えりまき/田舎考無員(こうむいん)の本当のところ

意識低い系公務員。某田舎県職員の考無員を10数年やっています。これまでに土木、福祉、市…

えりまき/田舎考無員(こうむいん)の本当のところ

意識低い系公務員。某田舎県職員の考無員を10数年やっています。これまでに土木、福祉、市役所派遣、指定管理施設運営、出納機関、県立学校事務室で勤務し、現在は地方公営企業現場事務所勤務。キャリアプランはありません。考えも無いので考無員。座右の銘は「反省はしている。後悔はしていない。」

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改めて自己紹介。

noteを初めて1年が経ちました。 毎日、意識の低さに磨きがかかっている者です。 自分を振り返るためにも、簡単に今までの経歴を紹介。 某田舎県職員です。入庁から十数年経過しました。 この業界は異動が多いです。転居を伴う異動も経験しました。 1官署目 新採で本庁勤務となりました。特に希望したわけでもないです。土木部所管の行政財産などを扱う主管課配属となりました。 直属の上司がメンタル?気味となり、配属から日も浅いうちに本庁独特の予算、議会といった様々な業務に従事できました。

    • 地方公務員が出世するには?

      令和6年(2024年)4月の最終開庁日となりましたね。 新年度はいかがお過ごしでしょうか? 本日は、地方公務員の出世についてお話したいと思います。 まあ、そんなの興味ないけど。という方もぜひ。 1.ぶっちゃけ学歴は関係なし。 びっくりするかもしれませんが、本当に学歴は関係ありません。 どこまで関係ないのかというと、高卒だろうが大卒だろうが関係ありません!!(本当ですが。、要件は後述。) 某田舎県庁では部長級(都庁や政令市でいう局長級です。)職員には、大卒職員も高卒職員もい

      • 4月1日にこれだけはやっておこう(地方公務員編)

        令和5年度がいよいよ終わります。 地方公務員にとっては、ある意味、明日4月1日が「新年」です。 私のメモ書きも兼ねて、「4月1日」のこれだけをやっておきたい。を最低限あげようと思います。古臭いかもしれませんが。なお過去記事も参考に。 1.元気よく挨拶をしよう 異動しても、異動していなくても、上司が変わっても、上司が変わっていなくとも、いつもよりも少し元気に挨拶しましょう。 人事異動で多少は人員構成が変わっているはずです。大きい声で挨拶してみませんか? 人が変われば、雰囲気

        • これから地方公務員(行政職)になる人へ

          この春から、地方公務員になる!っという方。ご入庁おめでとうございます。 そんな人に捧げたいと思います。ただし、行政職に限りますが。 私みたいな考無員にならないためにも・・・僭越ながら。 上から目線かもしれませんが、私自身への自戒も込めています。 新卒で地方公務員になる方へ 4月1日の入庁式が終わったら、研修も特になくいきなり4月2日から仕事です。引き継ぎもあまりないかもしれませんが、頑張ってください。ちゃんとした座学の研修はしばらくしてからやります。ここでは同期となかよく

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        • 「学校事務の現場より」シリーズ
          5本

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          学校事務の現場より その5(児童・生徒との関係編)

          今年もよろしくお願いします。 早速ですが、マガジン作ってみました。 今回はその5。児童・生徒との関係です。 学校事務になりたい!って思う方。いらっしゃると思います。 大いに歓迎すべきことです。ただ、もしも志望動機とかが、 「子どもの笑顔が見てみたい!」「学校現場で子どもと関わってみたい!」 とかい言う方は要注意。 そんな高尚な動機なら、教師になった方がいいです。本当に。 1.学校事務になれば、「特定の」児童・生徒と関われる。 学校には多くの生徒(小学校ならば、児童といい

          学校事務の現場より その5(児童・生徒との関係編)

          2023年はありがとうございました。

          ネタはないことないのですが、12月は仕事が思ったよりも忙しく(仕事納めも29日でした。)、こちらまで気が回りませんでした。 まだまだ隠れたネタ?はあるつもりなので、ぼちぼち書き連ねたいと思います。 良いお年を。

          学校事務の現場より その4(昼休み編)

          今年3月まで県立学校で事務をしていました。 4月から異動しました。異動して本当によかったなぁ。と思うことが1つあります。 昼休み(60分)が、ほぼ毎日確実に取れることです。 「当たり前だろ。」と思った人。多いと思います。だけど学校は違うんだよなぁ。(例外はあると思います。) 異動はしましたが、久しぶりに学校事務シリーズです。 1.昼休みは「45分間」ありますが、「取れません」。 要約すると、この一言に尽きます。昼休みなんてあってないようなもんです。とれません。なぜか。

          学校事務の現場より その4(昼休み編)

          生活保護ケースワーカーになってよかったこと

          私はかつて、県職員として「郡部福祉事務所」に勤務し、そこで生活保護ケースワーカーをしていました。 生活保護と行ったら、身近な市役所がやっているイメージですが、福祉事務所が必置性ではない町や村では、県が生活保護を実施できる福祉事務所を設置しています。 (※福祉事務所を設置している町や村もあります。これらの場合は、市役所同様に役場が生活保護を実施しています。) 生活保護のケースワーカーをしていて、気が滅入った!?ことが多いのですが、その反対に、やってよかった!みたいなことを挙げ

          生活保護ケースワーカーになってよかったこと

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          続・県議会議員は偉いんだ。

          県議会議員は偉いんだ。

          何回目のお久しぶりです。でしょうか。 今回は、愚痴全開です。 以前、こんなお話をしました。 この記事で、県議会議員は市町村議会議員よりも、偉いのか?といいながら、結論も出さずにゴニョゴニョしていました。 ただ、最近のニュース見て確信しましたね。 偉い。県議会議員の先生方は絶対偉い。偉いんです。 こんなニュース出ても辞職しないんです。 逮捕されてもやめない。法令違反して、特別職の公務員のため、私傷病による特別休暇なんて制度が(おそらく)ないはずなのに、診断書でお休みできる。

          指定管理施設の「光」

          以前、このようなお話をさせていただきました。 今回は、その指定管理施設の「光」と「闇」についてお話します。 1.そもそも「指定管理施設」って何? 「指定管理施設」とは「指定管理者制度」というものに含まれるものです。「指定管理者制度 総務省」で検索すると、こんな感じです。 わかりにくいですね。正確性が欠けますが、ぶっちゃけいうと、「お役所に高いサービス性を求められる公共施設の柔軟な運営は難しいから、ノウハウがあり、やる気のある民間企業にお願いすれば、良いサービスを提供で

          事務系公務員には資格は必要なのか?

          お久しぶりです。何回このセリフを言ったことか。 公務員の仕事は幅広いです。また、多様です。公共事業、福祉、税務、総務、企画、人事、財務と挙げたらキリがありません。 それだけの業務をやるんだから、「なにか資格ってあった方がいいんじゃないないの?」って思いませんか? 結論から言います。「資格はあったほうかもしれないけど、ぶっちゃけなくてもいい。あっても、手当のような金銭的なインセンティブが全くない。ただし、技術系公務員は除く。」です。 1.事務系公務員は資格がなくてもなんと

          県議会議員と市町村議会議員のどちらが偉いのか?

          1.まずは基礎自治体の皆様、お疲れ様でした! 4年に1度の統一地方選挙がいよいよ終わりますね。 平成の大合併で選挙時期がずれたとはいえ、この時期に多くの自治体で選挙が実施されています。 まずは、選挙事務に従事された基礎自治体の皆様。大変お疲れ様でした! 県議会議員選挙でも、県庁職員はほんのごく一部の者しか、直接選挙事務にかかわることありませんもんね。 その半面、基礎自治体の職員の方々は期日前投票も含めると、多くの職員の方々が選挙事務に従事されています。本来業務もあるのに

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          人事異動内示が出た。また、飛ばされる。これが実態だ。

          タイトル。とっても、もりもりしています。 4月1日からの内示ができました。 去年こんな記事書いていましたね。 えー。結論から言うと、 「地方公営企業」の「現場事務所」に配属となりました。 ええ、毎回おなじみの「想定外」です。 所属長から内示をもらったとき、第一声はいつもの「え?」でした。 特にどうしても、ここに行きたいって希望していたわけではないのですが・・・ 強いていうと、希望していたことは、以下3点。 通勤時間が1日のなかでも無駄になる、家庭に事情もあると考え、可

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          学校事務の現場より その3(休暇編)

          いきなりですが、学校って「休みが多い!」っていう印象ありませんか? 夏休みに冬休み、春休みだってあります。子どもたちはとっても楽しみにしています。 普段多忙な先生方もこの長期休業中にしっかりお休みをとります。そうでないと、リフレッシュできませんもんね! 事務職員も休める????はっきりいいます。 「休めるもんなら休みたいです。」 そんなお話。 1.長期休業中こそ事務職員は忙しい。 大げさなこと書きましたが、事務職員にとってあながち間違いではないと思います。なぜなら、長期休

          学校事務の現場より その3(休暇編)

          学校事務の現場より その2(来客編)

          今更ですが、今年1回目の投稿です。今年もよろしくお願いします。 前回の続きを書きます。 THE・教師の雑用係たる学校事務職の日常です。 1.時間に関係なく来訪するお客様 学校は想像以上にお客様が多くいらっしゃいます。その窓口になるのが「事務室」です。 教員は日中授業や仕事で来客対応なんてできませんからね。 お客様と言っても多様です。まず、自校の生徒はもちろん、その保護者様、事務室に用がある業者様、管理職を尋ねる御来客。まあこのあたりは月並みです。 ちなみにこの窓口である

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