじゃないか。

 監督が本郷みつるから原恵一に交代したことの影響なのか、「子供には絶対に分からないであろうマニアックなネタ」が多く盛り込まれている。
 宴会場の舞台に現れたナカムレたちは三波春夫の『世界の国からこんにちは』に合わせて踊り、踊りってほどでもない動きなのでしんのすけが「三波春夫が泣くぞ」と言う。健康ランドには臼井儀人が来ているが、鳥羽一郎の『兄弟船』を熱唱する(臼井儀人本人が歌っている)。

 珠由良七人衆は『七人の侍』が元ネタ。ヘクソンが珠由良の母の家へ来た時、ひろしは『与作』を歌う。ヘクソンに頭の中読まれないように歌う作戦を取る際、ローズは伊東ゆかりの『小指の想い出』、みさえとひろしはヒデとロザンナの『愛は傷つきやすく』を歌う。そんなの、子供にゃ絶対に分からないからね。
 原恵一は後に『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』という子供を完全に無視した作品を撮るが、シリーズ初監督の頃から既に予兆はあったのだ。

 これも監督交代による影響なのかどうかは分からないが、今までの劇場版よりもファンタジー色が薄まっている。もちろん、霊能力者が登場したり、魔人が埴輪に閉じ込められていたりということで、相変わらず非現実感が強い内容ではあるのだが、舞台となっているのは日本だし、現実的な景色が広がる場所ばかりだ。
 また、超能力を持つキャラクターはいるものの、野原一家が立ち向かう相手は人間ばかりだ。終盤にジャークが登場するが、既に賞味期限が切れているということで、魔人としてのパワーは発揮しない。しかも、こいつもオカマのキャラクターだ。

 今回は映画版としては初めて、ひまわりが登場する。まだ赤ん坊であり、まともに言葉も話せないのだが、ひまわりは重要なキャラクターである。それは野原一家の娘だから、という単純なことではなく、ひまわりが登場したことで、劇場版における「野原一家の団結」という色合いが濃くなったということが言えるのだ。
 前作では「しんのすけが拉致された両親を助けに行く」というところで家族の絆を表現していたが、今回は「野原一家が拉致されたひまわりを助けに行く」というところで家族の絆を描写している。

 また、今回は「しんのすけに兄としての自覚が芽生える」というドラマも用意されている。しんのすけは、みさえがひまわりの寝顔を撮ることに夢中で自分の話を軽く聞き流すことに不満を抱く。みさえが「とにかく、この子が無事なら」と言うと「オラはどうでもいいのか」と拗ねる。
 オムツの替えが無いことにみさえが気付くと、「まったく、赤ん坊は世話が焼けるぞ」と口にする。お菓子をねだって「何言ってんの、この非常時に」と注意され、頬を膨らませて「非常時にひまわりのオムツなんか買ってていいの?」と文句を言う。ひまわりに「いい気になってると、その内どっかにさらわれちゃうぞ」と八つ当たりする。

 実際、これまでの作品では、みさえもひろしも、しんのすけを心配していたが、今回はひまわりのことばかり気にしている。しんのすけとひまわりが一緒に拉致された時も、みさえは「ひまわり」としか言わない。
 カートのしんのすけがひまわりをキャッチすると、駆け付けたみさえはひまわりを抱き上げて心配し、しんのすけには見向きもしない。ひろしと再会した時、しんのすけは駆け寄るが、ひろしはひまわりを抱き上げて喜び、しんのすけのことなど全く見ていない。

 そんな風に両親がひまわりばかり可愛がるので、しんのすけは焼きもちを焼いている。だから珠由良の母を訪ねた時、丘の上でひろしに「最後は、俺たちがひまわりを守ろうな」と言われた時、「みんな、ひまわりのことばっかり心配してる。オラ、グレちゃうぞ」と不満を漏らす。
 だが、ひろしが「しょうがねえだろ。ひまわりはまだ小さいんだから。誰かが守ってやんなきゃな。しんのすけだって、色んな人に守られて大きくなったんだぞ。父ちゃんもな」と言うと、しんのすけは「ほお」と耳を傾ける。

 ひろしが「俺が思うに、自分一人でデカくなった気でいる奴は、デカくなる資格が無い」と語ると、しんのすけは「分かったようなことを言うねえ」と小馬鹿にしたような態度を知る。だが、七人衆の最初の2人がやられたことを知ると、不安になる両親に「大丈夫だぞ、ひまわりはオラがお守りするぞ」と言う。
 そしてヘクソンがみさえとひまわりに近付こうとすると、必死で止めようとする。みさえが失神させられると、ひまわりを抱いて逃げようとする。ちゃんと「妹を守ろうとする兄」に成長しているのだ。

(観賞日:2014年6月21日)

この記事が参加している募集

アニメ感想文

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?