見出し画像

パワハラ上司からの八つ当たり

復職しました。
記事のトップ画像は、復職前日にいつもお世話になっているご飯屋さんで用意していただいた鍋です。ここのご飯屋さんには本当にお世話になっていて、ここがなかったら自分は引きこもりのどうしようもない人間になっていたかも…
そして今は部署異動という形でパワハラ上司(以降、Pと称す)元を離れて働いてますが、やっぱり一度メンタルを壊すと前の健全な生活はできなくなるし、元気に働くことはできないですね。
かなり息苦しさを感じながら生きていますが、現状を変えるためにも自分なり頑張って色々動いています。
その辺りのこともそのうち書けたらなと思っています。
今日はPに八つ当たりされた日のことを書きます。
既に自分のメンタルが壊れ始めている時期の話なので、客観的に見たらナカムラなりに対策の仕様があるだろうという部分もあるかもしれませんが…
時系列がバラバラで申し訳ありませんが、このメンタル状態に陥るまでの過程はまたそのうち書いていくつもりです。

自分の自己紹介等については↓をご覧いただけますと幸いです。


出勤後に気づくPのミス

その時の自分は朝9時に出社、Pは10時に出社というスタイルで働いていました。
出勤後、最初に確認するのは「1日を通してどんな記事を配信するのか?誰が何を作成するのか?」が記された表。
これを確認して社員達はそれぞれその日の業務に着手していきます。
この日、自分が一番最初に着手する業務は「朝用の記事を9時に配信すること」でした。
なので、打刻をしたらすぐに配信準備に取り掛かっていたのですが…
記事が格納されているフォルダから指定された記事が見当たらなかったんです。
他にも心当たりのあるフォルダを探したり、同じ出勤時間の後輩にも探してもらうよう頼んだりしたのですが見つからず時間が過ぎる一方。

この時点で自分はPに何か言われるのが怖く、どうにかしなければという焦りが出ていましたが見つからないものは見つからない。
仕方がないので他の業務を先行して進めようという後輩の提案で、仕事を進めていました。
情けない先輩だなぁ…

今考えると、記事を前日のうちから用意するのはPの仕事だったので何故あの時あんなにも焦っていたのか自分でもよくわからないです。

そんなこんなで恐らくPのミスによって、ナカムラに課された朝一の業務は遂行できませんでしたが…
今はできることをして、10時に出勤してくるPに状況を説明して対応してもらえばいい。そんな話に落ち着きました。


P出勤前にしたこと

前述したように、朝一番にするべき配信業務はできませんがそれ以外の業務を先行して行なうことにしました。
ただ、この時の自分はPの性格を把握していたので出勤してすぐに口頭で状況を伝えるのは得策でないと踏んでいました。
というのも過去に、急を要する報告があり出勤直後のPに話しかけた際に「ちょっと待ってくださいよ!」と怒られたことがあるから。

その時のPの主張はこのようなもの。

  • 「出勤直後に話しかけられたら打ができない」→その場でワンクリックするだけの状況だったが…

  • 「出勤直後は仕事の準備をしなければならないから、いきなり話しかけられると困るんですよ。特に今日みたいな暑い日。ただでさえ暑い中出勤して気分が良くない中うちわを扇いでいるのに、いきなり話しかけられたら腹が立つんですよ

  • 「すぐに話しかけたい事情があるなら、うちわを扇いでいないタイミングを見て話しかけるとか、上司が落ち着いてそうな状況を見るのが部下の配慮ってもんなんですよ」

  • 「他の上司は優しいからいちいちそんなことを言わないが、自分は他の人のように優しくないんで

こんなにくどくど言われている過去があれば、緊急時でも話しかけることにどうしても躊躇いが生まれますよね。

でも!我が社には社内チャットがある!
なので、今回はP出勤前にあらかじめ状況を伝えるために個人チャットを送っていたのです。
そうすれば出勤後のPが都合の良いタイミングで確認して、対応してくれるはず。
よし、自分は学んでいるぞ。
後は今できる業務をこなしてPの出勤を待とう。


P出勤

さあ、10時前になりPが出勤してきた。
あえて声はかけないから、チャットを見て対応してくれ!

そう思いながら内心ドキドキで待っていると…(こんなことでドキドキしているのもおかしいが)

Pからチャット上で返信がきた!
「これを使って、今すぐに配信してください!」と正しい記事が送られてきたのです!
よし、このまま言われた通りにするだけだ。
そう思い、送られてきた記事を確認すると…
あれ、配信予定のものと違う内容な気がするぞ。

いや、確実に違うな。
でもこれを使ってと言われた。
あ、もしかしたらファイルの中に正しい記事があるのかも。
自分の確認が足りなかったんだ。

頭の中で色々な考えがぐるぐると回りながらも、チャットを通して送られてきた記事や改めて元から見ていたフォルダを確認していました。
Pは同じことを聞かれることを相当嫌っているから。
ここで「すみません、また違う原稿でした」と言っても怒られる気がしたから。
だからPには聞かず、後輩にも改めて状況を確認してもらいました。
後輩とともに確認した結果、やはりPが送ってきたものが違うのではないかという結論に。

仕方がない。Pに直接確認しに行こう。
チャットで何度も同じことを言うとPは機嫌が悪くなるので、口頭でペコペコしながら報告すればある程度は機嫌を損ねないだろうと思ったから。

予定していた配信時間から既に1時間が経過しており、今はただでさえ急を要する状況。
後輩とともに確認する時間は5分だけにして、すぐに自席を離れてPのもとに急ぐ。


Pの反応はいかに

「お疲れ様です。すみません、先ほどいただいた記事ですが配信予定のものとは違っていましたので、改めてご確認の上正しい方をお送りいただいてもよろしいでしょうか」

おどおど喋ったり、報告内容を簡潔でなかったりするとPは機嫌を損ねるので頭の中で喋る内容を復唱しながら歩きました。

Pの座るデスクに辿り着き、頭の中で復唱した内容を喋るナカムラ
報告を受けて「ん?」という反応をしながらも確認をするP

確認の結果、やはりPがまた間違っていた模様。

よし、後は正しいデータを送ってもらうだけだ。
そう思ったのも束の間。
Pが思いも寄らぬことを喋り始めたのです。


そういうところですよナカムラさん

後輩にも似てると好評だったPの似顔絵

こんな感じの顔のP
報告を受けて、Pが間違っていたことを確認するとゆっくりと口を開きました。
「なんでもっと報告をしなかったんですか?この5分間の時間はなんなんですか
?」

えええ〜〜〜〜〜!?このシチュエーションでお説教モード!?!?!?

自分のできるベストは尽くした上で怒られる雰囲気になって困惑するナカムラ。
え?え?という反応を無視してPは話し続けます。

「この記事の配信時間はただでさえ1時間過ぎていて急ぐべきものじゃないすか」
「自分が出勤してファイルを送ってから、間違いに気づいた5分間一体何をしていたんですか?」

そんなことは言われなくても分かっている。
Pが前日に用意すべき記事を用意していなかったせいで、配信時間が1時間遅れてしまった。
Pの出勤後、改めてファイルを送ってもらったがそれも間違っていた。
しかし、配信業務を行う自分に不備があってはいけないし、Pに何度も話しかけたくない、それに出勤後すぐに話しかければどんな要件でも怒られることは分かっていた。

だから、正確な報告ができるよう状況を確認して、後輩と何度もあらゆる可能性を考えて様々な確認作業を行なった。
その5分間だ。

「こちらに不備があってはいけないので、いただいたファイルを確認していました」
正直に言った。
しかし、Pの怒りは収まるどころかますます悪化する。

突然眼鏡を外してデスクに置き、両手で顔を押さえ始めこう言いました。
「そういうところですよナカムラさん」
「臨機応変に対応できないところ」
「この記事の配信時間が遅れれば売り上げにダメージが入るんです」
「それなのに5分を無駄にしたんですよ。すぐに報告すれば、5分間の損失が出なかったんですよ」
「ナカムラさんは慎重すぎるんですよ」
「売り上げに関わることなんだから、最悪何言われたっていいじゃないすか」

何言われたっていいじゃないすか…???
なんだそれ。
なんでP自身の二重のミスを棚に上げてこんな言われているんだ…?

そんなことを考えながらPのデスク前に立たされ「ナカムラさんは
社会人としての動きができていない」という内容で説教を受け続け…40分が経過。

え、5分間の遅れで怒っていたのに説教は40分間??
もちろん説教の時間で記事が配信されることはなかった。

Pは配信の遅れが売り上げに響くと言った。
しかし、この人は「ナカムラは社会人としてできていない」という内容の説教に40分使った。そして、記事は2時間近く配信されなかった。

ここまで読んでいただいて、この状況の異常さがご理解いただけたのではないでしょうか。


この件を思い出して、今思うこと

結局Pは売り上げなんていうのは建前で、目の前のムカつくことにしか頭のリソースが使えない人なんです。

そんな人の下で必死に考えを巡らせ、必死に働くこと。
こんなのは何のためにもならないです。
ある種の社会勉強という捉え方もできるかもしれませんが、心が壊れたら意味がないんです。
僕はPのもとを離れた今も息苦しさを感じながら生活しているんですから。
本当に苦しいんです。
このまま死んでしまいたいくらい。
でも、それはできない。
そして生活するには働かなければいけない。
お金がないと生きていけないから。
そして、ライターとしての夢や目標があるから。

だから部署を変えて今もダラダラと働いています。
安定剤に頼る日々です。
それでもライターとして働き、ゆくゆくは1人で生きていく力を身に付けたい思いが絶えずにあるので頑張って生きていきます。
負けねえぞ!!!!!!!!

この記事が参加している募集

ライターの仕事

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?