仕事をやめた

仕事をやめた。
正確に言うと"辞めさせられた”という表現が正解。
"自己都合退職"ではなく言わゆる"解雇"というやつですね。はい。

親に話し、当時の妻に伝え、友人にも、伝えられる人には伝えました。よく行く美容院やお店の人には転職と伝えています。恥ずかしくてまだ言えていない人もたくさん。そのまま疎遠になった人もいる。


仕事自体は学生を卒業してから同じ場所で数年間働いた。大きな会社ではなかったけど、福利厚生・給与面・社内での人間関係は比較的良好。仕事自体は好きになれなかったけど人に救われたなって感じだった。
1年目はとにかく楽。半年くらいは毎日ノー残業で帰宅。
2年目からは人の異動もあり少し忙しくなった。それでもまわりに比べると残業も少なく、恵まれた環境にはあったのかな。
3年目からは任される裁量も増え、急に残業まみれになった。そこからは毎日時間に追われ、楽しくない日々が続き生きる意味を見失った。ヒドイときは通勤時間の電車で音楽を聴くこと、寝ることしか一日の楽しみがなかった…。これでも、仕事に向かえるだけ心はマシだったのかな。

仕事中に眠くてたまらなくなった。集中力もなくなって、会議中も運転中もどこでもウトウト。ヒドイときは目の前に人がいても眠くなった。脳が退屈と感じると眠たくなった。
今思えば、ナルコレプシー?だったかな。

休みの日も無気力になっていったかな。
まわりに悟られない日々。気づいてくれていた人はいた。
でも自分はその存在に気づけていなかった。


なんやかんやあった仕事も不本意ながら辞めるときは泣いた。
辞め方の問題もあるけど、最後は仕事がしたい!となった。残した仕事はなんとか引き継げたけど、その場を去った。


そこからは転職活動の日々。
解雇となった自分に再就職はできるのか?
今更ながら学生みたいにそもそも仕事の意味を探すことから始めた。

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