東川町議としての飯塚さん

「写真のまち」東川町にある写真屋・フォトシーズンの飯塚達央です。2019年春から東川町…

東川町議としての飯塚さん

「写真のまち」東川町にある写真屋・フォトシーズンの飯塚達央です。2019年春から東川町議会議員になりました。2023年春より2期目、副議長に選任されました。日々の活動をフランクに綴っていきます。 ※あくまで個人の意見であり、東川町議会の意見・意志ではないことを御承知おきください。

最近の記事

東川町はホントに将来消滅可能性の低い町!なのか。

東川町は2025年も若年女性の減少率が低い稀有な町 「人口戦略会議」がこのほど発表した『消滅可能性自治体』によると、全国の4割、北海道の6割の自治体が将来的に消滅する可能性があると発表し、新聞報道されました。 なかなかショッキングですね。 その根拠として、若年女性(20〜39歳)の人口減少率の推移が挙げられてます。 子どもを出産する可能性のある世代の女性がその町から減っていけば、自ずと町の人口が減り、自治体としての体をなさなくなってしまうということなのだと思われます。 そ

    • 東川町の地域通貨HUCは町民の負担になっているのか?

      北海道新聞の4月14日の2面(全道版)に東川町が推進している地域通貨東川ユニバーサルカードHUC(フック)のことが取り上げられました。 運営は東川町商工会のHUC運営委員会。 東川町のことが紙面に掲載されるのは嬉しいことですが、ちょっと誤解されそうなところがあったので調べてみました。 HUCの会員数が20万人を超したとのこと。 東川町の人口は8500人強ですから、会員の大多数が町外の方(9割)というのは、全国でも珍しい地域通貨だと言えるでしょう。 その理由としてふるさと納税

      • 3月議会の一般質問要約。住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から、町長に問う。

        3月18日の定例会で一般質問を町長に対して行いました。 3月11日に発表した東川町の令和6年度行政執行方針についてです。 主に住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から、町長の考えを問うています。 要約したにも関わらず長文になりますが、これからの東川町の行方に関わることですので、目を通してみてください。 住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から問う 飯塚:  行政執行方針の中身について、住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から、特に主要施策として基本目標の5番、「対話

        • 町に対する予算質疑 Q&A 町の財政は健全なのか?将来負担は?

          東川町の3月の定例会では初日に令和6年度予算166億3600万円の提案が町から示されました。 それに対する各課への聞き取りを3日間にわたって行い、最終日の3月18日に決が取られました(全員賛成)。 その際に、議員には改めて質疑を行う機会が設けられており、総括的な質問をここで行うことができます。 質疑したのは飯塚だけで(いつも寂しく思う)したが、その内容を、このほど発行された「広報ひがしかわ4月号」に記載された図表を合わせて書き進めていきます。 町の財政は健全なものなのか?

        東川町はホントに将来消滅可能性の低い町!なのか。

          東川町の令和6年度の予算166億円をざっくり解説

          3月18日の定例会で令和6年度の東川町一般会計の当初予算は166億3600万円と決まりました。過去最高の予算額です。 予算というのは、その年度にどういう事業をやりますということの総計で、歳入(収入)と歳出(支出)が同額で組み立てられます。 やりたいことがあっても財源(歳入)の目処がなければ、予算に組まれません。 また当初予算であって、その年度内にやることが増えたりすれば補正予算が組まれることになります。 20年で4倍の予算額は166億円に 令和6年度の166億3600万円

          東川町の令和6年度の予算166億円をざっくり解説

          3月18日(月)は5名の一般質問が行われます。

          東川町議会、3月18日(月)に行われる一般質問では5名の議員が登壇します。 議会では質問事項をあらかじめ質問相手に通告することになっています。 5名の質問事項は以下の通りです。 飯塚は、町長に対して、 令和6年度行政執行方針について 住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から ・「自治振興区振興計画」や「まちづくり白書」の内容 ・「新まちづくり計画2024」のR6年度の実施内容やPDCAサイクル ・「タウンミーティング」の内容、予定 ・「情報発信」の方法 町長 地域おこし

          3月18日(月)は5名の一般質問が行われます。

          東川町議会の3月定例会は、3月11日(月)と18日(月)に開催。一般質問は18日(月)です。

          東川町議会の3月定例会は、3月11日(月)と18日(月)の2日間で開催されます。 11日は9時30分より開会し、冒頭に菊池町長の「行政執行方針」と教育長の「教育行政執行方針」の発表があります。 その後、「新まちづくり計画2024」、新年度予算の提案、補正予算や条例改正の審議が行われます。 一般質問は18日(月)の朝9時30分より始まります。 飯塚達央、尾崎紀子、高橋恵、津谷俊弘、鶴間松彦の順で5名が登壇します。 飯塚は「行政執行方針」や「新まちづくり計画2024」について

          東川町議会の3月定例会は、3月11日(月)と18日(月)に開催。一般質問は18日(月)です。

          欠員1名となりましたが、補欠選挙はありません。東川町議会

          東川町議会の安原芳博議員(74歳)が1月30日にご逝去されました。 あまりに急なことに大変驚きました。19日に氷祭りの雪像作りでお会いしたのが最後になりました。その時はお元気でしたのでなおさらです。 微熱が続き、検査入院の最中に容態が急変されたとのことです。 2月4日には告別式が行われ、副議長として議会を代表し、弔辞を読ませていただきました。安らかにお眠りください。 問い合わせがありましたので、こちらでもお知らせいたします。 定員12名の東川町議会ですが、1名欠員のまま11

          欠員1名となりましたが、補欠選挙はありません。東川町議会

          12月の定例会の振り返り 言いづらいことでも言わなきゃってこともアリ

          令和5年第4回定例会が12月14日に開催されました。 午前の一般質問では20人くらいの方に傍聴にお越しいただき、賑わいました(?)ありがとうございます。 午後からの補正予算や人事案件で決まったこと。 (一般質問が終わると傍聴者がいなくなるのですが、ここからの審議は議員誰でもが質疑が出来る、ある意味本番スタート) それから飯塚が質疑したことを要約しておきます。 補正予算 ・IT推進事業 電子決済用ソフト購入費として  363万円  (行政のペーパーレス化の一つ。課長や町長が出

          12月の定例会の振り返り 言いづらいことでも言わなきゃってこともアリ

          12月14日は東川町議会の定例会です。

          12月14日(木)は、東川町議会の令和5年第4回定例会です。 議会の定例会は3月6月9月12月の年4回ある中で、今年最後の定例会になります。 定例会では臨時会とは違い、議員からの一般質問が行われます。 今回の一般質問は以下の通りになります。 14日(木)の9時30分から開会となり、一般質問が始まります。 町民の日々の暮らしや子育て、教育に関する質問が多くを占めます。 より良い町づくりを目指して議員は活動しています。 興味、関心がある方は役場3階の議場にお越しください。

          12月14日は東川町議会の定例会です。

          香港の民主主義から、東川町の民主主義を思う。

          今日12月10日は香港の区議会選挙が行われます。 11月下旬に香港を訪問した際に、投票を呼びかける大型ポスターが町のあちこちに掲げられているのを目にしました。 しかし中国化が進められている香港では選挙制度が変えられ、市民が直接選べる議席数が2割以下になるなど、政府に批判的な立候補者を排除する動きが顕著となり、形ばかりの選挙の様相だとのこと。 「香港ではどれくらい英語が通じるの?」とアテンドしてくれたジンの経営者ジョセフに尋ねたところ、「最近、若い人はあまり喋れる人が少なくな

          香港の民主主義から、東川町の民主主義を思う。

          香港へ視察 東川町に建設される公設民営ジン蒸留所の本社訪問

          11月下旬に公務で香港に行ってきました。 現地2日間は自由時間なし&観光なしの行程でなかなかハードでしたが、初めての香港。久しぶりの海外は多くの気づきを得られました。 2025年の春に東川町に公設民営のジンの蒸留所ができます。 その運営を行うのが(株)丹丘蒸留所で、本社が香港の完全子会社の日本法人になります。 そこで東川町の担当課長や議長とともに、その香港本社「Cheung Brothers' Enterprise Limited」を訪問するのが今回の大きな目的です。 同

          香港へ視察 東川町に建設される公設民営ジン蒸留所の本社訪問

          11月24日は町民と議会の意見交換会です。

          コロナ禍で3年ぶり?となる町民と議会の意見交換会を11月24日(金)に開催します。 この春に改選になった新しい議員構成でお迎えします。 18時30分からと今回は主婦層には参加しづらい時間帯になっていますが、昼間の開催も検討中ですのでご了承ください。 会場は新しくオープンしたばかりの「そらいろ」です。 見学も兼ねてお気軽にご参加ください。 意見交換会とありますが、必ずしも発言を求められる場ではありません。 和やかで前向きな会にしたいと思っています。 議会と町民との距離が近づく

          11月24日は町民と議会の意見交換会です。

          2050年、東川町の人口はどうなっているのでしょうか?

          全国的にも珍しく人口が微増し続けている北海道・東川町は2023年に人口8,600人になりました。 30年前の1993年は7,063人だったので30年間で1,600人(約2割)が増えたことになります。 大雪山や豊かな地下水など自然環境の良さ、旭川市や旭川空港に近いという立地の良さ、住民サービスの良さなどから移住者・転入者が増えています。 また全国唯一の公立日本語学校と専門学校の留学生が400人以上いることも大きな要因になっています。 また東川町は「適疎なまち」として過密でも過

          2050年、東川町の人口はどうなっているのでしょうか?

          東川町共生プラザ「そらいろ」を見てきました。

          10月2日にオープンする東川町の公共施設「そらいろ」(東町2丁目 羽衣公園横)を議員で見学させてもらいました。 デザイン監修は隈研吾氏。これで町内に4箇所目の建築物となります。 まだ備品などが搬入される前ですので、がらんとした感じですが、オープンした暁には多くの町民で賑わうことでしょう。 「そらいろ」は高齢者と子ども、子育て世代が集うことを主な目的とした施設です。 健康づくりや、料理教室、留学生との会話、学習支援、相談など全世代が利用できる場となるでしょう。 予定されてい

          東川町共生プラザ「そらいろ」を見てきました。

          9月の東川町議会の定例会スケジュール。一般質問や決算、天人峡の廃ホテル撤去など審議します。

          9月5日(火)と8日(金)は東川町議会の令和5年度第3回の議会の定例会です。 この9月の定例会は前年度の決算審議が大きな議案で、 6日(水)と7日(木)の2日間朝から夕方まで、役場のすべての課より聞き取り(決算議案調査)を行い、8日(金)に決を採ります。 初日の5日(火)には5名の議員から一般質問が行われます。 飯塚は今回質問には立ちませんが、 興味のある方は傍聴にいらしてください。 5日(火)は9時30分から開会。直後から一般質問が始まります。 一人45分の持ち時間とな

          9月の東川町議会の定例会スケジュール。一般質問や決算、天人峡の廃ホテル撤去など審議します。