中川達夫

大学スポーツを取材していた駒大OB。4年間で約300回取材/担当競技は硬式野球、アイス…

中川達夫

大学スポーツを取材していた駒大OB。4年間で約300回取材/担当競技は硬式野球、アイスホッケー、応援、サッカー、自動車、バスケットボール、準硬式野球、ラクロス、ボウリング/2018年度関東大学スポーツ新聞連盟連盟長、2018年度東都ベースボール編集長

マガジン

  • 駒大アイスホッケーレビュー

最近の記事

  • 固定された記事

退任にあたって、"元担当記者"より 駒大・大倉孝一監督が示してくれた「礼明慮」

駒大硬式野球部の大倉孝一監督が退任した。かつて女子野球ワールドカップを4回制した名将は、在任13季で東都1部優勝ならず。苦しむシーズンが多かったものの、6度戦った入替戦では1部昇格2回、1部残留3回(、2部降格1度)と強さを見せた。また、そのキャラクターで大学野球ファンからも愛されたのではないかと思う。 駒大在学中にスポーツ新聞部に所属した私にとっては、2年次だった2017年に"初代大倉監督担当"として取材させてもらうなど、とてもお世話になった方である。 大倉監督が大切にし

    • #上野翔太郎 駒大時代の背番号変遷と、駒大硬式野球部背番号の話

      昨日、今季から三菱日立パワーシステムズでプレーする上野翔太郎選手の駒大時代の背番号についてこんなツイートをしました。今季から背負う18番はフレッシュトーナメントで着用している気がしたのですが、はっきりと覚えていなかったので駒大での背番号変遷と合わせて調べてみました。 上野 翔太郎 (うえの しょうたろう) 右投げ右打ちの投手。3月に駒澤大学経済学部現代応用経済学科を卒業。駒大では1年次春季から登板を果たし、主にリリーフで起用されたが、制球難やアクシデントなどでなかなか定着で

      • 【レビュー/アイスホッケー】プレッシャーのかけられない守備、サポートの足りない攻撃 大量失点の駒大が上智大に惨敗

        2019年9月22日 関東大学アイスホッケーリーグ2部 駒大0ー6上智大 得点者:竹河内2、柳川、小池、和田森、池田(上智大) 惨敗である。駒大は上智大相手に攻守共に機能せず。2試合連続完封負けで最下位に転落した。 もはや上智大5人対GK菊池亮介1人試合開始時の両チーム第1セット(白が駒大) この日の駒大は主力のDF川野翼、DF西田朋生がけが等により欠場。代わりに第1セットの左ウイング(LWG)だったFW小笠原偉大をDFに入れ、第2セットのセンターフォワード(CF)だ

        • 【レビュー/アイスホッケー】DF山口堂々デビューも、攻守共に見せ場なく…… 駒大はリーグ戦初戦で筑波大に完敗

          2019年8月31日 関東大学アイスホッケーリーグ2部 駒大0ー3筑波大 得点者:大森、高口、広瀬(筑波大) 完敗という他ないだろう。駒大は筑波大相手にほぼ何もできないまま開幕戦を終えた。 リベンジの場も……4日前まで新潟市・MGC三菱ガス化学アイスアリーナで合宿を行っていた同士の対戦。駒大にとって筑波大は秩父宮杯決勝リーグで0―1で敗れた相手であり、リベンジの場でもあった。 試合開始時の両チーム第1セット(紫が駒大) 立ち上がりから押し込まれる展開になった。 先制

        • 固定された記事

        退任にあたって、"元担当記者"より 駒大・大倉孝一監督が示してくれた「礼明慮」

        • #上野翔太郎 駒大時代の背番号変遷と、駒大硬式野球部背番号の話

        • 【レビュー/アイスホッケー】プレッシャーのかけられない守備、サポートの足りない攻撃 大量失点の駒大が上智大に惨敗

        • 【レビュー/アイスホッケー】DF山口堂々デビューも、攻守共に見せ場なく…… 駒大はリーグ戦初戦で筑波大に完敗

        マガジン

        • 駒大アイスホッケーレビュー
          4本

        記事

          【ゲームレポート】個人対チームは準備の差 駒大の決勝リーグ初戦は完敗……アイスホッケー秩父宮杯

          2019年5月26日 秩父宮杯第67回関東大学アイスホッケー選手権大会Bグループ決勝リーグ 駒大1ー4昭和大 得点者:茂内(駒大)、杉山、渡、石井2(昭和大) 一言で言えば準備の差。駒大の決勝リーグ初戦は完敗だった。 連動していた昭和大第2ピリオドまで昭和大が押し込み、最終的に3点差をつけたこの試合。両者の差が表れたのは攻撃面だった。 昭和大の1、2点目はリバウンドを詰めたもので、3、4点目は押しこんだ状態でのブルーライン付近からのロングショット。得点シーンでは少しわ

          【ゲームレポート】個人対チームは準備の差 駒大の決勝リーグ初戦は完敗……アイスホッケー秩父宮杯

          【ゲームレポート】集中して守り、少ないチャンスを生かす 駒大が快勝で決勝リーグへ……アイスホッケー秩父宮杯

          2019年5月12日 秩父宮杯第67回関東大学アイスホッケー選手権大会Bグループ、Bトーナメント2回戦 駒大2ー0学習大 得点者:渡辺、矢口 正直に言えば厳しい展開になるかと思っていた。だが、結果は逆。駒大が学習院に快勝して決勝リーグに駒を進めた。 足が動かなかった初戦前日の初戦、東京理科大戦は就活のため半分しか見ていない。だが、率直な感想は「新体制初戦ってこんなものなのかな」だった。足が動かず、パックへの反応も悪い。ポジショニングもあまり良くは見えなかったし、攻撃も単

          【ゲームレポート】集中して守り、少ないチャンスを生かす 駒大が快勝で決勝リーグへ……アイスホッケー秩父宮杯

          学生記者はファンなのか

          以前から気になっていることがある。各大学スポーツ新聞部の学生記者が自身と担当部や選手との関係について時々「ファン」と表現していることがあるのだ。「学生記者は担当部の1番のファンであるべき」と言う人もいる。 学生記者はファンなのか。私は否だと思っている。 そりゃ私だって担当各部に思い入れはある。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。硬式野球部が1部復帰を決めた時は泣き崩れるエースや主将を見て、もらい泣きしかけた。 しかし、試合中の記者席やカメラ席で声を上げて喜んだり、涙を流すこと

          学生記者はファンなのか

          1点差の9回1死満塁。代打西丸に感じた国学院大・鳥山監督の“打力以上”の意図

          10月4日東都大学野球1部中央大学と国学院大学の1回戦。4回までに5点を奪われた国学大は7回、8回で4点を返し1点差に迫ると、9回も3四球で1死満塁と攻め立てた。 ここで国学大・鳥山泰孝監督が動いた。2打数無安打の森田涼雅に代えて西丸泰史を代打で起用したのだ。 西丸は主将も務める左打ちの好打者。昨春には打率.417を記録し、満票で指名打者部門のベストナインを受賞した。だが、今季はここまで12打数1安打で打率.083。2試合連続でスタメンを外れていた。 一般論として、1点

          1点差の9回1死満塁。代打西丸に感じた国学院大・鳥山監督の“打力以上”の意図