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「期限を決める」という成功法

vol.39

東京都練馬区関町北に本店を置くスーパーマーケット「アキダイ」

同社の社長である秋葉弘道さんは、テレビにもよく登場する名物社長として知られています。

〈産経新聞 / 2023年10月2日〉

ちなみに、多いときで年間300回以上、メディアからコメントを求められるそうですよ…(驚)

そんな名物社長さんでも30年ほど前にお店をオープンした時は、閑古鳥が鳴いていたとのこと…

どん底状態が2週間続き、そこから集客&売上が急上昇したというのですが、そこにビジネスにおける成功の秘訣があると思ったのです。

それは

1年後に店を閉めるという決意

えっ??閉店を決意して、何で売上が上がるの??

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

実はその決意には、「1年、とにかくがんばって、それでダメなら店を閉めよう」という覚悟が詰まっているのです。

秋葉さんは、その時の気持ちをこのように語っております。

それまでは「お前があれだけやってダメだったのなら、しかたない」と周りに言ってもらえるよう頑張ろうと、腹を括った。

そして

誰もいない通りに向かって「らっしゃい!」と声を張り上げる
バスが通りかかるたび「ダイコン1本10円」と書いた紙をその車窓に向けて掲げる

などなど、「できること」を思いつくだけ、試行錯誤を繰り返す

すると、1人また1人とお客さんがお店に足を運ぶようになったとのこと。

そして、その「1年の間にできるだけのことをやる」という積み重ねで売上が上がり、気がつくと30年以上も経っていたそうです。

非常にヒントになりますね〜😊

期間を区切って、覚悟を持ったことで120%頑張れる
売上が上がり、お客さまからも愛されることで、さらにやる気も湧いてくる
成長成果好循環が生まれる

「1年間」期間限定にしたことで、好循環の起点が生まれたのでしょう。

さらに、凄いと思ったのが、秋葉さんが「誤ってトラックの荷台から路上にキウイフルーツをばらまいてしまった」時の話。

それを知ったお客さんの一人が「これ、売り物にならないでしょ?」といってわざわざ買い取ってくれたそうです。

恐らく普段、120%で接客を行う秋葉さんの姿に、こちらのお客さんは胸をうたれていたに違いありません。

与えた感動は、いつか戻ってくる。

感動の好循環ですね。

こうした好循環は、仕事に魂が乗っかっているかどうかが最近非常に重要な気がします。

魂で仕事をする

これもAIにはなかなかできないことなのかと思います。

こうしたところに、大きなヒントがあると思った秋葉社長の仕事哲学でした😊



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