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「同質だとチームを作る意味がない。長所や短所が多ければ多いほどチームの意味がある。」

いつの間にか日本は、より個人主義が、個人的な働き方がはびこっているかもしれないですよね。世界では「チームで戦う」ことがより重要視されています
例えば、分かりやすいものでいうと、仕事だと、会社間を転職する時、チームごと転職するのって普通なんですよ。ヘッドハンティングされる時にチームごと移ったりする。あんまり日本では聞かないですよね。すごく個人主義ですね。
(チームごとに転職した方が)クオリティがどんどん上がっていく。ベストのチームを作っていって、全部やっていった方が、よりクオリティが上がっていきますよね

学校の教育も個人主義で、個人の競争を求めますよね。しかも同質を求めますよね。
同質を求めるとチームは作りにくい。
同質だとチームを作る意味がない。
長所が多様であれば多様であるほどチームを作る意味があるし、短所が多ければ多いほどチームの意味がある。
どんどん物事が複雑になっていて、1人が全部の専門性を習得するというのは不可能になってきていると思う。

   猪子寿之(チームラボ)

「日曜日の初耳学」


数年前から気になっているチームラボ。

今いちばん見に行きたいと思っているもの。

作品の美しさとおもしろさに興味を持って気になっているけど、インタビューを聴くと、仕事の取り組み方も型にはまっていないと感じた。


海外基準だと斬新じゃないのかもしれないけど、「チームで仕事をする」ことを大事にしている。

私の会社でも「チームビルディング」という言葉をよく聞くようになったけど、チームラボの言う「チームで仕事をする」とは違うと思った。

というか、「チームで仕事をする」という言葉だけが独り歩きしていて、中身が伴っていない気がした。

「長所を生かしつつ、短所を補いつつ、チーム全体で成果を出す」というテーマは合っていると思うけど、具体的に何をするのかが分かっていない。

会社を批判しているわけではなく、私自身が本質を分かっていない。


チームラボは意欲を持って自主的に集まってきた専門性の高い人たちで作り上げられたチームで、私の会社はとりあえず集められた人たちでできたチームということになると思う。

スタートラインが違うから完全に同じ働き方は成り立たないとは思うけど、「じゃあ個人主義でいいのか?」と言われると、そういうわけではない。

長所や短所をどう生かすのかという方法論も分からないけど、そもそも長所と短所をどう見つけるのか、どう認識するのかが分かっていない。

他の人もそうだけど、まずは自分自身の長所と短所が分かっていないから、チームにどう生かしたいのか、どうフォローしてもらいたいのかが分かっていないんだな。

じっくり自己分析したいな。



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