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生命のアップデート


周りの人達が


次々に記事の更新していくのを見ていると



つい不登校だった頃の自分を思い出して

なんだか変な焦燥感を感じて

ああ。。あの時のわたしも

変わらずにわたしの中にいてくれてる

そう思ったりする。。


日々は過ぎても


自分だけは何も進んでなくて


ノートは真っ白なまま。。


教科書もカバンま

行き場がなくて立ち止まったまま。。

わたしと一緒で。。


でもまわりは


どんどん 日々

更新していて


自分の存在が小さくなっていって

周りだけが

どんどん成長して拡大しているように感じてた



 
自分だけ。。

なんにも進んでなくて


置いてかれていて。。


そんな自分を


「ほら早く何か書かないとまた遅れる」



って自分で急かしては


不安がらせていたあの頃と


なんとなく 今が重なる



世の中は


常に新しく更新し続けることが良いこと


みたいに思われがちだけど



でも。。


きっと そうでもないよね




むしろ



今わたしは


外側に向けて発信も何もしていない時間に




新しく更新されているような気がしてるから。。


ちょっと前までは

そんなこと気づきもしなかったなあ

なんて


そんなこと



もしも不登校だったあの頃に



自分で気付けていたなら



今がちょっとは違ってたのかな。。


なんて思うと


きっと 違ってたんだろうなって思う




どんどん先を行ってしまう



周りの人達の背中に書かれた文字を




ぼんやり眺めながら思う日


♡♡


頭の中の


早く 早く!に気付いて


いつからこんなに「早く出来ること」


を自分で求めるようになったんだろうって思う


早く ここに馴染まないと。。

そのために

もっと早く動けるようにならないと。。


そして

早く

友達の好みを沢山知って 

友達と早くコミュニケーション

ちゃんと取れるようにならないと。。


そんなふうに。。


早く早くに急き立てられてながら

大人になったわたしは


早く仕事できるようにならないと

人より早く うまくならないと


早く家事をこなして

奥さんらしくならないと


早くお母さんらしくならないと

早く子育てに慣れないと。。

早く子供を一人前にしないと

早く公園デビューして

早くママ友作らないと。。

早くアルツハイマーの母の介護に慣れないと。。

離婚してからも

早く稼げるようにならないと

そのために早く


早く利用者さんを理解して

数をこなさないと

早く!早く仕事できるようになって

早く会社に認めてもらわないと。。

思い返したら


もうずっと昔から

長い時間

早送りするみたいに生きてきたんだな。。

そんな風に思ってたら


メンテナンスに向かう電車で

本を読んで。。終点駅に着いて

早く降りなきゃ。。って


借りている本を雨で濡らさないために

ジップロックにしまいたいのに


なかなかロックが外れない袋に

焦りとイライラを感じながら


またまた

「早くー!」


と頭で唱えてる自分に気付いて笑える。。


♡♡


人って


早くしたい自分と

もう早くは出来ない自分自身のギャップに
イライラしながら

だんだんと折り合いをつけて

老いと共にいる自分を受け入れはじめて


ようやく

「ゆっくり」という時間を

楽しめるのかもしれないね。。


メンテナンス前にいつも寄る喫茶店で

目の前の小さな子供連れの韓国人の家族の
賑やかな食事風景に

思わず微笑んでしまって。。

あの頃。。たしかにわたしも

こんな風に

年配の方たちから

ゆったりした 

あたたかい微笑みと眼差しを
貰ってた。。

そしてきっと。。

あのときの

年配の方たちも

沢山の「早く」を通り過ぎてきた方たちだったんだな。。


そんな風に あたたかいコーヒー飲みながら

思ってたりする



せっかちが慣れっこなわたしは

きっと。。

今、やっぱりスローライフがいい。。

そう思ったところで

反射的に

「早くスローライフにならないと」

にきっとなる。。はず笑


だから

逆をゆく。。


敢えて「別に早く早くでもいいんだよ


それもありなんだよ。。そうやって

今まで ずっと頑張ってきたんだもんね」


そう伝えてあげる


それだけでも 

焦る自分から

「わかってくれてありがとう」

って言葉が出てきて


いつのまにか 早く。。そして自然に


抜ける気けていくするから

♡♡


「大丈夫だよと

微笑んであげたいとき

思い出せる特別な場面がある

それはほほを包む優しい指

繋いだ手のぬくもり

何かの拍子に思い出す


言葉を超えた想いの記憶」

(槇原敬之 記憶)




最後までお読みいただき

ありがとうございます


今日一日があなたにとって

心から寛げる時間を安心して楽しめる

あたたかい愛な溢れる幸せな一日でありますように


心を込めて






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