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名勝負シリーズ

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2000年第76回箱根駅伝2区 高橋謙介(3)vs神屋伸行(2)「23kmのランデブー」

2000年第76回箱根駅伝2区 高橋謙介(3)vs神屋伸行(2)「23kmのランデブー」

巷では今年の箱根2区、相澤選手と伊藤選手の並走が「ランデブー」と言われちょっとした流行語のようになったが、私の中での「ランデブー」は間違いなく駒沢大学神屋選手と順天堂大学高橋選手。これ以外ありえない。

タイム差なしタスキを同時に受けてからタスキを同時に渡す。区間記録はタイム差なし。
区間賞こそ法政大学の坪田選手に譲ったが、箱根駅伝史上稀に見るデッドヒートだったことは間違いがない。映像がないことが

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名勝負 2005年第10回 都道府県駅伝7区 上野裕一郎vs北村聡「必殺死んだふり」

名勝負 2005年第10回 都道府県駅伝7区 上野裕一郎vs北村聡「必殺死んだふり」

どのスポーツにも「名勝負」と呼ばれるものがあると思うが、陸上競技も例外ではない。誰もが知っている名勝負からコアなファンしか知らないような勝負まで、いくつか紹介したい。
※考察などすべて私の偏見が含まれております。

上野裕一郎(長野)vs北村聡(兵庫)
「必殺死んだふり」もうこのサムネイルを見るだけで熱くなる。
長年のライバル、長野県代表の上野裕一郎と兵庫県代表の北村聡、ともに大学1年でのアンカー

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