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ゲーム音楽個人的10選

8歳でファミコンを買ってもらい、それから20歳くらいまでかなりの時間ゲームに時間を費やしてきました。ゲーム自体が面白いのは言うまでもなく、その間ずっと耳で聞き続けてきた音楽というものもかなり思い出に刻まれてきたりしています。そこで今回は主に1985年くらいからの約10年、僕が一番ゲームをしてきた時代の音楽で心に残っているものをすべて原曲(ゲーム中の音楽、オーケストラとかじゃない方)で紹介したい……と思っていましたが、ちょっと現代の耳で聞くには堪えがたい部分も多々あったので途中のファミコンの数曲はエレクトーンとかのアレンジしたものに変えたりしています。そんな感じですが、ではどうぞ。


スーパーマリオブラザーズ 地上BGM 任天堂(1985年)

これはほとんどの人になじみのある音楽でしょうね。洗脳みたいに脳内に鳴り響いていましたから。子どもの脳は親和性が高いとかいうから、どれくらい成長過程で影響を及ぼして来たのか、ちょっと研究とかやってほしいな、とか思ったりします。まあ子供時代の僕は単純に面白いからハマっていただけでしたが。


ドラゴンクエスト 序曲 エニックス (1986年)
やっぱり初代のこのオープニング画面に流れるこの超有名曲が一番合っているというか、好きですね。すべての物語はこの画面のこの音楽から始まった……って感じがいいです。僕自身は「Ⅱ」から始めたのですが、難しすぎる「Ⅱ」より「Ⅰ」の方が好きでしたので思い出もこっちかな。1分とちょっと短いですが、すいません。


ドラゴンクエストⅡ LOVE SONGを探して エニックス (1987年)
これは長くて有名なドラクエⅡの「ふっかつのじゅもん」の入力画面のバックで流れてプレイヤーのストレスを軽減させるのに大きく貢献していた(?)ファミコン屈指の名曲です。どのアレンジよりこの原曲が一番いいですね。80年代の空気感を程よく表した名曲だと思います。「Ⅱ」にはこういう80年代の良い空気感を思い出させる名曲が多くてドラクエの音楽では一番好きかも。ゲームとしての完成度は圧倒的に「Ⅲ」で、僕が一番好きなゲームも「ドラクエⅢ」です。今回は紙面の都合上割愛しましたが、また機会があれば。


ロックマン2 Drワイリーステージ1BGM カプコン (1988年)
これは僕の中でゲーム音楽では一番好きな曲です。めちゃくちゃ格好いい曲ですね、今聴いても。当時もこの「ワイリーステージ」に入った途端にこの音楽が流れてきて、腕が鳴りましたもん。難しいゲームではありましたが、音楽に乗せられて上達していった、みたいな。クリアはしてなかったと思います。難しかったですね。この人のエレクトーンのゲーム音楽の再現率は凄いですね。


ファイナルファンタジーⅢ 果てしなき大海原 スクウェア (1990年)
これは今回の記事を書くにあたって本当に久しぶりにファミコンの原曲を聴いて、「あ、やっぱりこの音楽やった」と思い出して再会をひとり喜んでいました。ファミコンのファイナルファンタジーⅢにハマっていたのはもう30年以上も前でしたが、この浮遊大陸を出た時の音楽が凄く印象的でいい曲だと覚えていました。改めて聞いてみると、やっぱりいいですね。当時を懐かしく思い出したりします。これもファミコンの原曲ではややきつかったのでDSのリメイク版の音楽で失礼します。


ファイナルファンタジーⅢ 水の巫女エリア スクウェア (1990年)
これは前曲に続いてあんまり覚えていないのですが、船の中で流れていてこの2曲連続でめっちゃいい曲流れていたから僕の中ファイナルファンタジーⅢは永遠に心に残る名作となったのでした。シナリオとかは30年以上やってないのでほとんど忘れましたが、この2曲のエピソードとかは何十年経っても忘れがたいものですね。音楽の力ってゲームにおいても絶大ですね。これもDSリメイク版からどうぞ。


キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー 東邦学園BGM テクモ (1990年)
これは今回の記事を書くにあたって見つけた、そして思い出した名曲です。キャプテン翼Ⅱもかなりハマって、サッカーゲームなのですが、テクニックいらない、シミュレーションゲームでしたね。判断間違えるとなかなか勝てない、でも必殺シュートとかアニメーションすごく良かったり……。そんな名作ゲームのセカンドステージの南葛高校編の決勝の相手、日向くん率いる東邦学園にボールが渡った時に流れるBGMなのですが、格好いい曲なんです。このゲームの音楽自体名曲多いので、良かったらやってみてください。これも原曲がややきつかったのでアレンジしたもので。


クロノトリガー 樹海の神秘 スクウェア (1995年)
平成最高のゲームにも選ばれたドラクエの堀井雄二、ファイナルファンタジーの坂口博信、ドラゴンボールの鳥山明が集まって作った夢のゲーム「クロノトリガー」。これだけ才能ある人たちが集まって面白くないわけがない傑作RPGでしたが、さらに凄いのは音楽がこの当時まだ無名の23歳の光田康典という若者によって生み出され、それがそれまでのゲーム音楽の先達をも越えるものにあったことだと僕は思います。それくらいこのクロノトリガーの音楽は異次元でしたね。この「樹海の神秘」とかあまりにもいい曲過ぎてゲームの途中1時間くらい「森」の場面で手を止めて夜中に聞いていたくらいですもん。ヒーリングミュージックとしても十分成り立つレベルだと思います。


クロノトリガー 時の回廊 スクウェア (1995年)
で、もっと好きな曲がこれなんです。クロノトリガーで。ゲームの中で12000年前の超古代の浮遊大陸のフィールドや街で流れる音楽なのですが、その神秘的な世界観をオリエンタルな装飾で飾って名曲に仕立て上げるこの光田康典の底知れぬ才能と来たら……。ただでさえ12000年前のアトランティス文明を思い起こさせる世界観の場面だけでも16歳の少年はトリップしてしまうのに、そのバックにこれが流れていたら一生ものの体験となるに決まってるやん。アカンわ、これ。反則やって笑。それくらい素晴らしすぎるゲーム人生最高の瞬間を過ごさせて頂きましたね。


スーパードンキーコング2 とげとげ迷路BGM 任天堂 (1995年)
最後はこれ。これまたネット界隈で「神曲」としていろいろと取り上げられることも多い結構有名な曲なんですね。僕はやっていた当時、たしかに凄くいい曲だと思っていましたが、他にもこの「2」にはいい曲があって、単独ではあまり覚えてなかったです。浮遊感、トリップ感がたまらないですね、久しぶりに聴いてみると。いやあ、思い出補正かもしれませんが、あの時代のゲームの音楽っていい曲多かったな。今はほとんどしないので知らないですが、すいません。100分耐久でどうぞ笑。


久しぶりに思い出したりして書いていて楽しかったです。1995年で僕のゲームの歴史は止まっているので、そこまでしか知らないですが。発展していく中でゲーム音楽も作る人の情熱というか、才気ほとばしる名曲が生まれ落ちていくそんな瞬間にも立ち会っていたんだなあ、と今振り返って思ったりします。まあ僕の中でゲーム音楽はこれ以上のは出てこないですかね。頑張って思い出しても。まあでもいい曲聴きながらゲームに浸ったのはいい思い出ですね。ではまた何かの10選で。

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