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〈Tasukuの留学記〉アイスランド観光

こんにちは、台湾正規留学からプラハで1年間の交換留学中のTasukuです。

ウィンターセメスターの期末試験が終わり、最初の旅行先は北極圏のアイスランドをピックアップしました。アイスランド3泊4日の旅を終えてロンドン滞在中の私が、アイスランド観光の絶対に訪れたい観光スポット、食事・物価、予算についてご紹介します!

アイスランドの基本情報

アイスランドは北欧北大西洋上に位置する島国です。火山活動が活発で、至る所で噴き出る温泉や溶岩が氷の大地と交わる様子から、「火と氷の国」とも呼ばれます。

国土面積は約10万㎢で、ちょうど韓国と同じくらいの大きさです。レンタカーを借りて10日ほどで一周旅行をする人もいるようですよ!

天気が1番の難点で、アイスランドの天候は非常に不安定です。私が訪れた初日は曇り、2日目は快晴、3日目は嵐でした(^_^;) オーロラが見れることで有名なアイスランドですが、オーロラの出現には天候が大きく関わってくるため、注意が必要です。

公用語はアイスランド語ですが、観光立国であることもあり、英語を話せる方がたくさんいます!

定番のゴールデンサークルツアー

首都のレイキャヴィクに降り立ったらまず体験したいアクティビティが「ゴールデンサークル」のツアー!

ゴールデンサークルとは、アイスランド南西部に位置する間欠泉や大陸プレートの裂け目などの自然の奇跡を見物できる観光スポットが集結する地域を意味します。このゴールデンサークルを一周するツアーが定番のアクティビティとなっており、私は今回1日8000円程度のツアーで、知識の豊富なガイドさんと絶景スポットを見て回ることができました。幸いなことに天気にも恵まれ、最高の条件でツアーを迎えることができました!

以下がゴールデンサークルの絶景スポットです!

①ユネスコ世界文化遺産の「シンクヴェトリル国立公園」

ユネスコ世界文化遺産にも登録されているシンクヴェトリル国立公園では、ユーラシアプレートと北米プレートの境目にある、世界的にも珍しい地上に露出した海嶺が見られます。ここで見られる大地の裂け目はもちろん、公園から眺める湖の眺めも絶景です!こちらはゴールデンサークルの一部であるため、上記のツアーで行くことをおすすめします。

シンクヴェトリル国立公園の海嶺

②高さ20メートルまで噴き上がる間欠泉「ゲイシール」

首都レイキャヴィクから80kmほどの場所にあるゲイシール(Geyser)は、アイスランドの定番観光スポットの一つで、5分程おきに吹き上がる温泉は動画映えすること間違いなし!こちはもゴールデンサークルのツアーで行くのがおすすめ!

高さ20メートルまで吹き上がるゲイシールの
間欠泉

③アイスランド語で金の滝を意味する「グトルフォス」

グトルフォス(Gullfoss)はアイスランドで2番目に規模の大きい滝です。二段構造になっている滝は圧倒的なスケールで訪れた人の心を魅了します!こちらもゴールデンサークルの一部なので、上記のツアーで訪れるのがおすすめ!

グトルフォスの絶景

かつては「毒のため池」と呼ばれていた!?ブルーラグーン

アイスランド南西部に位置するブルーラグーンは、世界で最も人気のある露天温泉の一つです。実はブルーラグーン、天然温泉ではなく、近隣のスヴァルツエンギ発電所という地熱発電所で発電の副産物として出たお湯が地下に溜まったものらしく、かつては有害であると思われていたため、「毒のため池」と呼ばれていたようです。しかし実はシリカや硫黄、カルシウムといったミネラルが豊富で、さらに世界では日本の別府温泉とここにしかない(諸説あり)と言われる藻類含有の温泉によって皮膚病の治癒に役立ったり、肌のクレンジング効果があることが判明し、一躍温泉地として人気を集めることとなりました。

施設内ではシステムに組み込まれたされたリストバンドが配られ、ロッカーの開閉や温泉内で楽しめるバーの支払いなどをシームレスに行うことができます。

露天風呂には写真映えスポットがたくさんあるため、防水のカメラかスマホの防水ケースを持参することをお勧めします!施設内でも購入できますが、1つ3000円ほどかかります。他にも、お湯から出るととても寒いので、バスローブが必要になりますが、レンタル料に1500円ほどかかるので、持参した方が良さそうです。私はこの二つを事前に把握していなかったので、写真は諦めて手持ちで少しだけ撮り、バスローブはなくなくお金を払ってレンタルしました(^^;;

入場料は少しお高めで60ユーロ、日本円で約8000円です。日本人の感覚からすれば温泉入るのに8000円か、と思うかもしれませんが、とても素晴らしいサービスと絶景が楽しめるので、私は満足しました。ちなみに首都レイキャヴィクからは車で30分以上かかるので、車を借りてない方はシャトルバスに往復で60ユーロほど追加で払わなければなりません(^_^;)

温泉内で1杯まで無料で飲めるアイスランドビールの「Gull」

氷の洞窟探検「ヴァトナヨークトル氷河」

予算の関係で今回は見送ることになりましたが、氷の洞窟を探検するアイスケイビングも定番アクティビティの一つです。アイスランド南東部に位置するヴァトナヨークトル氷河では、氷河や氷の洞窟など、「火と氷の国」アイスランドの氷の部分を体感することができます。

首都レイキャヴィクからは約391キロ離れているため、泊まりのツアーを予約することになるため、宿泊費込みで最低でも400ユーロ、日本円で5万円ほどは必要になります。学生の私には手が出せませんでしたが、とても綺麗なのでいつかリベンジしに行きたいと思います!

氷の洞窟の様子

何回でもトライ!オーロラツアー!

北極圏ならではのアクティビティといえばやっぱりオーロラ鑑賞!北緯64〜66度に位置するアイスランドはオーロラ出現圏内!太陽の活動状況や天候に左右されますが、オーロラが出現することがあります。正直スカンジナビア半島の国(ノルウェー、フィンランド、スウェーデン)と比べると出現頻度は低いですが、一週間ほど滞在すれば一回は見るチャンスが訪れるでしょう。私は今回3泊の旅で一度も見ることができませんでしたが、また今度再挑戦してみようと思いました。

費用は安いツアーで60ユーロ、日本円で約8000円程です。ほとんどのツアーは事前の出現予報を参照して出現の兆候が見られない場合はツアーをキャンセルされるので、その場合は翌日に持ち越しになるか、返金対応等がなされます。

誰もが憧れるオーロラ鑑賞を、この火と氷の島で見られたら旅の思い出は最高なものになること間違いなしです!

今回の旅の予算

結論から話しますと、今回の旅の出費は

日本円で約8万円でした。

  • プラハ〜ブダペスト(バス): 20ユーロ
    (プラハからは直行便が出ていませんでした)

  • ブダペスト〜レイキャヴィク(LCC): 130ユーロ

  • バックパッカーホテル(3泊): 90ユーロ

  • ゴールデンサークルツアー: 60ユーロ

  • ブルーラグーン(入場料+シャトルバス): 120ユーロ

  • レイキャヴィク〜ロンドン(飛行機): 75ユーロ

  • 食費・雑費: 50ユーロ

今回は旅行にかかる経費を最大限カットするために、食事を宿で自炊して浮かせる手段を選びました。アイスランドは物価がとても高く、レストランに行くと安いところでも3000円は下らないので、食事にあまりこだわりがない方はカップ麺等を持参して食費を浮かせることをおすすめします!

私はチェコ在住なので日本から行かれる方は航空券でこれプラス10万円ほどかかるかと思いますが、アイスランドは人生に一度は訪れたい国の一つです。

他にも黒い砂浜や氷が輝くダイヤモンドビーチなど、アイスランドの豊かな自然ならではのアクティビティが目白押しです。

一生に一度の思い出作りという意気込みで一度訪れてみてはいかがでしょうか!もちろん、ヨーロッパに滞在していれば今回の私のように比較的低予算で訪れることもできます。ヨーロッパ留学に興味がある方は他の記事も併せてお読みいただけたら幸いです!

最後に…

今回の記事も、最後までお読みいただきありがとうございました!スキ(いいね)とフォローも忘れずによろしくお願いします!今後も、留学生活に関する情報、それからサステナブルファッションに関わる情報も記事にしてお届けしていきますので、次回以降の記事もお楽しみに!

また、私が運営するポッドキャスト番組「チェコっと放浪旅」では、台湾留学で出会った世界一周旅行中の友人とお酒を飲み交わしながら、台湾留学やチェコ留学、世界一周旅行に関する話題など、海外生活で生まれた生産性のあるお話をお届けしています。毎週木曜日に更新していますので、興味のある方は是非、そちらの方もチェックしてみてください!


古着の可能性を世の中へ、
著:Tasuku

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