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ファミコンミニ2が出るなら【中】

30本もあるので、容量が動画とか入れるとスマホとかじゃなかなか再生されにくいですね。急遽3つに分けた方がいいかな、と思ったので分けました、すいません。では早速中巻の10本も行ってみましょう。


エレベーターアクション タイトー 1985年6月28日発売
このゲームもディグダグとは別の友達の家でよくやってました。その子もあんまりその当時はこのゲームが好きだったから貸してくれませんでしたね。スーパーマリオしか知らなかった子供の僕が少しずつ他にも面白いゲームがあると言うことを知っていくそのプロセスが懐かしいですね。未知の冒険に出ていくような高揚感があの時代にはありました。やっぱりすべてが輝いていた黄金のような時代だったんだな、と懐かしい気持ちでいっぱいになりますね。昭和の終わりのあの空気感、子ども心に響きまくっていたな。ファミコンのピコピコ音とともに。


ドルアーガの塔 ナムコ 1985年8月6日発売
これは完全にノータッチなのですが、商売上入れておいた方が売れるかな、という架空の設定ですがそこも計算して笑。こんなにも有名なゲームなのですが、全く触れなかったのはたぶんスーパーマリオが出る前ののゲームだからかな。あれが出たらもうアレ以降のゲームしかほとんど目に行かないというか、少なくとも当時の僕はそうでした。アクションRPGっていうジャンルも小さなゲームやり始めの子どもには手が届かない世界でしたし。知らなかったですが、音楽結構格好いいですね。


ポートピア連続殺人事件 エニックス 1985年11月29日発売
ドラゴンクエストで有名なエニックスのドラクエ前のヒット作ですね。堀井雄二がドラクエと同じくシナリオ書いたりしてます。凄い才能の持ち主ですよね、堀井雄二は。このファミコン初のアドベンチャーゲームもなかなか奥が深くて、子どもの時に初めてやったのですが、今までやったことないタイプでしたが、ハマらせる要素が多くて、何時間もやったりしていました。犯人とかめっちゃその界隈では有名なのでネタバレ禁止で。もうバレそうですが笑。また機会があればやってみたいですね。


グーニーズ コナミ 1986年2月21日発売
僕の大好きな洋画「グーニーズ」をそのままアクションゲームにしてくれた傑作ゲームです。グーニーズは映画も本当に面白かったですね。少年時代の冒険心をくすぶりまくった最高の映画だと思っています。そのグーニーズの世界観をそのまま移植してファミコンの傑作にしたのがこのゲームで、操作性や隠しアイテム、そして何よりBGMが映画の主題歌そのままの耳の残るアレンジとなっていて、ハマる要素目白押し。でも最後までクリアできたかどうかは覚えていないので、結構難しいゲームだったのかもしれません。この動画の人みたいに上手くなかったことだけは確かです笑。


忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻 ハドソン 1986年3月5日発売
藤子不二雄のアニメ「忍者ハットリくん」、僕も好きで毎週アニメ観てました。で、そのゲームが発売となるからすぐに飛びついて、いや後追いでしたが、買ってハマっってましたね。忍法の種類が豊富でいろいろと組み合わせていろいろな障害をクリアしていくのが楽しかったです。隠しボーナスとかもいろいろあってそれを探すのが結構面白かったです。これはハマりまくって何とかクリアした記憶はあります。


スターソルジャー ハドソン 1986年6月13日発売
ハドソンと言えばこの頃子供たちに絶大な人気があった「高橋名人」のことを思い浮かべる人も世代的に多いんじゃないかと思いますが、高橋名人がこのゲームとかで1秒間に16連射するとか、もう神業だって心酔したりしてましたね。連打測定器とかでめっちゃ練習したり、僕は1秒間で8回とかでしたか、忘れたけど。このスターソルジャーも自動連射機能付きのハドソンから出た「ジョイカード」とかでやると結構下手なりにそこそこ先のステージとかに行けたりしました。パワーアップの音楽もノリノリでテンション上がりましたね。


がんばれゴエモン!からくり道中 コナミ 1986年7月30日発売
このゲームは有名で友達やゲーセンとかでプレイしているのをみて面白そうだ、と思っていましたが何故か結局買わずに終わってしまいましたね。他のゲームが忙しかったとか、もうドラクエにハマり過ぎて普通のゲームに戻れない体質にされてしまっていたとか、かな? でもこれは名作ゲームなので今やっても面白いと思います。たぶん。


高橋名人の冒険島 ハドソン 1986年9月12日発売
これも自分では持っていませんでしたが、友達の家でしょっちゅうやっていたのをよく覚えています。その時一番仲が良かった友達だったから、学校から帰るといつもその子のところへ行って僕が持っていなかった「高橋名人の冒険島」、めっちゃ難しくてクリアできなかったけど、お互い競うようにして順番でやって腕を磨いていましたね。懐かしい。


迷宮組曲 ハドソン 1986年11月13日発売
一番好きなゲームと言っても過言じゃないくらい、いい思い出の詰まったゲームですね。単純なアクションゲームなのですが、音楽もテーマでボーナスエリアでひとつひとつ楽器が増えて最後はオーケストラの演奏になっていくのが子供心にめっちゃシビレまくってました。家でもやったし、外の駄菓子屋さんとかの横にファミコンのアーケード版とか当時たくさんあちこちに置いてあったから、家で磨いた腕を外の観衆の前で、と言ってもゲーセンとかじゃないので、ひとりとかでしたが、披露できる快感に酔っていたりと、いろいろと思い出します。人生でいちばん何の悩みもなく毎日が楽しく過ぎていった小学2年のあの頃の風景ごと、穏やかな風に乗って遥か未来の現在まで運んできてくれるような、本当に懐かしいいい思い出しかないゲームです。やっぱりあの頃以上の幸せってないんかな?


ドラえもん ハドソン 1986年12月12日発売
この頃のハドソンは完全に任天堂を超えていましたね。とにかく短いスパンで名作ゲームを次から次に出してくるから、高橋名人の人気と相まって、子どもたちはみんな任天堂よりハドソン、って感じで見ていたんじゃないでしょうか? このドラえもんも今からすればめっちゃ単純なアクションゲームとかかもしれないですが、当時はもう中毒になるくらいずっぽりと沼にハマっていました。1面はアクション、2面はシューティング、3面はアドベンチャー、アクション、RPG、シューティング、何でもござれ、みたいな。コンティニューとかない時代だったから、毎回順番にクリアするまでやらないといけないので、そりゃ時間かかるわ。ハマるわ。でも面白い。どうやら日本は未曽有の時代に入っていったみたいだ。子供がみんな家から出てこないらしい、なんてどこかの諜報機関がそう本国に伝えていたかも。


やっと20本目も終わりました。面白いゲームが時代とともに増えていくのが、進化していっているのが分かるかも。でも今の基準からすれば本当にメモリとか小さくて話にならないのかもしれませんね。でもその少ない容量の中で当時のゲーム開発者たちは知恵を絞ってどうやったら面白いゲームが出来るだろう、という知恵比べして、本当に面白いゲームとかが後世に語り継がれていく、もはや歴史の一部にもなっていますもんね、ゲームは。凄い時代になったもんだと、最初のゲーム世代は思ったりします。では下巻で、またお会いしましょう。

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