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賛成なの?反対なの?どっちなの?

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

こちらは国民民主党の玉木代表の「子育て増税」に対する私のポストなのですが、「今日も聞きますが」と書いているようにこれまでも同じ内容のポストをしつこく投げています。

なぜこんなにしつこく聞くのかというと

委員会や本会議などで法案に対する採決権を行使できるのは議員本人しかいないから

です。

国会議員はコメンテーターや解説者ではなく「立法府の人間」です。

だからこそその法案に対する「賛否」を明確にしてくれないと有権者は判断のしようがありません。

現在公判中の元参議院議員であるガーシー被告が、その逮捕前に国会に登院しないことを理由として「除名処分」となりましたが、彼がしたことはただ国会に来なかっただけではありません。

彼がしたことは「採決権の放棄」です。

除名処分が「ガーシーに投票した28万人の民意を無視した」とか「民主主義の破壊」などと当時は随分騒ぎになりましたが、私からすれば民主主義を壊しているのは採決権を放棄した彼やそれを黙認してきた人達であり、除名後に彼の議席を金で売り買いした旧NHK党の連中でしかありません。

選挙に行かない有権者を馬鹿にする風潮がありますが、それならその選挙によって選出された議員が採決権を放棄することや、議席を売り買いすることがどれほど有権者を馬鹿にした行為であるかは説明するまでもないでしょう。

話が少し逸れましたが、それほど採決権の放棄は重いことなのです。

そう思うからこそ党派に関係なく、採決権を持つ国会議員が法案に対する賛否を曖昧にしたり、事前の意思表示と違う投票行動を行うことについては決して許すべきではありません。

これも採決権の放棄と同様に、選挙の意味を破壊し、民主主義を冒涜する行為だからです。

これは政治思想以前の問題です。

意見が違うのと、意見を隠すのは根本的に違うということは子供でもわかることです。

どう理屈を並べても法案採決には「賛成か反対」しかないのですから、議員はその法案について「賛成か反対か」を有権者に意思表示をし、そのうえでそうなった理由を説明すべきです。

ちなみに棄権は採決権の放棄ですので、最も恥ずべき行為であることは当然のことです。

また党議拘束があるという言い訳も問題外です。

意思に関係なく党の方針に従うしかないというのなら、それを選挙で言いましょう。

「私は当選しても党の言いなりですから公約実現に責任は持てません」と。

それを選挙で言わずに党議拘束を隠すなら、それも「民意を無視する無価値な議員」でしかありません。

もう一度言いますが

法案に対する採決権を行使できるのは議員本人しかいません。

ですのでその賛否の態度を明らかにしないと、有権者は何もリアクションが出来ません。

賛否を明らかに出来ないのであれば「なぜ出来ないのか」を有権者に説明すべきでしょう。

あれだけ国会で自賠責借りパク問題を取り上げ批判しておいて、採決時にはしれっと賛成票を入れた過去を私は忘れていません。

「まっとう」だとか「正直」といった言葉を使いたがる政党が多いですが、まずは

「法案への賛否の意思を有権者に示し、その通りの採決行動を行う」

という当たり前のことから始めてください。

それが「まっとうで正直な政治」です。

ということで、今日はここまで。

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