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残念ながら必ずさわられてしまう → ×

もし一般利用者ではなく、施設管理側だけで確認や操作をする機材であれば、目立つ場所に置く必要はありません。一般利用者の目の届かないところに隠して格納してしまえば良いわけです。

百歩譲って、何らかの事情で利用者の目に触れるところに設置する必要があるのであっても、簡単に手の届く場所に置くのは望ましくありません。

禁止事項を書いたところで、好奇心で押してしまう人はいるものです。注意書きを書くなら、一般利用者が押すことを禁止されているボタンを押すと何が起こるか、「警報が鳴る、スプリンクラーが作動する、警備会社に通知されるなど」を具体的に記載したほうが効果的だと思います。


※本記事は筆者ブログからの転載です。
Originally published at ktazuke.goat.me on Feb 18, 2017

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