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駅は「メディア」である

vol.68

本日は、横浜クライアントSDGsイベントがあり、運営の仕事を行ってきました。

最近の生活者はエシカルへの意識年々高くなってきていると感じます。

そんな中、同じ横浜で興味深い取り組みがあるので共有させていただきます。

横浜市営地下鉄関内駅に、パンを販売するロッカー型の自動販売機が設置されたのですが、単なる自販機ではないのです。

〈読売新聞 / 2024年2月3日〉

賞味期限内にもかかわらず、店の営業時間内に売り切れなかったために廃棄せざるを得ない食品ロス解消を目指した自販機なのです。 

その日に作られた食パンや総菜パンなどのうち、店が閉まる午後7時までに売り切れなかった商品がロッカーに。

これにより、年1.2トンの廃棄物を減らす効果があるとのこと。

売り手も廃棄を減らせますし、買い手も3割引きほどでお得に購入できるので、まさに三方よしの企画なのです。

こちらは、横浜市のSDGs未来都市推進課が企画。

夜のうちに売り切れることも多いとのことから、やはり駅が持つ力の大きさを改めて感じます。

例えば、横浜の中心である横浜駅は、コロナ前の2019年の調査では、1日平均の乗降客数約230万人で、年間乗降客数は約8億4100万人と言われている巨大ターミナル。

何かこのようなアクションを起こせば、社会に大きなインパクトを与えることができます。

横浜駅のみならず、駅を「メディア」として捉え、社会変容の装置にしていく。

インバウンドも増えている昨今、特に観光都市の駅は世界を変えるスイッチになる可能性に溢れているのです😊

ちなみに、社会貢献の取り組みということで言えば、ある小学校での取り組みに胸が打たれました。

それは、塩尻市桔梗小学校4年2組の生徒たちが能登半島の被災地に届けたという義援金の話。

〈信濃毎日新聞デジタル / 2024年2月1日〉

彼らは昨春、総合学習の時間野菜を育てて売り、困っている人に寄付しようと決め、校内の畑でトウモロコシ、サツマイモ、ハツカダイコン、マリーゴールドなどを栽培。

参観日などで保護者に販売し、4065円の売り上げを上げたそうです。

そして、子どもたちが話し合った結果、被災地に贈ることに。

先月31日、クラスの32人中、欠席者を除く27人が市役所を訪問し、直接全額と被災者へのメッセージの寄せ書きを百瀬敬市長に託したそうです。

非常に心が温まります〜

冒頭でエシカルの意識が年々高まっていると話しましたが、教育の現場でのこのような取り組みが実を結んでいるのかもしれませんね😊

〜ということで、あったいう間の3連休だったのではないでしょうか?

とはいえ、まだ夜のひと時はのこっておりますので、良き時間をお過ごしくださいませ。

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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